月曜日、頂上公園から。


ススキと澄んだ空気で、秋が深まっていくのを感じます。

楽しみに待っていた庭のリンドウ、やっと咲きました。蕾も沢山ついています。

ところが2日後にはこんな無残な姿になっていて、がっかりしました。

すっぱりときれいに切り取られているので、鹿ではないようです。ノウサギの仕業かも知れません。
ノウサギはこの頃よく見るように思います。この間は車に衝突したのか、血も流れていないのに道路脇に横たわっていました。
5月の中旬、エイザンスミレのことを書きました。花が終わると葉が10㎝位にもなって形も変わるということをその時初めて知り、通るたびにその変化を確かめていました。
その株とは違いますが、こんな風に変わりました。

一番下の細かい切れ込みのある葉は開花の時と同じです。でもその上(左側)は切れ込んだまま10㎝くらいにまで大きくなり、一番上(右側)は切れ込みも無くなって全然違う形に変わりました。面白い植物です。
じっくり眺めていると、種があるのに気づきました。

2個しか見えませんが、スミレの種なんてなかなか気づけるものではありません。変な葉のおかげです。
今外気温は10度、これからどんどん紅葉が進んでいきます。
by pu-


ススキと澄んだ空気で、秋が深まっていくのを感じます。

楽しみに待っていた庭のリンドウ、やっと咲きました。蕾も沢山ついています。

ところが2日後にはこんな無残な姿になっていて、がっかりしました。

すっぱりときれいに切り取られているので、鹿ではないようです。ノウサギの仕業かも知れません。
ノウサギはこの頃よく見るように思います。この間は車に衝突したのか、血も流れていないのに道路脇に横たわっていました。
5月の中旬、エイザンスミレのことを書きました。花が終わると葉が10㎝位にもなって形も変わるということをその時初めて知り、通るたびにその変化を確かめていました。
その株とは違いますが、こんな風に変わりました。

一番下の細かい切れ込みのある葉は開花の時と同じです。でもその上(左側)は切れ込んだまま10㎝くらいにまで大きくなり、一番上(右側)は切れ込みも無くなって全然違う形に変わりました。面白い植物です。
じっくり眺めていると、種があるのに気づきました。

2個しか見えませんが、スミレの種なんてなかなか気づけるものではありません。変な葉のおかげです。
今外気温は10度、これからどんどん紅葉が進んでいきます。
by pu-
台風の影響はあまりなかったようですが、ぐずついた天候はしばらく続いていました。昨日久しぶりに太陽が出て、しばらく一桁だった朝の気温も上がってきました。
ごんとうちゃんさんからのレポートをご紹介します。
「 タテハチョウとアカネトンボ 」
雨と霧で鬱陶しい日々が続きましたが、この2日間は秋晴れで少し暑いくらいです。秋はキク科の植物の季節ですが、ノコンギクは年々勢力を増しています。水神池下の水路沿いは特にすごいです。当然、昆虫も集まってきますが、今回、その中でもキレイなタテハチョウとアカトンボを紹介したいと思います。
まずタテハチョウです。
アカタテハ


ヒメアカタテハ


キタテハ


続いて、秋といえばアカトンボです。アキアカネが一般的ですし、なんの目新しさも無いのですが、沢山のアキアカネの中に、ひときわ真っ赤な個体がいるのに気がつきました。
翅の黒い点の模様は同じなのでアキアカネの仲間だと思ったのですが、調べるとナツアカネのオスだと判明しました。下のアキアカネのオスと比較すると、顔まで赤いのが分かります。


水神池下の水路沿いは、私の昆虫観察スポットです。アザミやノコンギクには他の蝶類もたくさん集まっていますので是非観察してください。ただ、水路の蓋の上には極力乗らないで欲しいとの上田市からの要請のため、ご注意ください。
by ごんとうちゃん
こんなに様々な蝶がいたのですね。キタテハは、ヒョウモンチョウの一種と思っていたかも知れません。
水路の蓋の上を歩かない方が良いというのは知りませんでした。近くで花を見ることができるのでよく利用しています。蓋は人が歩いたぐらいで変形するとは思えませんが、どのような理由があるのでしょうか。
by pu-
ごんとうちゃんさんからのレポートをご紹介します。
「 タテハチョウとアカネトンボ 」
雨と霧で鬱陶しい日々が続きましたが、この2日間は秋晴れで少し暑いくらいです。秋はキク科の植物の季節ですが、ノコンギクは年々勢力を増しています。水神池下の水路沿いは特にすごいです。当然、昆虫も集まってきますが、今回、その中でもキレイなタテハチョウとアカトンボを紹介したいと思います。
まずタテハチョウです。
アカタテハ


