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美ヶ原高原の東側に位置する「美しの国」別荘地。豊かな大自然を伝えます。
昨日の朝、久しぶりの雪でした。西からの風が強かったようです。
西からの雪

カラマツにも西側だけに雪がついていました。
唐松に雪

真ん中の森だけ白いのはなぜでしょう。
風向き?

0℃くらいだったので午前中はべたべたと靴裏について歩きにくい雪でした。それが解けて夕方はまた冷え、ブラックアイスバーンになりました。ご近所の方は滑って転倒し、後頭部にコブを作られたとか。危険なシーズンの始まりです。

今朝、今季初の足跡が見られました。それも、キツネ・タヌキ・テン・ネズミが交差した豪華版です。もちろん今までも生息していたわけですが、久しぶりに来てくれたようで、またよろしく、という気持ちになりました。
今季初足跡

夕方、山のグラデーションがきれいでした。
山のグラデーション

by pu-

[2020/11/29 23:22] | 未分類
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K
こうして、山の冬が訪れるのですね……。エモーショナルと同時に、怖さも感じ、何をしていいのかも判らないのに、身構えてしまいます。

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山を下りる時、上田の市街地ならプラス7~10℃くらいを想定して服装を決めますが、今日はそれほど気温の差がありませんでした。寒くて、ダウンを着てきてもよかったと思いました。年々こんな日が増えてきている気がします。
ごんとうちゃんさんからのレポートが届きました。

「 ロゼット葉 」

 注文していたスキーのシーズン券が届きました。いよいよなのですが、気温の高さとコロナ の影響でちゃんとオープンするのかどうか、やきもきする毎日です。
 野鳥の投稿を宣言しているのですが、今年は鳥がいません。晴れても風が強いし、樹々の実が落ちてしまった影響でしょうか。
 そこで今回は、以前から気になっていたロゼット葉について触れたいと思います。タンポポ でお馴染みの地面に広がった葉のことを指しますが、本来はバラという意味です。一部の植物がロゼット葉を形成して越冬することが知られています。冬の弱い光でも光合成ができるためと云われています。

 まず、pu-さんも報告されていたショウジョウバカマです。今まで見たことがなかったのですが、先般、pu-さんに教えていただいたおかげで、今回のロゼット葉観察のきっかけとなりました。探してみると、あちこちに自生しています。来年の早春の開花が楽しみです。
ショウジョウバカマ

タネツケバナです。
タネツケバナ

ニガナです。
ニガナ

ウツボグサです。
ウツボグサ

ダイコンソウです。
ダイコンソウ

左がオニタビラコ、右がカキドオシです。
オニタビラコとカキドオシ

 最後は、もうたくさんの株が出ています。ハルザキヤマガラシです。来年も駆除に精を出さねばなりませんね。
ハルザキヤマガラシ

 他にも、アザミ、タンポポ 、ハルジョオン、オオバコ等が観察できましたが、花が咲くまでわからないものものもあり、課題として残りました。

 by ごんとうちゃん


前回春一番の葉をご紹介しましたが、ウツボグサやダイコンソウなど夏の花の葉も出ているのですね。どれも、今にも花芽が出てきそうです。雪の下でもこの緑を保っているのでしょうか。

by pu-

[2020/11/27 21:49] | 未分類
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ハルザキヤマガラシ駆除
防災・環境担当
ハルザキヤマガラシがロゼット葉で越冬することを初めて知りました。そうなら、駆除は翌年を待たずに秋のうちに行なった方が効率的ではないかと思いました。
秋は寒いし人数が少ないのが難点ですが、狭い範囲でも試験的に駆除してみて、その効果を確かめて見るのはいかがでしょうか?

ハルザキヤマガラシの駆除
pu-
ロゼット葉は地面に張り付いていますからたいていは落ち葉に隠れていますし、とても抜きにくいのです。
花の咲いている方が見つけやすく抜きやすいため、今のように5月以降、種ができる前に駆除するのが最適だと思います。
また、早春には葉のなかった所にも次第に沢山の株が出てきますから、すべてが葉を出して冬越しするわけではないようです。

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初雪からもう3週間経ちました。あの頃は寒くて初雪後2回降雪があったのですが、しばらく暖かい日が続いています。今日も日中8℃くらいありました。
そのせいか、例年の今頃より緑が目立つように思います。
下の3枚は、庭の草刈り中落ち葉の下に見つけた緑です。
ショウジョウバカマ葉
ショウジョウバカマ

>イカリソウ葉
イカリソウ

ユキワリソウ葉
ユキワリソウ
この3種は春一番に咲く花たちですが、いつもの今頃はこれほど生き生きした葉ではありません。すぐにでも花芽が出てきそうな姿に、驚きました。

