今年はとてもシカが少ないように思います。

今月初め、ニシキウツギなどの樹皮が食べられているのをよく見ました。
カモシカかも知れませんが、これは樹皮を剥くだけでなく、形成層を削り取るように丹念に食べていました。
でもその後は、バイケイソウが少しずつ食べられているのを見かけるだけです。
姿を見ることも声を聞くこともほとんどありません。
昨年より捕獲数は少ないと聞きましたので、大雪の影響もあるのでしょうか。
シカが通らなくなったためか、我が家ではマイヅルソウやエゾムラサキが増えました。


マルバコンロンソウ。ヒロハコンロンソウはせせらぎコースでよく見ますが、これは珍しいです。


ヤマキケマン。もう実もついていました。
by pu-

今月初め、ニシキウツギなどの樹皮が食べられているのをよく見ました。
カモシカかも知れませんが、これは樹皮を剥くだけでなく、形成層を削り取るように丹念に食べていました。
でもその後は、バイケイソウが少しずつ食べられているのを見かけるだけです。
姿を見ることも声を聞くこともほとんどありません。
昨年より捕獲数は少ないと聞きましたので、大雪の影響もあるのでしょうか。
シカが通らなくなったためか、我が家ではマイヅルソウやエゾムラサキが増えました。


マルバコンロンソウ。ヒロハコンロンソウはせせらぎコースでよく見ますが、これは珍しいです。


ヤマキケマン。もう実もついていました。
by pu-
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ST 鹿が少ないようだとのこと、何よりです。山野草も
いろいろ咲いていますね。かつての「美しの国」
に少しでも戻ってくれればと、つい過剰な期待も
してしまいます。そんなに甘くはないでしょうが。

美しの国のズミは今、満開から終わりかけです。
まだ赤いつぼみの混じる花を期待して、ズミで有名な高ボッチ高原に行きました。

高ボッチスカイラインで、崖の上にいるカモシカを発見。

葉っぱを食べながらこちらを覗いていました。
小さめで、まだ若いように見えます。

高ボッチは広々として気持ちの良いところでした。
ズミの木は、高低いろいろでたくさん。ひょうたん池の方に降りる道はズミやサクラのトンネルです。
でも残念ながら花はまだでした。

これが一番早い木。高度は美しの国よりちょっと高いくらいなのに、美しの国では例年よりだいぶ開花が早いのに、不思議なことです。見頃まで、あと1~2週間でしょうか。

ホオアカ。美しの国では見たことがありません。

隣の鉢伏山。堂々とした美しい山です。
登ってみると特に苦労もなく、頂上からは松本平や諏訪湖が広く見渡せました。
もっと視界が良ければ、富士山も見えるそうです。
松本経由で帰る道ではあちらこちらのニセアカシアが満開で、窓を開けた車内に芳香が流れてくるほどでした。
by pu-

今年の3月、雪化粧が美しい近くの山をこのブログでご紹介しました。
会員の方に「独鈷山(とっこさん)」と教えていただき、先日登ってきました。
4コースありますが、選んだのは塩田平の西前山集落を出発する登山道です。


修験者が荒行のために登ったという信仰の山だそうで、1266メートルと低いのに妙義山を思わせるごつごつと切り立った山容です。ちょっと不安を抱きました。
登りはじめるとやはり急勾配の連続でした。
初めは杉林と巨岩の中をひたすら上り、自然林に入ると片側或いは両側が切り立った崖の急な道をとにかく上ります。


休憩を30分ほど入れて2時間、この巨岩の脇を抜けてやっと山頂に立つ事ができました。
山頂からの眺めは360度。残雪の北アルプスも見渡せ、素晴らしい眺望でした。
家からここが見えるのだから、と家を捜しました。

平らなところが美ヶ原。テレビ塔や美術館が見えます。左の物見石山や雪渓あたりは確認できるのですが、美しの国は緑に埋もれて見えません。

塩田平の水田といくつものため池が美しく眺められました。

1時間近く滞在して、いよいよ恐怖の下りです。ロープにしがみつかなくては降りられないところもありました。
ストックは必携です。
下りは休憩を入れて1時間40分ほど。膝が笑って翌日どうなることかと心配しましたが、温泉と湿布で回復しました。
花はニリンソウとオドリコソウ、ツツジとヒョウタンボクがちらほら、くらいでした。もう少しすればツツジがもっと咲くでしょう。

