今日三才山トンネルを通ったら、上田側は快晴だったのに抜けた途端に濃い霧に包まれ、驚きました。山は、向きで天候が大きく変わるのですね。
紅葉は今、下の方がきれいです。ごんとうちゃんさんが上と下の同じ木を比べて見せて下さいました。
「 木の実 」
美しの国に登ってくる途中はいい感じの紅葉ですが、不思議と上の方の紅葉はイマイチの感です。その代表がヒトツバカエデ(マルバカエデ)です。1枚目の写真は子檀嶺神社前の大きな株ですが、どうでしょうか。黄色いですが、マルバカエデ独特の橙色には程遠いです。3枚目の美しの国入り口モニュメント近くのマルバカエデは実に綺麗で、これぞ紅葉です。



さて、この季節は木の実の紹介が多くなりますが、私も数種紹介したいと思います。中には宝石のような綺麗なものもありますし、なんと言っても今年は花盛りでしたのでその分、実も多くなっています。
まず、サワフタギ(ハイノキ科)です。濃いブルーがラピスラズリのような色です。

次は、カマツカ(バラ科)です。真っ赤な実です。形がウグイスカグラの実に似ています。

次は、以前紹介したナツハゼの熟した実です。初めて見ましたが、黒真珠のようです。和製ブルーベリーといわれていて、種がありません。そこで、戦々恐々でジャムにしてみました。ブルーベリーよりもかなり酸っぱいですが、充分食べられます。

最後は、ご存知のズミ(バラ科)です。今年、何気なくズミの実を見ていると黄色い実と赤い実をつけている株があることに気づきました。赤いのがズミ、黄色いのがキミズミと言うそうです。知りませんでした。美しの国は半分半分でしょうか。


直前のブログで紹介していただいたアオハダですが、じつはこの数年不明でした。同じモチノキ科のウメモドキにしては樹高が高すぎるし、花の形状はウメモドキだし、と思案していたのですが、お陰様でスッキリです。pu-さん、花の写真は載せませんので、来年見てください。
by ごんとうちゃん
キミズミ、私もこの間初めて調べてすっきりしたところでした。長年、エゾノコリンゴの実と勝手に思い込んでいましたが、エゾノコリンゴの実は赤でした。
ごんとうちゃんさん、ズミの実もジャムになるそうですから、2色作って食べ比べ、レポートを頂けませんか?
by pu-
紅葉は今、下の方がきれいです。ごんとうちゃんさんが上と下の同じ木を比べて見せて下さいました。
「 木の実 」
美しの国に登ってくる途中はいい感じの紅葉ですが、不思議と上の方の紅葉はイマイチの感です。その代表がヒトツバカエデ(マルバカエデ)です。1枚目の写真は子檀嶺神社前の大きな株ですが、どうでしょうか。黄色いですが、マルバカエデ独特の橙色には程遠いです。3枚目の美しの国入り口モニュメント近くのマルバカエデは実に綺麗で、これぞ紅葉です。



さて、この季節は木の実の紹介が多くなりますが、私も数種紹介したいと思います。中には宝石のような綺麗なものもありますし、なんと言っても今年は花盛りでしたのでその分、実も多くなっています。
まず、サワフタギ(ハイノキ科)です。濃いブルーがラピスラズリのような色です。

次は、カマツカ(バラ科)です。真っ赤な実です。形がウグイスカグラの実に似ています。

次は、以前紹介したナツハゼの熟した実です。初めて見ましたが、黒真珠のようです。和製ブルーベリーといわれていて、種がありません。そこで、戦々恐々でジャムにしてみました。ブルーベリーよりもかなり酸っぱいですが、充分食べられます。

最後は、ご存知のズミ(バラ科)です。今年、何気なくズミの実を見ていると黄色い実と赤い実をつけている株があることに気づきました。赤いのがズミ、黄色いのがキミズミと言うそうです。知りませんでした。美しの国は半分半分でしょうか。


