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美ヶ原高原の東側に位置する「美しの国」別荘地。豊かな大自然を伝えます。
昨日は美しの国の気温も30℃に達しました。ここでは初めて経験する暑さです。
アスファルトは避けてせせらぎコースなど日陰を歩くようにしていますが、つい気持ちよく下ってしまい帰りは汗だくになります。
さすがのごんとうちゃんさんも、活動範囲が相当狭まっているようです。

「水神池付近の花と虫」

 この地で30°Cに達すると暑くて散歩する気になれません。近所の水神池までの往復で済ませていますが、そこで見つけたものをまとめてみました。

 水神池上のせせらぎコースのサワギクの群生です。あまりうまく撮れていません。肉眼で見た方が綺麗です。
サワギク群生

 水神池下の水路に咲くバイカウツギです。蓋に隠れていて、こんな所でも綺麗な花を咲かせています。
水路のバイカウツギ

 さらに下の方で見つけたオニノヤガラです。1枚目の写真は1週間前のものですが茶色のアスパラガスが生えているようです。
オニノヤガラ1

オニノヤガラ2

 次は昆虫です。過去、いく種類かのゾウムシを紹介しましたが、今回はヒメシロコブゾウムシです、全身白い鱗で覆われていて、背中に黒い筋があります。
ヒメシロコブゾウムシ

 最後はノシメトンボです。熨斗目と書きます。羽の先が黒いです。アキアカネの仲間ですが、避暑のために高所までは来ないそうなので、この辺りで生まれたのでしょう。やはり温暖化が進んでいる現れかもしれません。
ノシメトンボ

 今年は昨年に比べて木々の花が少ないようです。それに比べて、草花がよく咲いています。特にノイバラ がたくさん咲いています。いい匂いです。

by ごんとうちゃん


ありがとうございました。
ヒメシロコブゾウムシ、古代の生物みたいな不思議な形ですね。
確かに、今年はノイバラがとても多くてきれいです。我が家にもどんどん出て来るのですが棘の被害ばかりなのでつい伐ってしまいます。これだけ外で楽しめれば、家には要らないかも知れません。
by pu-

[2022/06/30 22:12] | 未分類
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前々回のブログに書いた11街区のヤグルマソウが満開です。山野草は小さくて地味なものが多い中、これは華やかです。
ヤグルマソウ満開

この群落を期待して渓流コースに行きましたが、どこも葉だけ・・・花のないヤグルマソウ
雪解け直後はこの葉は全部銅色でした。それが緑色に変わり、大きいものでは葉1枚が30㎝近くあるのですが蕾の一つもありません。花が終わった様子もなく、本当に不思議です。

渓流コースで見たかったもう一つ、ヤマキケマンはほとんどが実になっていました。ABさんのイラストにもありましたね。
ヤマキケマン実
ねじれた形が面白いです。熟したら、私も庭に撒いてみようと思います。

イラクサ
この時期に渓流コースを歩いたことがなかったので、イラクサの花も初めて見ました。もう少し開くのか終わりかけか分かりません。
うっかり触ってしまったらとんでもない痛さでした。棘が刺さったのかと思いましたがそうではなく、蟻酸を出すそうです。ぴりぴりした痛さがしばらく続きますので、ご用心下さい。

何の実?
これは何の実でしょうか?知っている葉のような気もするのですが、今頃こんな実ができる花とは?

by pu-

[2022/06/28 23:51] | 未分類
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確定はできませんが コンロンソウの仲間では?ヒロハコンロンソウかもしれません


pu-
コメントありがとうございました。
確かに葉は似ているのですが、コンロンソウの仲間はアブラナ科によくある線形なので違うと思います。
全体にもっと大きくて、実の大きさも高さ2㎝以上はあったような気がします。
定規と一緒に撮影してくれば良かったです。



li ciel
ルイヨウショウマでは思います思います

謎の実判明
pu-
確かにルイヨウショウマですね!
この花のことは全然知りませんでした。
調べると、山地の林内に自生し、短い総状花序の形のまま実になるとあります。今は緑色の実が黒くなるようです。
純白の美しい花ですから、花の時期に見たかったです。
来年のため、近くに目印を立てておきたいと思います。
cielさん、ありがとうございました。

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今日上田市街に下りたら37℃でした。風があってからりとした暑さだったのが救いです。
夕べ豪雨だったせいか、今朝の水道水は塩素臭くて不味かったです。夏でもそのままで冷たく美味しい水が飲めたのに、どうしたのでしょうか。

さて、このブログに新しい特派員ABさんの登場です。健脚な上にとても素敵なイラストを描かれるので、勝手に特派員としてお願いしました。お楽しみ下さい。

6月の花_

ウツギ:咲き始めは白で、だんだん赤くなると思っていました。よく見ると赤い蕾もありますね。白い蕾が赤くなったのかな?