1、2メートルもある岩がごろごろする道で。気持ちは分かります。
by pu-

水神池から伸びて1街区の下を通る道が好きです。
舗装されていないせいかアカハラがよく歩いていますし、水が流れるあたりではカエルの鳴き声が聞こえます。
フデリンドウが咲き乱れ、ヒトリシズカの群落がいくつも。この間はコゴミをたくさん採りましたし、これからはクリンソウが咲きます。
明るくて気軽に歩ける、こんな遊歩道がもっとあったらと思います。
水神池の近くにきて、渓流コースを歩いた時犬の足にべたべたとたくさん付いたものの正体がわかりました。

トチノキの芽鱗(冬芽を覆っているもの)でした。樹脂のようなもので粘り、毛につくとなかなか取れなくて困ります。

水神池脇のアケビに花が咲いていました。

雌花と雄花、形の面白さと葉の重なりの美しさに見とれてしまいます。

エゾムラサキ。上高地には一面青く見えるほど群生しているそうです。
by pu-
先日、半年ぶりに渓流コースを歩きました。

花にはちょっと早かったようです。
それでも、ニリンソウの絨毯があちこちに。


ウスバサイシンの艶々した葉がきれいです。
花はかなり地味ですが・・・


ミヤマハコベやエンレイソウも咲いていました。

巨大な岩が、ウォータースライダーのよう。
もう少ししたらもっとたくさんの花を楽しめそうです。
by pu-

花にはちょっと早かったようです。
それでも、ニリンソウの絨毯があちこちに。


ウスバサイシンの艶々した葉がきれいです。
花はかなり地味ですが・・・


ミヤマハコベやエンレイソウも咲いていました。

巨大な岩が、ウォータースライダーのよう。
もう少ししたらもっとたくさんの花を楽しめそうです。
by pu-

様々な緑の、柔らかい色合いが美しいこの頃です。

ごみステーションのウワミズザクラ。
標高1500メートルあたりより上のウワミズザクラは、これからです。
目立ちませんが、小さな花々も次々に咲き始めました。
せせらぎコースの沢のほとりに、ヒゲネワチガイソウ。


フデリンドウは、1輪だったりたくさん固まって咲いていたり。

いつも沢を行ったり来たりしているミソサザイですが、近くの家のハシゴに止まって盛んにさえずっていました。
何度聞いても覚えられない、複雑で美しいさえずりです。
by pu-

クラブハウス上のワサビ園、花が咲き始めました。

3段になっています。
1段目は石、2段目は大雨で流されないよう丸い筒に植えて、3段目は安曇野をお手本に畝を立てて、と実験的な工夫がされているそうです。これからが楽しみです。

今、あちこちでオオカメノキ(ムシカリ)の純白の花がきれいです。
もう少し横や下を向いて咲いてくれれば見やすいのに・・・と思うほど、毅然と真上ばかり見て咲いているのが、ちょっと残念です。
せせらぎコースの岩の間にエンレイソウが。

我が家では、囲いをシカに壊され食べられてしまった、苦い経験があります。見つからないように・・・

おかしな形の新芽ですね。
by pu-

前夜の雨もすっかり上がり(参加者の行いの賜物です)すこし寒さはありますが良く晴れてくれました。
山菜採りに出かける前の説明です。参加者 約30名。 いざ出発です。

河童橋付近での山菜採りです。

コゴミ・イタドリ・アケビ・ウルイ・ウバユリなど苦労をしながらの山菜採りです。

場所をモニュメント近辺へと移動、ヨモギが多く収穫できました。

収穫後は、山菜のてんぷらに舌鼓と和気あいあいと楽しいコミュニティの場となりました。
てんぷらは、タラの芽・ギョウジャニンニク・ウド・アスパラなどを加え、体重増となるほど美味しく食しました。
by steve

コンサートも、今回で11回目を迎えました。回を重ねるごとに出演者・聴衆者が 増えて
来ています。 コンサートの開催に相応しく「美しの国」のグラウンドの桜も応援をしてくれていました。

