前回のブログで、オオバギボウシをほとんど見なくなったと書きましたが、囲ってある庭などではむしろ増えているようです。鹿の大好物で、数年前の我が家では抜け穴だらけの囲いの中で夜悠々と食べる様子が撮影されていました。でもしっかり囲った今年は、いつの間にかあちこちで咲いています。
このギボウシの件で、ごんとうちゃんさんから異議申し立てがありました。オオバとコバを見分けるには、蕾の初期を見るべきということです。協議の結果、来年を待たなければ分からないという結論になりました。
ただコバはオオバより少し開花が遅れるのでこれから蕾が見られるはずです。
とりあえず前回の葉での見分け方は確実性7割とさせて下さい。申し訳ありません。
さて、ABさんから7月の花第2弾を頂きました。一時より涼しくなったとはいえ、その健脚ぶりに驚きます。
「7月の花 その2」
山頂まで行ってきました。
コウリンカの花びらが垂れてきて見頃です。
ハクサンフウロもにぎやかになってきました。
コマクサもまだ咲いています。
赤とんぼがたくさん飛んでいますね。
暑いから山頂で避暑かな?

そろそろマルバタケブキが咲くころかと頂上公園ポンプ小屋付近の開花を楽しみにしていたのですが皆伐されてしまいましたね。残念。

by AB
開花までじれったかったコウリンカ、開花後も長い期間楽しめるのですね。
私もそろそろ登りたくなりました。
by pu-
このギボウシの件で、ごんとうちゃんさんから異議申し立てがありました。オオバとコバを見分けるには、蕾の初期を見るべきということです。協議の結果、来年を待たなければ分からないという結論になりました。
ただコバはオオバより少し開花が遅れるのでこれから蕾が見られるはずです。
とりあえず前回の葉での見分け方は確実性7割とさせて下さい。申し訳ありません。
さて、ABさんから7月の花第2弾を頂きました。一時より涼しくなったとはいえ、その健脚ぶりに驚きます。
「7月の花 その2」
山頂まで行ってきました。
コウリンカの花びらが垂れてきて見頃です。
ハクサンフウロもにぎやかになってきました。
コマクサもまだ咲いています。
赤とんぼがたくさん飛んでいますね。
暑いから山頂で避暑かな?

そろそろマルバタケブキが咲くころかと頂上公園ポンプ小屋付近の開花を楽しみにしていたのですが皆伐されてしまいましたね。残念。

by AB
開花までじれったかったコウリンカ、開花後も長い期間楽しめるのですね。
私もそろそろ登りたくなりました。
by pu-

15街区のせせらぎコース、年々オシダに侵略されてきています。この辺りのオシダは大きいもので葉の1本が1m近くあり、下にあるせせらぎが隠れてしまいました。鹿が多い年は、オシダも多少食べられるのですが。
向こう側は一面サワギクの群落です。
例年より少ないものの、鹿による食害も目立ってきました。

ヨツバヒヨドリの茎は分枝せず、左上のように頭頂に密な花をつけます。でもこの辺のヨツバヒヨドリは軒並み食べられてしまい、その後食べられた所の下から4本ずつ分岐してそれぞれに花をつけました。この適応力と逞しさ、すごいです。
最近、気づいたことがあります。

山地に特有のオオバギボウシ、以前は結構あったと思うのですが今はほとんど見ません。
代わりにコバギボウシばかり見ます。

ここのコバギボウシはオオバギボウシのように白っぽいものも多く、花で見分けるのは難しいと思います。草丈もあまりあてになりません。
一方葉の大きさと形はだいぶ違うので、葉で見分けています。
オオバギボウシの葉はだいたい30cm以上、ハート型です。
コバギボウシの葉は大きくても20㎝ほどでクサビ形、急に細くなって葉柄につながります。

オオバギボウシは日向、コバギボウシは湿った所、という育つ環境の違いにも、何かしらが影響しているのでしょう。
庭のヤマアジサイにミツバチが沢山来ています。それぞれが、後ろ足に大きな花粉団子を付けていました。

by pu-
毎日雨の心配があり、散歩のタイミングを見つけるのが難しいです。降られなければ、涼しくて快適なのですが。
昨年に続き、ごんとうちゃんさんからゼフィルス情報が届きました。
「 今年のゼフィルス 」
昨年、ゼフィルス(ミドリシジミ の仲間)について述べましたが、今年もたくさん発生しています。7月初旬から舞い始めました。昨年より2週間は早いようです。把握しているだけで、4カ所で縄張り争いをしています。いちばん激しいのは水神池ですが、なかなか下に降りてくれないので、撮影には忍耐が必要です。
1枚目は我が家の庭で目の前にやってきた、羽化したばかりの個体です。翅後部の黄色と黒の模様を詳しく観察できましたが、ミドリシジミなのかアイノミドリシジミなのか、まだ迷っています。アイノミドリシジミだとは思うのですが。

昨年の写真は別個体もので、同一個体での発色の違いが分かりませんでしたが、今年、色が見る角度により緑と青に変化する写真が撮れました。雨や戦いのために翅が痛んでいるため同一個体だと分かります。