直前のブログで紹介していただいたアオハダですが、じつはこの数年不明でした。同じモチノキ科のウメモドキにしては樹高が高すぎるし、花の形状はウメモドキだし、と思案していたのですが、お陰様でスッキリです。pu-さん、花の写真は載せませんので、来年見てください。
by ごんとうちゃん
キミズミ、私もこの間初めて調べてすっきりしたところでした。長年、エゾノコリンゴの実と勝手に思い込んでいましたが、エゾノコリンゴの実は赤でした。
ごんとうちゃんさん、ズミの実もジャムになるそうですから、2色作って食べ比べ、レポートを頂けませんか?
by pu-
どうも紅葉がぱっとしません。例年ならもう見頃を過ぎた頃ですし、相当寒くなっているのですが。夏の日照が少なかったためでしょうか。
キノコも例年より遅くまで見ます。この際しっかり覚えようと、先週管理事務所のSさんに採ったキノコを見て頂きました。

前回掲載したものよりきれいな、クリタケ。

ツチナメコだそうです。

ナメコ。天然のものはぬめりが強いようです。
ナメコは間違えそうもありませんが、他は開き加減や色の変化で見分け方が難しそうです。

今年はイチイの実が多く生っています。甘くて美味しいのですが、中の黒い種にはアルカロイド系の毒があり、量によっては死亡するほど強力です。子どもの頃知らずに食べていたという話がよくあるようですが、種を噛まずに飲み込んだので無事だったのでしょうか。

同じ木に、どんぐりのような実もありました。これは何なのでしょう。

アオハダの実は、透明感があってきれいです。花は見過ごしてしまいました。来年は気をつけていようと思います。

多分、アメリカ原産の外来種、キダチコンギクだと思います。今年初めて見たような気がします。2か所で生育しているのを見つけました。外来種は困りますが、花のないこの時期にはちょっと嬉しい彩りです。
by pu-
キノコも例年より遅くまで見ます。この際しっかり覚えようと、先週管理事務所のSさんに採ったキノコを見て頂きました。

前回掲載したものよりきれいな、クリタケ。

ツチナメコだそうです。

ナメコ。天然のものはぬめりが強いようです。
ナメコは間違えそうもありませんが、他は開き加減や色の変化で見分け方が難しそうです。

今年はイチイの実が多く生っています。甘くて美味しいのですが、中の黒い種にはアルカロイド系の毒があり、量によっては死亡するほど強力です。子どもの頃知らずに食べていたという話がよくあるようですが、種を噛まずに飲み込んだので無事だったのでしょうか。

同じ木に、どんぐりのような実もありました。これは何なのでしょう。

アオハダの実は、透明感があってきれいです。花は見過ごしてしまいました。来年は気をつけていようと思います。

多分、アメリカ原産の外来種、キダチコンギクだと思います。今年初めて見たような気がします。2か所で生育しているのを見つけました。外来種は困りますが、花のないこの時期にはちょっと嬉しい彩りです。
by pu-
早起きの友人によれば、今朝、日の出の頃の気温はマイナス4℃だったそうです。日中でも5℃くらいでした。この先も朝晩の低温は続きそうです。
紅葉は例年より遅めです。この寒さで一気に進むのかも知れません。
ごんとうちゃんさんが、紅葉の中心となるカエデ・モミジの見分け方をまとめて下さいました。
「 カエデ、モミジ 」
昨日から急激に寒くなりました。1400m地点で、真昼でも2℃で、ついに薪ストーブに火を入れました。これで遅れている紅葉も期待できるかと思いきや、強風と雨で落葉してしまいました。
カエデ、モミジも色づきが非常に悪いですが、我が家に生えているものを葉っぱだけ拾い集めましたので紹介したいと思います。一部、紅葉していませんが、時期が合ってくれませんでした。
まとめて写した9種のムクロジ科が確認できました。葉の大きさを比較する参考にしてください。