聴衆者もクラブハウス内が所狭しと約70名の方が最後まで聞き惚れていました。

一部で「花は咲く」・最後のアンコールでは「翼をください」を全員で心のこもった歌を歌いました。
次回、夏のコンサートでの再会を約束してお開きとなりました。
時を忘れさせてくれる、ひと時に感謝です。ありがとうございました。
by steve
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pu- 今回は小学生のお嬢さんがピアノで初出演。ハイドンの難曲にもかかわらず、堂々とした素晴らしい演奏を楽しませていただきました。
聴いて下さったオーナーの方々からも、楽器を演奏されるお孫さんなどのお話を聞かせていただきました。
今後ますます、幅広い年代で楽しめるコンサートになっていくのが楽しみです。
たぬきおやじさんから、メールをいただきました。
「たまたま今日新たな発見をし、動画に取ったのでYOUTUBEにアップしました。
コガラ(だと思いますが)が立ち枯れした山桜の孔に出入りするのを見つけ、写真に撮ろうとしたのですが動きが早くてなかなかいいショットが撮れません。 それなら動画で撮ればいいと思って撮ったのが下にリンクを貼った動画です。
動画の中で削り取った木くずをくわえて飛び立つ様子が写っていますが、この後この木くずを数mから十m程度飛ぶ間に口から放して下に落とし、適当な枝に停まった後すぐに引き返し次の作業に移るようです。 ツガイで交互に作業を繰り返しています。少し近づいて耳を傾けるとコツコツと木を削る音が聞こえます。」
コガラの巣作り90秒
いつもきれいに撮影された動画、ありがとうございます。
これはスカウティングカメラではないのですか?
可愛らしいですね。
キツツキの開けた穴を、巣にするために広げているのでしょうか。
巣材を運び入れたりヒナを育てたりする様子も、ぜひ見せていただきたいと思います。
by pu-
「たまたま今日新たな発見をし、動画に取ったのでYOUTUBEにアップしました。
コガラ(だと思いますが)が立ち枯れした山桜の孔に出入りするのを見つけ、写真に撮ろうとしたのですが動きが早くてなかなかいいショットが撮れません。 それなら動画で撮ればいいと思って撮ったのが下にリンクを貼った動画です。
動画の中で削り取った木くずをくわえて飛び立つ様子が写っていますが、この後この木くずを数mから十m程度飛ぶ間に口から放して下に落とし、適当な枝に停まった後すぐに引き返し次の作業に移るようです。 ツガイで交互に作業を繰り返しています。少し近づいて耳を傾けるとコツコツと木を削る音が聞こえます。」
コガラの巣作り90秒
いつもきれいに撮影された動画、ありがとうございます。
これはスカウティングカメラではないのですか?
可愛らしいですね。
キツツキの開けた穴を、巣にするために広げているのでしょうか。
巣材を運び入れたりヒナを育てたりする様子も、ぜひ見せていただきたいと思います。
by pu-
美しの国も、だいぶ賑やかになってきました。
子壇嶺神社のミズバショウ、小さいながら美しく咲きました。

せせらぎコースを歩きながらパシャパシャという音に気づいて見ると、小鳥が夢中で水浴びをしていました。

近寄っても気づかないのか、一心不乱・・・

数分後、やっと水浴び終了。ここでは数少ない、ヒガラでした。何となくさっぱりした表情に見えます。


犬は、所々に残った雪に頬ずりしたり食べたりします。
日中は陽射しも強いので、小鳥も犬も暑いのでしょう。
by pu-
子壇嶺神社のミズバショウ、小さいながら美しく咲きました。

せせらぎコースを歩きながらパシャパシャという音に気づいて見ると、小鳥が夢中で水浴びをしていました。

近寄っても気づかないのか、一心不乱・・・

数分後、やっと水浴び終了。ここでは数少ない、ヒガラでした。何となくさっぱりした表情に見えます。


犬は、所々に残った雪に頬ずりしたり食べたりします。
日中は陽射しも強いので、小鳥も犬も暑いのでしょう。
by pu-
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- ヒガラの躍動感が素晴らしいです。あれだけ降った雪も残りわずかとなれば寂しいものですね。
from USA
pu- 遠くUSAからのコメント、ありがとうございました。
今日はピザ教室でしたが暑いといっても良いくらいで、半袖の方もいらっしゃいました。
でも多分そちらと同じように、からっとして気持ちの良い日でした。
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