日本のゼフィルス は全25種ですが、今朝その中の一種、ウラゴマダラシジミに出会うことができました。ミドリシジミと違い、一頭でフラフラと飛んでいました。この種は縄張り争いをしないのかもしれません。ちなみに今回出会えた個体の雌雄はわかりません。ミドリシジミ と違い、同じ模様のようです。


まだたったの2・3種類ですが、たくさん出会えると嬉しいです。またゼフィルスだけでなく様々な蝶に出会えたら、次の機会に紹介させていただきます。
それにしても今年はアサギマダラ が非常に少ないです。そろそろヨツバヒヨドリが咲きますが例年通り訪れてくれるのでしょうか、心配です。
by ごんとうちゃん
ミドリシジミの光による色の変化はきれいですが、ずたぼろで悲惨過ぎますね。ウラゴマダラシジミは平和な種であることを願います。他のゼフィルスも、ぜひ見つけて下さい。
by pu-
昨年に続き、ごんとうちゃんさんからゼフィルス情報が届きました。
「 今年のゼフィルス 」
昨年、ゼフィルス(ミドリシジミ の仲間)について述べましたが、今年もたくさん発生しています。7月初旬から舞い始めました。昨年より2週間は早いようです。把握しているだけで、4カ所で縄張り争いをしています。いちばん激しいのは水神池ですが、なかなか下に降りてくれないので、撮影には忍耐が必要です。
1枚目は我が家の庭で目の前にやってきた、羽化したばかりの個体です。翅後部の黄色と黒の模様を詳しく観察できましたが、ミドリシジミなのかアイノミドリシジミなのか、まだ迷っています。アイノミドリシジミだとは思うのですが。

昨年の写真は別個体もので、同一個体での発色の違いが分かりませんでしたが、今年、色が見る角度により緑と青に変化する写真が撮れました。雨や戦いのために翅が痛んでいるため同一個体だと分かります。


日本のゼフィルス は全25種ですが、今朝その中の一種、ウラゴマダラシジミに出会うことができました。ミドリシジミと違い、一頭でフラフラと飛んでいました。この種は縄張り争いをしないのかもしれません。ちなみに今回出会えた個体の雌雄はわかりません。ミドリシジミ と違い、同じ模様のようです。


まだたったの2・3種類ですが、たくさん出会えると嬉しいです。またゼフィルスだけでなく様々な蝶に出会えたら、次の機会に紹介させていただきます。
それにしても今年はアサギマダラ が非常に少ないです。そろそろヨツバヒヨドリが咲きますが例年通り訪れてくれるのでしょうか、心配です。
by ごんとうちゃん
ミドリシジミの光による色の変化はきれいですが、ずたぼろで悲惨過ぎますね。ウラゴマダラシジミは平和な種であることを願います。他のゼフィルスも、ぜひ見つけて下さい。
by pu-
今はキバナノヤマオダマキがほとんどですが、時にはヤマオダマキも見ることができます。

普通はよく分枝するそうなのですが、私はここで賑やかに分枝しているものを見たことがありません。いつも1本すくっと立ち、花もせいぜい2~3輪しか付いていないように思います。
そのためか、余計に気品ある印象です。

ヤマホタルブクロも赤紫色がほとんどなので、たまにシロバナに出会うと嬉しくなります。今日はそれ以上に珍しい、半透明の花を見つけました。

終わりかけに雨がしみ込んだのかも知れませんが、ガラスの花のようです。
これは我が家の庭に今年初めて出現した花です。3株出ていました。
花はチダケサシより薄いピンクで、花序は数本が分岐しています。

茎や葉柄は真っ赤で、きれいです。

調べると、静岡・山梨・神奈川の山地の岩場に咲くフジアカショウマと分かりました。葉に光沢がないなど少し違う点もありますが、ハナチダケサシでも上部の葉には光沢があって下部はない、ということがありますから変化の範囲だと思います。
どちらにしてもなぜこんな所にいきなり出現したのか、不思議です。
by pu-

普通はよく分枝するそうなのですが、私はここで賑やかに分枝しているものを見たことがありません。いつも1本すくっと立ち、花もせいぜい2~3輪しか付いていないように思います。
そのためか、余計に気品ある印象です。

ヤマホタルブクロも赤紫色がほとんどなので、たまにシロバナに出会うと嬉しくなります。今日はそれ以上に珍しい、半透明の花を見つけました。

終わりかけに雨がしみ込んだのかも知れませんが、ガラスの花のようです。
これは我が家の庭に今年初めて出現した花です。3株出ていました。
花はチダケサシより薄いピンクで、花序は数本が分岐しています。