個々に紹介します。まず、コハウチワカエデ(左)とハウチワカエデです。大きさも色も違います。ハウチワカエデはもっと鮮やかな黄色ですが、落葉するとすぐに変色してしまいます。コハウチワカエデの紅葉がカエデの中で一番鮮やかもしれません。

次は、ホソエカエデ(左)とウリハダカエデです。どちらも我が家では大木に成長して15mはあります。幹のウリ肌模様も花や実のつき方も似ていますが、葉はかなり違います。

次は、イロハモミジ(左)とオオモミジです。どちらも紅葉にはまだまだです。

次は、3種、左からコミネカエデ、アサノハカエデ、イタヤカエデです。コミネカエデは比較的大きな木ですが、アサノハカエデはひょろっとしています。毎年思いますが紅葉し始めのイタヤカエデの黄色と緑のコントラストは実に綺麗ですね。

最後に、長年大きなカエデの葉と思っていたのが、実はハリギリ(ウコギ科)だったことがわかりました。幹に大きなトゲが沢山ある高さが我が家最高の20m超えです。落葉をイタヤカエデの葉と比較しましたが、これでも小さい方の葉です。

以上ですが、以前自然観察会でカエデの種類が12、3種あるということを教わりました。残念ながら、ブログで紹介された、オガラバナ(ホザキカエデ)やヒトツバカエデ(マルバカエデ)、ミツデカエデのような3枚葉のカエデ類は我が家には無いようです。
by ごんとうちゃん
このように並べて見せて頂けると分かりやすいですね。ありがとうございました。
by pu-
紅葉は例年より遅めです。この寒さで一気に進むのかも知れません。
ごんとうちゃんさんが、紅葉の中心となるカエデ・モミジの見分け方をまとめて下さいました。
「 カエデ、モミジ 」
昨日から急激に寒くなりました。1400m地点で、真昼でも2℃で、ついに薪ストーブに火を入れました。これで遅れている紅葉も期待できるかと思いきや、強風と雨で落葉してしまいました。
カエデ、モミジも色づきが非常に悪いですが、我が家に生えているものを葉っぱだけ拾い集めましたので紹介したいと思います。一部、紅葉していませんが、時期が合ってくれませんでした。
まとめて写した9種のムクロジ科が確認できました。葉の大きさを比較する参考にしてください。

個々に紹介します。まず、コハウチワカエデ(左)とハウチワカエデです。大きさも色も違います。ハウチワカエデはもっと鮮やかな黄色ですが、落葉するとすぐに変色してしまいます。コハウチワカエデの紅葉がカエデの中で一番鮮やかもしれません。

次は、ホソエカエデ(左)とウリハダカエデです。どちらも我が家では大木に成長して15mはあります。幹のウリ肌模様も花や実のつき方も似ていますが、葉はかなり違います。

次は、イロハモミジ(左)とオオモミジです。どちらも紅葉にはまだまだです。

次は、3種、左からコミネカエデ、アサノハカエデ、イタヤカエデです。コミネカエデは比較的大きな木ですが、アサノハカエデはひょろっとしています。毎年思いますが紅葉し始めのイタヤカエデの黄色と緑のコントラストは実に綺麗ですね。

最後に、長年大きなカエデの葉と思っていたのが、実はハリギリ(ウコギ科)だったことがわかりました。幹に大きなトゲが沢山ある高さが我が家最高の20m超えです。落葉をイタヤカエデの葉と比較しましたが、これでも小さい方の葉です。

以上ですが、以前自然観察会でカエデの種類が12、3種あるということを教わりました。残念ながら、ブログで紹介された、オガラバナ(ホザキカエデ)やヒトツバカエデ(マルバカエデ)、ミツデカエデのような3枚葉のカエデ類は我が家には無いようです。
by ごんとうちゃん
このように並べて見せて頂けると分かりやすいですね。ありがとうございました。
by pu-
今日は一日雨で、この季節らしい寒さでした。でも最近は暖かくて昼は20度近くありましたから、紅葉も遅れ気味です。