朝、窓の向こうに猫がいました。夜のカメラに何度か写っていた猫と同じ個体のようです。
ネコ
そういえばひと月ほど前、ごみステーションの下の方で、猫がネズミか何かを捕らえた所を目撃しました。厳寒の中、雪の中で動き回っている猫もよく見かけます。逞しいな、と思う反面、複雑な気持ちにもなります。
国際自然保護連合がイエネコを侵略的外来種ワースト100の一つに指定しているほど、イエネコが生態系(特に野鳥や小型哺乳類など)に与える影響は大きいと言われています。
猫を飼っている人からよく聞く話に、ネズミなど小動物を持ち帰ってくるということがあります。家で食事ができお腹一杯でも、遊びや本能から狩りをするのでしょう。
近年は、病気の感染を恐れて猫を外に出さないようにすると聞きます。ここでは個体数が少ないのでその心配はされていないのだと思います。でも、猫を飼っている方々には、できるだけ外に出さず家の中だけで生活させていただきたいというのが正直な気持ちです。

by pu-

[2020/11/25 21:26] | 未分類
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先月下旬から定住を始められた加藤さんにメールをいただきましたので、ご紹介します。


「昨夜10時ごろ、お酒を呑もうと冷蔵庫を開けたら、残っていると思っていたビールが無くて、意を決し武石口のローソンまで買いに行くことにしました。
エンジンを始動し、ゆっくりとゆるやかな坂道をセコンドで下っていたら、突如、鹿の兄妹(と思えたのは、明らかに若い鹿で、一頭は男っぽい毛並みで、もう一頭は柔らかそうな毛並みの鹿だったので)と出くわしました。彼らは小生の車を黙認すると、ゆっくりと無人と思われる山小屋のある林に消え去りました。
ここまで鹿がくるのかという驚きと感動で、あらためて山の住人になったことを実感しました。
さて、それから山を下って、ローソンで缶ビール5本を買いこみ、ふたたび小沢根に山を登っていきました。ライトを上向きにし、時速40キロぐらいで、快調に走っていました。
右手に沢の向こうに建つ温泉宿が見えてきました。
「もうすぐだな……」
と思った瞬間でした。道路の真ん中に、4つの光る球が映りました。はっと思い急ブレーキをかけました。2頭の母子鹿でした。多分、2、3メートル手前で止まったと思います。こちらは心臓が破裂するほどドキドキしているのですが、彼らはクルマが止まるのは当然といった顔つきで、微動だにせず、ライトに照らされた中、こんな時間に何しているの、と言った顔つきでこちらを見つめています。小生は少しクルマの窓を開け、鹿たちを道路の真ん中で観察していました。すると小鹿が好奇心に満ちた目でこちらに寄ってきました。
「どうしよう」
そう思っている間もなく、小鹿はちょっと窓の隙間に鼻を突っ込み、匂いを嗅いで、興味ない、といった態度で、宿に掛かる橋の入り口にいた母鹿(そう思えたのは、体も大きく角がなかったので)のところに行ってしまいました。
こうして路上の障害物はなくなり、アクセルを踏むことができるようになりました。
まあ、行きも帰りも鹿のお見送りを受けたわけですが、クラブハウスの山岸さんが、夜の運転はくれぐれも動物に注意してください、本当に動物だらけですからスピードを出さないようにしてください、と警告してくれたのを実感しました。
そんなわけで、無事わが山小屋に帰還できました。夜は出歩くな、という教訓なのでしょうが、好奇心の強い小生は、真夜中、ゆっくりとクルマで、別荘地内を「散歩」したい誘惑に駆られています……。」


鹿が車に体当たりしてきたという話は時々聞きますが、これほど友好的な鹿の話は初めてです。私でも驚いて固まってしまうと思いますけれど、こんな経験をしてみたいです。

by pu-

[2020/11/14 22:29] | 未分類
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今朝、散歩中犬達が何かを見つけました。大興奮で行きたがる方向をよく見ると、タヌキが3匹。2匹は床下に入っていき、これが残った1匹です。丸々と太った大きなタヌキ達でした。この時期は何を食べているのでしょうか。
タヌキ

2回目の雪が降った月曜日の朝、頂上公園には不思議な若い二人連れがいました。
コスプレ
聞けば、コスプレの撮影をしに愛知県から来られたとか。ここのことはネットで知ったそうです。厳寒の中あまりにも薄着で心配になりましたが、とても楽しそうでした。
ただ、SNSなどで拡散すればこんな方たちがまだ来る可能性があると思います。道路状況をしっかり調べて事故のないように、と願わずにいられません。