茎や葉柄は真っ赤で、きれいです。

調べると、静岡・山梨・神奈川の山地の岩場に咲くフジアカショウマと分かりました。葉に光沢がないなど少し違う点もありますが、ハナチダケサシでも上部の葉には光沢があって下部はない、ということがありますから変化の範囲だと思います。
どちらにしてもなぜこんな所にいきなり出現したのか、不思議です。
by pu-
このところ涼しいので散歩も快適です。ただ、傘を持たないため降られ始めて急いで帰ることもしばしばです。
ごんとうちゃんさんのレポート、ご紹介します。
「 チダケサシ属 」
暑くなったり、涼しくなったり、と目まぐるしく天候が変わっていますが草花は例年どおり咲いてくれています。
チダケサシ(ユキノシタ科)の仲間も咲き始めましたが、今までなんとなく分類していて、もう一つはっきりしていませんでした。そこで今回、自分なりに納得しようと分類に挑戦しました。
この地で生えるのは、アカショウマ、ハナチダケサシ、チダケサシの3種だと思いますので、順番に特徴を述べます。
写真もこの順番です。
( 葉 )
同じような葉のつき方ですが、アカショウマだけ表面の光沢がありません。チダケサシの葉はやや小さく先の尖りが少ないです。また、アカショウマ の葉の付け根が名前どおり赤くなっています。



( 蕾 )
アカショウマは蕾から枝分かれしています。ハナチダケサシ、チダケサシは蕾の初期は一塊りになっています。



( 花 )
アカショウマの花序は分岐が少なく穂先まで比較的均等の細さで伸びています。ハナチダケサシは分岐が多く、一つの穂が三角錐になっています。チダケサシは色がピンク色なのですぐ判別できますが、花序は分岐が多く、穂が短いです。
そして一番の見分け方が匂いです。アカショウマの花だけ白檀に似た強い香りがします。



花が咲く時期も微妙に違いますが、チダケサシが一番遅くこれからです。テニスコートから東屋への階段付近が毎年たくさん咲きます。
以上、インターネットで集めた情報をもとに、あくまでも私見ですので、それは違う、といったご意見、いただければ幸いです。
by ごんとうちゃん
ありがとうございました。アカショウマとハナチダケサシにはいつも悩まされています。
ただ正直な所、変化が多くてこれほどきれいには同定できないように思います。
アカショウマの香りには気づきませんでしたが、これが決め手になるのならすっきりしますね。
by pu-
ごんとうちゃんさんのレポート、ご紹介します。
「 チダケサシ属 」
暑くなったり、涼しくなったり、と目まぐるしく天候が変わっていますが草花は例年どおり咲いてくれています。
チダケサシ(ユキノシタ科)の仲間も咲き始めましたが、今までなんとなく分類していて、もう一つはっきりしていませんでした。そこで今回、自分なりに納得しようと分類に挑戦しました。
この地で生えるのは、アカショウマ、ハナチダケサシ、チダケサシの3種だと思いますので、順番に特徴を述べます。
写真もこの順番です。
( 葉 )
同じような葉のつき方ですが、アカショウマだけ表面の光沢がありません。チダケサシの葉はやや小さく先の尖りが少ないです。また、アカショウマ の葉の付け根が名前どおり赤くなっています。



( 蕾 )
アカショウマは蕾から枝分かれしています。ハナチダケサシ、チダケサシは蕾の初期は一塊りになっています。



( 花 )
アカショウマの花序は分岐が少なく穂先まで比較的均等の細さで伸びています。ハナチダケサシは分岐が多く、一つの穂が三角錐になっています。チダケサシは色がピンク色なのですぐ判別できますが、花序は分岐が多く、穂が短いです。
そして一番の見分け方が匂いです。アカショウマの花だけ白檀に似た強い香りがします。



花が咲く時期も微妙に違いますが、チダケサシが一番遅くこれからです。テニスコートから東屋への階段付近が毎年たくさん咲きます。
以上、インターネットで集めた情報をもとに、あくまでも私見ですので、それは違う、といったご意見、いただければ幸いです。
by ごんとうちゃん
ありがとうございました。アカショウマとハナチダケサシにはいつも悩まされています。
ただ正直な所、変化が多くてこれほどきれいには同定できないように思います。
アカショウマの香りには気づきませんでしたが、これが決め手になるのならすっきりしますね。
by pu-
今日は半袖では少し肌寒いくらいの気温でした。
昨日は降りそうで降らずがっかりしましたが、今夜やっと雨が降り出しました。暑さで参っていた草花たちも生き返ることでしょう。
さて、ABさんから3枚のイラストを頂きましたのでご紹介します。
「7月の花」



by AB
花の特徴をとらえながら温かくて味わい深く、じっくり眺めて楽しみました。
前回は絵と文章が離れて見にくかったように思い、今回は絵に文章を添えていただきました。
どちらが良いでしょうか?
by pu-
昨日は降りそうで降らずがっかりしましたが、今夜やっと雨が降り出しました。暑さで参っていた草花たちも生き返ることでしょう。
さて、ABさんから3枚のイラストを頂きましたのでご紹介します。
「7月の花」



by AB
花の特徴をとらえながら温かくて味わい深く、じっくり眺めて楽しみました。
前回は絵と文章が離れて見にくかったように思い、今回は絵に文章を添えていただきました。
どちらが良いでしょうか?
by pu-
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