シラカバは葉が黄色くならず、茶色に枯れてしまった木が多いです。

季節外れのイブキジャコウソウが咲いていました。
それでも、やはり秋です。雨が多いせいかキノコは多いように思います。

ヤマイグチ。これは間違えようがないので安心して食べられます。お味噌汁の具になりました。

ヌメリスギタケモドキ、別名ヤナギタケ。苔の生えた切り株に群生していました。冷蔵庫で、天ぷらになるのを待っています。

周辺にも、大量に発生していました。クリタケかな?と思いましたが、よく似た猛毒のニガクリタケというのがあると知っていましたので、自信がなく採りませんでした。後で調べるとやはりクリタケでした。今度見つけたら食べてみようかと思います。
撮影しているときは気づかず、後で変なものが写っているのに気づくことがあります。この黄色のもの、クリタケのそばに写っていました。

キノコ?
by pu-

シラカバは葉が黄色くならず、茶色に枯れてしまった木が多いです。

季節外れのイブキジャコウソウが咲いていました。
それでも、やはり秋です。雨が多いせいかキノコは多いように思います。

ヤマイグチ。これは間違えようがないので安心して食べられます。お味噌汁の具になりました。

ヌメリスギタケモドキ、別名ヤナギタケ。苔の生えた切り株に群生していました。冷蔵庫で、天ぷらになるのを待っています。

周辺にも、大量に発生していました。クリタケかな?と思いましたが、よく似た猛毒のニガクリタケというのがあると知っていましたので、自信がなく採りませんでした。後で調べるとやはりクリタケでした。今度見つけたら食べてみようかと思います。
撮影しているときは気づかず、後で変なものが写っているのに気づくことがあります。この黄色のもの、クリタケのそばに写っていました。

キノコ?
by pu-
一昨日は久しぶりにスマホから嫌な警報音が鳴り響き、慌てて画面の表示通りテーブルの下に潜り込みました。22秒後に上田震度3、と出ていたのですが少しも揺れず、2分後に這い出ました。22秒でできることはそれほど多くないかも知れませんが、以前よりこれだけ早い予報が出るようになったことはすごいことだと思います。
昨年の今頃、美しの国で猿が一匹目撃されたことをこのブログでお伝えしました。今年は聞きませんが、先日大町辺りを走っていたらあちこちで猿のくつろぐ姿がありました。ここの鹿とは違い、車が通れば道を空けて崖を登ったり下りたりして行きました。

鹿はとても多い印象です。この間夜に帰宅すると、駐車場で大きな牝鹿に出迎えられました。繁殖期も始まり、長く甲高い声が響くようになりました。

これ、分かりにくいですが窓ガラスについた足跡です。大きさと形から見て、テンだと思います。夜中、何者かがこの壁を登って行くような音は時々聞きますから、多分窓枠を使って登った時の跡でしょう。
ベランダ側の窓からは覗き込まれたことがありますが、この高い窓の外にテンの顔があったら腰が抜けてしまいそうです。できれば夜中だけにしてほしいものです。
今日夕方、初めてフクロウに出会えました。枝に止まってもすぐにふわりと向こうの枝に行ってしまうため、双眼鏡で見るのが精一杯で撮影はできませんでした。町有林の伐採以来鳴き声を聞くことも少なくなっていたので、いることが分かって安心しました。大きな顔は他の鳥たちと違い威厳があって、不思議な感動を覚えました。
by pu-
昨年の今頃、美しの国で猿が一匹目撃されたことをこのブログでお伝えしました。今年は聞きませんが、先日大町辺りを走っていたらあちこちで猿のくつろぐ姿がありました。ここの鹿とは違い、車が通れば道を空けて崖を登ったり下りたりして行きました。