ヤマキケマンソウ:橋のたもとに群生しています。今まで全く気が付きませんでした。ねじれた実がたくさん生っているので、今度庭に蒔いてみよう。

クリンソウ:見つけましたピンクのクリンソウ!もっと探せば白とか紫もあるのかも?


6月の動物_

ハルゼミ♂:鳴き声を聞いているとお昼寝したくなります。

モズの幼鳥:電線にとまっているというより座っている感じですね。まだ綿のような羽毛が残っているんですよ。

子だぬき(かな?):猫の鳴き声のような聞いたことのない声がします。道路に出てみると藪の中から小動物が出現!なにこれ??子だぬきかな。まさか地下室に住んでるんじゃないよね。

by AB


ABさんは小沢根の頭など遠くまでよく歩いて(走って)いらっしゃるので、様々な情報を伝えて下さることを期待しています。
ありがとうございました。これからも楽しみにしています。
by pu-

[2022/06/25 22:11] | 未分類
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ABさんがご覧になったのは アナグマの子どもではないかと思います。

コメントありがとうございます。
AB
庭でアナグマを見かけるので、アナグマの可能性もあるかもしれません。
20cmぐらいしかない子供で斜面を登れず泣いて(?)いました。母親と会えたかな?
アライグマやハクビシンなどもいそうですね。

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クロイチゴ花
この間庭で見つけたクロイチゴが花盛りです。ここは鹿よけの柵の外側なので、ネットを張り巡らそうかと考えています。でも食べるとすれば鹿以外にもいろいろ考えられますから、難しいです。

ヤグルマソウ花
渓流コースにしかないと思っていたヤグルマソウが、11街区で咲いています。2週間前渓流コースに行きましたが蕾さえありませんでした。群落が何か所もありましたから、今咲いていれば壮観でしょう。

マユミの花
今年は、マユミの花がどの木にもぎっしりと咲いています。

マユミの花2
小さくて目立たない花ですが咲き始めは葯が赤くて大きく、可愛らしいです。

ミヤマクワガタ
浴室の外壁にミヤマクワガタがいました。7㎝を超える大きな体です。

7月2日、来週土曜日は恒例の美ヶ原トレイルランが開催されます。昨年・一昨年と中止になりましたから3年ぶりです。
今年は85㎞と50㎞コースのランナー達約1000人が、見晴らしコースを駆け下りていきます。あまり暑くならず全選手が完走できればと願っています。

by pu-

[2022/06/24 23:17] | 未分類
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今年は、例年より花が群生しているように思います。
1街区下の湿地側の斜面です。元々群生していたフタリシズカが、一段と見ごたえのある群落になりました。
フタリシズカ群生

ウマノアシガタ群生
ウマノアシガタ(キンポウゲ)はテニスコートの間の斜面に何か所もの群落ができました。他にも、今まで気づかなかった数か所で群生しています。

DSCN4274.jpg
散歩していると、先の方に何かよちよちと歩いていくものが見えました。

DSCN4273.jpg
アカゲラの幼鳥のようです。時々立ち止まっては辺りを見回し、また体を左右に揺らしながらぎこちなく歩いていきます。

楽しく散歩していたのかも知れませんが、車が来ると危ないのでしばらく見守りました。
DSCN4283.jpg
やっと草むらに入っていき、ほっとしました。声も聞こえず、親が近くにいる様子はありませんでした。
もう自力で食べ物を得ているのでしょうか。

by pu-

[2022/06/19 22:23] | 未分類
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先週、渓流コースを歩きました。入口近くに、別荘地エリアでは見たことのないヤマキケマンが咲いていました。山地の岩場で見られる花です。実の形に特徴があるそうなので、もう少ししたらまた見に行こうと思います。
ヤマキケマン

オオルリが近くに来て美声を聞かせてくれました。
オオルリ

今日は久しぶりに雨の心配がなかったので、庭の手入れをしました。
グンナイフウロ
もう3年ほど前ごんとうちゃんさんから頂いたグンナイフウロが、初めて花を付けました。美しいピンクです。なぜか、我が家ではあまり増えそうにありません。

ハンゴンソウはどこにあっても突然現れたように見えますが、我が家でもこの間突然2本出現しました。なぜわざわざこんな狭い所に割り込んできたのでしょう。
ハンゴンソウ

家の下の方には滅多に行きませんが、昨年交換したばかりの長い柱が湿気で傷まないよう、周囲の草を除くことにしました。
大きなオシダとウリハダカエデ、モミジイチゴなどをどんどん刈っていくと、11年間気づかなかった植物が現れました。
ホトトギス発掘
花はまだですが、茎の毛から見てヤマホトトギスのようです。大きな株が数十株も広がっていました。