以前Dear Friendsで紹介させていただいた、中川さんのブドウ畑にお邪魔しました。
ワイン用ブドウ
前に伺ったのは東山でしたが、今回は塩田平の前山です。東山は周囲がブドウやリンゴなど果樹園ばかりなので虫害に悩まされるそうですが、この辺りは住宅地なのでその心配がないそうです。

ぶどう畑から
前山寺の近くで、のどかなところです。右奥の方には荒々しい姿の独鈷山が望めます。

収穫作業はもちろん、手伝いにいらしたお仲間たちの話も新鮮で興味深く、楽しく過ごさせていただきました。
収穫
ぎっしりと実をつけ、そのまま食べてもとても甘いブドウです。どんなワインになるのか楽しみです。

by pu-

[2020/11/11 23:39] | 未分類
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今朝カーテンを開けると、思いがけず白くなっていました。いつの間に降ったのでしょう。積雪は1㎝ほどでしたが、一昨日・昨日と暖かかったため今朝はひときわ寒く感じました。
さて、ごんとうちゃんさんから鳥の便りが届きました。

「 秋の野鳥 」

 木々がほとんど落葉し、野鳥観察にはいい季節となりました。しかしながら、コロナよりも恐ろしい鳥インフルエンザが追い討ちをかけている様で、少しばかり緊張しながらの観察です。そのせいでもないのですが、写真がピンボケです。

 まず、去年姿だけ確認できたイスカ(アトリ科)です。今年は群れで行動しています。松の実を夢中で食べていますが、木の上から降りてきてくれません。赤いのがオスで、黄色いのがメスです。嘴が互い違いです。
イスカ♂

イスカ♀

 次はカヤクグリ(イワヒバリ科)です。初めて出会いました。イスカを撮っていると真後ろで、チリリン、チリリンと鈴の様な鳴き声が。ミソサザイと同じくらいの小さな体です。
カヤクグリ

 最後はカシラダカ(ホオジロ科)です。美ヶ原高原の台上にいる鳥とばかり思っていましたが、当地にもいました。過去の写真を見直したら、ホオジロとばかり思っていたのが、カシラダカだったこともわかりました。参考までにホオジロの写真も掲載します。見分け方は、頭の羽毛が立っていること以外に胸の模様がはっきりしている、眼の真下の頬の白い模様がない、のがカシラダカです。
カシラダカ

ホオジロ

 去年からの課題である、クロツグミがいません。ツグミの群れに紛れているのではと思いつつ追いかけていますが、もう渡って行ったのかもしれません。また、来年です。

by ごんとうちゃん


カヤクグリの声はたまに聞こえますが、いつも藪の中からなので姿を見ることさえ諦めていました。ミソサザイのような目立ちたがりではありませんし。撮影なんて、奇跡のように思えます。ありがとうございました。

by pu-


[2020/11/09 15:46] | 未分類
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11月に入って間もないのに、今朝は早くも初雪でした。
初雪1㎝

 過去のこのブログを調べたら、早い年で11月9日、たいてい20日頃でした。(高度1500mの我が家が基準です)
初雪で10㎝積もったり吹雪だったりしたこともありますが、今年は1㎝弱と穏やかです。

初雪1㎝2
歩いたら少し滑りました。降り始めは雨だったのかもしれません。

 空気が澄んできて、山が近くなったように感じます。国有林の伐採もあり、白樺コースから北の方が良く見えるようになりました。
頚城山塊
新潟県との境、焼山と火打山が真っ白です。

マミチャジナイ
 高い枝にいたこの鳥、アカハラに似ていますがオレンジ色が薄いので調べたら、マミチャジナイでした。渡りの途中のようです。ツグミの群れに混じっていました。

 夕べ、夜景がきれいだったので眺めていたら、雷電道の駅に突然鮮やかな色彩の光が溢れ周囲に散らばりました。爆発?と驚いて見ていると、間もなく大きな花火が重なり、さらに西の方2か所からも花火が上がりました。上がったといってもここからはずっと下の方に見え、室内では音も聞こえませんでした。
 調べてみると、昨年の台風被害からの復興を願い、飯山~佐久穂までの千曲川沿い30か所で花火を打ち上げたそうです。上田市では4か所で、道の駅に重なったのは南側の河川敷で上げた花火だったのでしょう。コロナ感染の懸念からあまり告知もされなかったそうです。短時間でしたが偶然見られて幸運でした。

by pu-

[2020/11/04 22:45] | 未分類
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