鹿はとても多い印象です。この間夜に帰宅すると、駐車場で大きな牝鹿に出迎えられました。繁殖期も始まり、長く甲高い声が響くようになりました。

これ、分かりにくいですが窓ガラスについた足跡です。大きさと形から見て、テンだと思います。夜中、何者かがこの壁を登って行くような音は時々聞きますから、多分窓枠を使って登った時の跡でしょう。
ベランダ側の窓からは覗き込まれたことがありますが、この高い窓の外にテンの顔があったら腰が抜けてしまいそうです。できれば夜中だけにしてほしいものです。
今日夕方、初めてフクロウに出会えました。枝に止まってもすぐにふわりと向こうの枝に行ってしまうため、双眼鏡で見るのが精一杯で撮影はできませんでした。町有林の伐採以来鳴き声を聞くことも少なくなっていたので、いることが分かって安心しました。大きな顔は他の鳥たちと違い威厳があって、不思議な感動を覚えました。
by pu-
今日は陽の出る時間もありましたが、だいたい霧で煙っていました。

他に先駆けて紅葉するツタウルシとヤマブドウ、霧の中でぼんやり眺めるのも良いものです。
さてごんとうちゃんさんから、見たことのない生物の写真が送られてきました。
「 ハチドリ? ホウジャクです 」
9月下旬は水神池下水路脇のノコンギクに集まる蝶の撮影に夢中でした。シジミチョウやタテハチョウを多く撮りましたが、報告は次の機会にしたいと思います。
それ以上に興味をそそられた、同場所で見つけた蛾を紹介します。ホウジャク、蜂雀と書きます。スズメガ科の蛾です。
スズメガは英語でHawkMothと言います。時速 50Kmという高速で飛ぶ蛾という事でしょう。その中の一属がホウジャクです。英語にするとHumming-Bird HawkMoth、ハチドリのようなスズメガですね。そうです、ノコンギクの蜜を長いストローで吸うために、ホバリングするのです。初めて見た人は日本にもハチドリがいるのかとびっくりするそうですが、今回私も初めて見て驚きました。ただし、実際のハチドリは10cm、ホウジャクは大きいもので4cmぐらいです。
さて、今回同時に3種類に出会いました。まず、ホシホウジャクです。体つきがずんどうで、後翅が黄色で、お腹に横縞があります。名前のように蜂に擬態しています。前翅と背中に深緑の模様があるのが特徴です。ホウジャクに共通ですがホバリングしているため、尻尾を広げて空中姿勢をコントロールしています。ストロボを点いて撮影したので翅が止まっています。実際は高速(毎秒70回)で羽ばたいています。羽音はハチより小さく耳を澄まさないと聞こえません。

次は、ヒメクロホウジャクです。全体的に灰色の毛に覆われています。2枚目の写真のように尻尾に白い模様があり、ふさふさしています。海老のような虫と表現する人もいるそうです。ストロボを使っていませんので翅がぶれています。この尻尾のおかげで3種の中では一番可愛いです。


最後はホシヒメホウジャクです。上の2種に比べてひとまわり小さいです。尻尾が小さく、そのためか、前足を花にかけて安定化させています。この種だけ前翔の形がいびつです。2枚目のストロボで止めた写真で見ると体がずんどうなのがよくわかります。どうでしょう、可愛いか、気持ち悪いかは人それぞれだと思いますが、私は魅了されてしまいました。


ホウジャクで一番人気があるのがオオスカシバという、ヒメクロホウジャクに似ていて、翅がハチのように透明でお腹に赤い線があるホウジャクですが、どこかにいないかと探索しましたが、もう少し暖かい地域のようです。
ホウジャクのホバリング姿を見たい方は、youtubeにたくさん映像が投稿されていますので確認してください。飛んでいる姿は実に面白いですが、止まっている姿はあの3角形の蛾の姿そのもので正直見たくないです。また、ホウジャクは毒を持っていませんし、刺されたり噛まれたりせず、蜜を吸うだけなので安全です。ただし、ホウジャクがいる所には蜂もいますのでご注意を。
by ごんとうちゃん
こんな蛾がいるなんて、驚きです。4㎝といえばスズメバチより少し大きいぐらいなのに、気づいたことがありませんでした。
youtubeで見ましたが、こんな動きをする蛾も見たことがありません。
止まると翅の下の黄色い部分が隠れ地味な迷彩の蛾になるようで、これなら見たことがあるような気がします。
それにしても高速で羽ばたいているのにこのシャープな写真、すごいですね。
珍しいレポート、ありがとうございました。
by pu-