庭のクロイチゴ
クロイチゴも十数本。こちら側に滅多に来ないとは言え、こんなに大きな木々に何故今まで気づかなかったのか不思議です。花と実、楽しみが増えました。
3時間ほど作業し続けてくたくたになりましたが、十分過ぎるほどのご褒美をもらった気分です。

by pu-


[2022/06/13 23:17] | 未分類
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夕方は激しい雨で、我が家のワンコは怯えて部屋中をうろうろ歩き回っていました。雨音のしない今は熟睡しています。
ごんとうちゃんさんのレポート、ご紹介します。

「 梅雨前の花と動物 」

 関東甲信越が梅雨に突入しました。しばらく美しの国も雲の中に閉じ込められ憂鬱な時期となります。散歩もままならないですが、その前に梅雨前の花や動物をまとめてみました。例年通りで代わり映えがしませんが、季節便りになればと思います。

梅雨の前触れでしょうか。6月1日のハロ(日暈)現象です。
ハロ

クラブハウス上の斜面は自然観察の適所です。今年もウスバシロチョウが産卵に集まっています。今回は側面の写真を載せましたが、かなりの毛むくじゃらです。
ウスバシロチョウ

沢沿いに群生していたコンロンソウが今年は少なくなっていました。
コンロンソウ

ウスバシロチョウを追いかけていたら、足元にまとまったタニギキョウを見つけました。
タニギキョウ

ヒメクロサナエにも遭遇しました。飛んでいるところを初めてみましたが、実にやさしい飛び方です。
ヒメクロサナエ

除雪で心配していた1街区外周道路脇のヒメハギがかろうじて生き残っていました。
ヒメハギ

東側の登山道にはフクオウソウの株がたくさんありますが、それに劣らず、マイヅルソウもたくさん生えています。
マイヅルソウ

群生ついでに我が家にあるグンナイフウロを紹介します。
去年のブログで秋に咲いた花を紹介しました。例年花が少ないのですが、なぜか今年は沢山花を付けました。頂いた一株から20年で数百株に増えました。
グンナイフウロ

最後に、野鳥です。今年は新しいものに出会えないまま、樹々が繁ってしまいました。珍しくないですが、かわいいコガラの写真が撮れました。虫をくわえていて、頭の羽毛が立っています。
虫を咥えたコガラ

台風や雹のトラウマのため、雨が続くと身構えてしまいます。
天気予報のチェックは欠かせません。土砂災害が起こらないことを祈るばかりです。

by ごんとうちゃん


トンボといえば夏から秋と思っていたので、こんなに早く出現するトンボがいるなんて驚きました。
コガラ、なんて可愛いのでしょう。この髪型はカシラダカを真似てみたのかも知れませんね。コガラ界でこれから流行るかも?

by pu-

[2022/06/08 21:44] | 未分類
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レンゲツツジの開花が、我が家のある1500メートル辺りにまで上がってきました。町有林の伐採跡にも増え、植えられたカラマツに混じって美しく咲いています。カラマツが大きくなり陽当たりが悪くなれば次第に衰退してしまうのでしょうが、あと数年はこの景色を楽しめそうです。
町有林にレンゲツツジ

見晴らしコースを歩くと、オオヤマフスマの群落が何か所も見られました。
オオヤマフスマ
テニスコート上、東屋近辺などにも今年はとても多い印象です。

見晴らしコースにはこんな花も。
見晴らしコースのフランスギク
フランスギク、生態系被害防止外来種です。今まで気づきませんでしたが、こんなに大きな株ですから以前からあったのでしょう。
困った外来種が、こんな山の中にも入り込んできていることに驚きます。

水神池から1街区の下を通っている道は、今クリンソウがきれいです。
水路
ここは以前は広くぬかるんで歩きにくかったのですが、流れの脇に小さな石が並べられて歩きやすく、雰囲気も良くなりました。多分近くの方が作って下さったのだと思いますが、クリンソウも減らないよう絶妙に水を広げているようです。

この道の反対側の崖の下も、私の好きな景色です。
湿地
ここは分譲されている土地ではないので入って行ってどんな植物があるのか見てみたいと思うのですが、どうもぬかるみ過ぎているようです。シラカバなども根っこから倒れてしまうほどですから、長靴でも埋まってしまうのではないかと思います。

湿地2
だからこそ他とは違う植物もありそうで、興味津々です。

by pu-

[2022/06/04 23:56] | 未分類
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