FC2ブログ
美ヶ原高原の東側に位置する「美しの国」別荘地。豊かな大自然を伝えます。
前回のリクエストに応え、ごんとうちゃんさんがレポートを送って下さいました。


 いくら美しの国と言っても、毎日暑いです。長雨の次は日差しの強さで、散策もままなりません。しかしながら、次から次に咲き始める草花に誘われて、毎日出かけることになります。
 今年は、何故か初めて見る動植物や名前がわかる動植物が多いです。植物だけで20種以上見つけました。永住2年目にして、眼が慣れてきたのかもしれません。都度に掲載して頂いていますが、追いつきません。ですので、今回は長いレポートになってしまいました。pu-さんのリクエストで派手なものと、やはり種類が多い地味なものを報告いたします。よろしくお付き合いください。

 まず、先般の報告でアカバナ科のタニタデを紹介しましたが、アカバナ科の新しい仲間を2種紹介いたします。
 ミズタマソウです。我が家に生える数少ない植物ですが、美しの国じゅうでたくさん見かける様になりました。花は6mmで、8月上旬に開花です。タニタデと同じく花の子房が繊毛のあるボールのようになります。名前の由来だと思います。花弁2枚、萼2枚、雄しべ が2本、雌しべの先がわずかに割れているところも同じで、同じ仲間だということが理解できます。
ミズタマソウ

ミズタマソウ2

次にウシタキソウです。長らくミズタマソウだと思っていましたが、葉の形状がハート型であることから、今年違いに気づきました。4街区の道端に咲きます。開花は少し早く、7月下旬です。花や繊毛のある子房はミズタマソウとほぼ同じですが、雌しべが長いです。
ウシタキソウ

2ウシタキソウ

ケフシグロです。ナデシコ科のフシグロの一種です。フシグロの茎や葉に繊毛が生えている(2枚目)種類です。背丈が高く1m以上になります(分かりにくいですが1枚目)。
花はツボ型で、ささやかな白い花弁を持ち、茎の頭頂や葉腋に咲きます(3枚目、上の2輪は虫食いと思います)。二年草にしては地味です。3街区と子檀嶺神社前の草地に生えていました。開花は8月上旬です。

ケフシグロ

ケフシグロ2

ケフシグロ3
 オオヒナノウスツボ です。ゴマノハグサ科の多年草です。過去2度ばかり報告されていますが、道路のすぐ脇に咲いている株を見つけたため、花の様子がよく分かりましたので、再報告させていただきます。上記のケフシグロと同じツボ型の花です。当地では珍しい植物でしたが、今年は10本ぐらい確認できました。
オオヒナノウスツボ

2オオヒナノウスツボ

 最後は派手なものとして、メタカラコウです。キク科です、7街区の敷地内に咲きます。数年前に見つけた時は人為的に植えられたものと思っていましたが、今年、4街区の沢にも生えているのを見つけたことから、自生しているものと思います。
 背丈は大きく、マルバタケブキと同じくらい、葉も同じくらいですがハート型をしています。花弁は2、3枚が不規則で、同じ仲間のオタカラコウと異なる所です。残念ながらオタカラコウにはまだ遭遇していません。
メタカラコウ

メタカラコウ2

by ごんとうちゃん


ミズタマソウやウシタキソウ、ケフシグロなど微細な花に気付くごんとうちゃんさんの眼の良さには、驚くばかりです。オオヒナノウスツボが増えているのは嬉しい情報ですね。
次は何を発見してくださるか、楽しみです。

by pu-

[2020/08/12 22:20] | 未分類
トラックバック:(0) |
一時は50~60頭ものヒョウモンチョウが群がっていた我が家の庭は、ヨツバヒヨドリがくたびれてくるにつれ閑散としてきました。
ヒョウモンチョウ
数頭ですが、代わりにアサギマダラが増えてきました。
永年こんな風景を見続けてきた方のお話では、この2者は相性が悪く、アサギマダラがヒョウモンチョウに追いかけられて次第に近づかなくなるということです。確かにそんな場面を見たことがあります。
ヒョウモンチョウとアサギマダラ
こんな平和なシーンも、たまにはあるのですが。

ベニシジミ
黒い蝶は何か分かりませんでしたが、ヒョウモンチョウ・ベニシジミ・クロスズメバチが一緒でした。

今年は、テニスコートの上のチダケサシが増えてきれいです。
チダケサシ

チダケサシ2

せせらぎコースのクサボタンが大きくなり沢山の花を付けています。
クサボタン
花弁はなく、巻いているのは萼片です。ここのクサボタンは色が薄く白に近いのですが、大きく巻いているので可愛らしい印象です。

他にもいろいろ咲き始めています。
ごんとうちゃんさんからメタカラコウ・マツモトセンノウなど派手な花のたよりも届きましたので、まとめて下さるのを期待しています。

by pu-

[2020/08/10 23:30] | 未分類
トラックバック:(0) |
昨日も今日も、さやさやと秋のような風が吹いて涼しい日でした。
ごんとうちゃんさんに花の情報をいただき見に行くのですが、たいていとても小さくて、よくこんなものを見つけられたと驚くことが多いです。あることは確認できても少しの風で揺れますから、撮影を諦めることが度々です。
新しいレポートが届きましたのでご紹介します。