他に先駆けて紅葉するツタウルシとヤマブドウ、霧の中でぼんやり眺めるのも良いものです。
さてごんとうちゃんさんから、見たことのない生物の写真が送られてきました。
「 ハチドリ? ホウジャクです 」
9月下旬は水神池下水路脇のノコンギクに集まる蝶の撮影に夢中でした。シジミチョウやタテハチョウを多く撮りましたが、報告は次の機会にしたいと思います。
それ以上に興味をそそられた、同場所で見つけた蛾を紹介します。ホウジャク、蜂雀と書きます。スズメガ科の蛾です。
スズメガは英語でHawkMothと言います。時速 50Kmという高速で飛ぶ蛾という事でしょう。その中の一属がホウジャクです。英語にするとHumming-Bird HawkMoth、ハチドリのようなスズメガですね。そうです、ノコンギクの蜜を長いストローで吸うために、ホバリングするのです。初めて見た人は日本にもハチドリがいるのかとびっくりするそうですが、今回私も初めて見て驚きました。ただし、実際のハチドリは10cm、ホウジャクは大きいもので4cmぐらいです。
さて、今回同時に3種類に出会いました。まず、ホシホウジャクです。体つきがずんどうで、後翅が黄色で、お腹に横縞があります。名前のように蜂に擬態しています。前翅と背中に深緑の模様があるのが特徴です。ホウジャクに共通ですがホバリングしているため、尻尾を広げて空中姿勢をコントロールしています。ストロボを点いて撮影したので翅が止まっています。実際は高速(毎秒70回)で羽ばたいています。羽音はハチより小さく耳を澄まさないと聞こえません。

次は、ヒメクロホウジャクです。全体的に灰色の毛に覆われています。2枚目の写真のように尻尾に白い模様があり、ふさふさしています。海老のような虫と表現する人もいるそうです。ストロボを使っていませんので翅がぶれています。この尻尾のおかげで3種の中では一番可愛いです。


最後はホシヒメホウジャクです。上の2種に比べてひとまわり小さいです。尻尾が小さく、そのためか、前足を花にかけて安定化させています。この種だけ前翔の形がいびつです。2枚目のストロボで止めた写真で見ると体がずんどうなのがよくわかります。どうでしょう、可愛いか、気持ち悪いかは人それぞれだと思いますが、私は魅了されてしまいました。


ホウジャクで一番人気があるのがオオスカシバという、ヒメクロホウジャクに似ていて、翅がハチのように透明でお腹に赤い線があるホウジャクですが、どこかにいないかと探索しましたが、もう少し暖かい地域のようです。
ホウジャクのホバリング姿を見たい方は、youtubeにたくさん映像が投稿されていますので確認してください。飛んでいる姿は実に面白いですが、止まっている姿はあの3角形の蛾の姿そのもので正直見たくないです。また、ホウジャクは毒を持っていませんし、刺されたり噛まれたりせず、蜜を吸うだけなので安全です。ただし、ホウジャクがいる所には蜂もいますのでご注意を。
by ごんとうちゃん
こんな蛾がいるなんて、驚きです。4㎝といえばスズメバチより少し大きいぐらいなのに、気づいたことがありませんでした。
youtubeで見ましたが、こんな動きをする蛾も見たことがありません。
止まると翅の下の黄色い部分が隠れ地味な迷彩の蛾になるようで、これなら見たことがあるような気がします。
それにしても高速で羽ばたいているのにこのシャープな写真、すごいですね。
珍しいレポート、ありがとうございました。
by pu-
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