 この地に自宅を建てて20年になります。旧S邸のお庭に憧れて、周囲に柵を設置したり、道端の花々のタネを頂戴したりと工夫してきましたが、地味な花しか咲かない状態が続いています。日当たりなのか、土のせいなのかよくわかりません。生えてくるのは、先般紹介したハエドクソウのようなものばかりです。今回紹介するのもその類いです。

 まずはタニタデです。とにかく花が小さく、3mmしかありません。アカバナ科です。開花期は7月下旬です。花弁2枚、萼2枚、雄しべ2本、雌しべの先が少し割れています。子房には繊毛が生えています。
タニタデ

タニタデ2

 ヤマニガナです。キク科です。背丈が高いです。一番高いもので170cmはあります。高さだけなら見栄えは良いのですが。風が吹いても倒れないぐらい丈夫です。葉が鉤形で翼がついていて、手裏剣の様です。開花は8月上旬です。
 ニガナの花に似ています。種子はタンポポ の様な綿毛となります。仲間にムラサキニガナがあるらしいのですが、そちらは花が紫色とのこと。そちらだったらもっと見栄えが良さそうですが。

ヤマニガナ

ヤマニガナ2

エゾシロネです。シソ科です。開花は8月上旬です。とにかく花の大きさは小さく2mm以下です、シロネ属を含むシソ科の中では一番小さいと思います。
エゾシロネ

エゾシロネ2

 ( おまけ )
 今回は地味な花ばかりでしたので、せめて華々しいものと思い、ラッキーにも我が家のヨツバヒヨドリ に来てくれた、クジャクチョウ(タテハチョウ科)の写真を掲載いたします。
クジャクチョウ

by ごんとうちゃん



タニタデの花、こんなに個性的で素敵な花なのですね。エゾシラネの花に気付くことは難しそうです。
by pu-

[2020/08/07 23:33] | 未分類
トラックバック:(0) |
梅雨も最後になり、散歩途中で突然の豪雨に見舞われました。そばのお宅の軒下に飛び込み友人に車をお願いして帰ることができました。梅雨が明けても近年はこんなスコールが多く、雨雲ズームレーダーの確認を忘れて出るのは危険です。
ごんとうちゃんさんからとても興味深いレポートが届きましたので、ご紹介します。


 もう直ぐ梅雨明けと予報にだまされ続け、もう8月です。やっと、夏らしくなるでしょうか。この間、散策もままならず、雨の止み間に草取りや蝶の観察ばかりでした。
 そんな中、フシグロセンノウの幼株を見つけ植え替えようと引き抜いたところ、なんと、土の中に花が咲いているのを発見。それも透明の花が咲いているではありませんか。
地中の花

地中の花2

 世紀の発見か、と調べましたがなかなかヒットしてくれません。翌日、冷静になるとこれはヒゲネワチガイソウ の株だということを思い出しました。
 皆さん、閉鎖花というのをご存知でしょうか。センボンヤリを見つけた時に初めて知ったのですが、根の近くの土中に閉鎖花を付けるものがあるとは、全く知りませんでした。ワチガイソウの仲間は根元の葉腋に閉鎖花をつけるとのこと。証拠に、根元の拡大写真で花らしき中に種が3粒あるのがわかると思います。
ヒゲネワチガイソウ閉鎖花

 種があるということは、閉鎖花の中で自家受粉し、種子を作り、増えていくということです。そして、透明の花だと思っていたのは、子房の殻が開いただけということでした。
下の別株の写真に、まだ開いていないものと閉鎖花(上側の株の右に3つ種がついているわきの極小さいもの)が見えます。
2ヒゲネワチガイソウ閉鎖花
 
最後に、ヒゲネワチガイソウ (ナデシコ科、開花時期は4月下旬)の地上の解放花を掲載しておきます。少々がっかりの結末ですが、良い勉強になりました。
ヒゲネワチガイソウ4月

 ( おまけ )
 今回もおまけで、ヒョウモンチョウ のつづきを報告いたします。メスグロヒョウモンのオスです。背中側はほぼミドリヒョウモンと同じですが、前翅の肩側の模様が少し薄いです。腹側の特徴は、後翅に白いスジがある以外にはほとんどありません。最近オスが他のヒョウモンチョウ類の集団によく紛れています。
メスグロヒョウモン♂

メスグロヒョウモン♂裏

by ごんとうちゃん


ネットの写真で見たことはあったのですがよく理解できずにいた所、このレポートでよく分かりました。地中に透明の花(ではありませんが)なんて、幻想的です。上の花や実が動物に食べられても、地中の種で繁殖できるのは有利ですね。
私も、来年ヒゲネワチガイソウが咲いたら印をつけておき夏に掘ってみようと思います。
瓢箪から駒、の貴重なレポートをありがとうございました。

by pu-

[2020/08/02 15:35] | 未分類
トラックバック:(0) |
2020年7月降雨記録

今年の梅雨は例年に比べても雨の日が多くて、
湿度の高い日々が続きました。
そして降雨の記録がなかったのは、
2日と19日の、2日だけでした。

皆さん、湿気対策は万全ですか?

by 大工

[2020/07/31 18:04] | 未分類
トラックバック:(0) |

管理人のみ閲覧できます
-


コメント:を閉じる▲