ヒメアカタテハ


キタテハ


続いて、秋といえばアカトンボです。アキアカネが一般的ですし、なんの目新しさも無いのですが、沢山のアキアカネの中に、ひときわ真っ赤な個体がいるのに気がつきました。
翅の黒い点の模様は同じなのでアキアカネの仲間だと思ったのですが、調べるとナツアカネのオスだと判明しました。下のアキアカネのオスと比較すると、顔まで赤いのが分かります。


水神池下の水路沿いは、私の昆虫観察スポットです。アザミやノコンギクには他の蝶類もたくさん集まっていますので是非観察してください。ただ、水路の蓋の上には極力乗らないで欲しいとの上田市からの要請のため、ご注意ください。
by ごんとうちゃん
こんなに様々な蝶がいたのですね。キタテハは、ヒョウモンチョウの一種と思っていたかも知れません。
水路の蓋の上を歩かない方が良いというのは知りませんでした。近くで花を見ることができるのでよく利用しています。蓋は人が歩いたぐらいで変形するとは思えませんが、どのような理由があるのでしょうか。
by pu-
せっかくの連休ですが、台風の影響からか来荘者も少ないようです。今日は午後霧雨が少し降っただけでした。明日から明後日もできるだけ穏やかに通り過ぎてくれることを願っています。
今、シソ科の花がいろいろ咲いています。でも種類が多く、同定は簡単ではありません。
これは多分ヤマハッカ。


上唇に濃い色の斑点がありますから、少なくともイヌヤマハッカではなさそうです。

今年は、このカメバヒキオコシがとても多い印象です。せせらぎの脇に多く、葉の形が亀に似ているのでこれは見分けやすいと思います。葉の苦味成分が民間薬に使われ、弘法大師が病人にこの汁を飲ませて「引き起こし」たという故事にちなむそうです。
噛んでみましたが、私にはあまり苦味を感じられませんでした。
セキヤノアキチョウジは、今年初めて花の比較的多くついているのを見ることができました。

この後はシソ科ではありません。

ハナイカリ、隣の更地に群生し我が家にも入り込んできました。毒性はないようなので鹿が食べても良さそうですが、美味しくないのでしょうか。裸地に生えるということから、鹿の食害で何も生えていない所に入り込んだとも考えられます。
実になりかけは、距の先が赤くなってきれいです。

タニタデ、とても小さいのですが毛の生えた実と赤い萼が可愛らしいです。

by pu-
今、シソ科の花がいろいろ咲いています。でも種類が多く、同定は簡単ではありません。
これは多分ヤマハッカ。


上唇に濃い色の斑点がありますから、少なくともイヌヤマハッカではなさそうです。

今年は、このカメバヒキオコシがとても多い印象です。せせらぎの脇に多く、葉の形が亀に似ているのでこれは見分けやすいと思います。葉の苦味成分が民間薬に使われ、弘法大師が病人にこの汁を飲ませて「引き起こし」たという故事にちなむそうです。
噛んでみましたが、私にはあまり苦味を感じられませんでした。
セキヤノアキチョウジは、今年初めて花の比較的多くついているのを見ることができました。

この後はシソ科ではありません。

ハナイカリ、隣の更地に群生し我が家にも入り込んできました。毒性はないようなので鹿が食べても良さそうですが、美味しくないのでしょうか。裸地に生えるということから、鹿の食害で何も生えていない所に入り込んだとも考えられます。
実になりかけは、距の先が赤くなってきれいです。

タニタデ、とても小さいのですが毛の生えた実と赤い萼が可愛らしいです。

by pu-
最近、犬の糞を放置してあるのに数か所遭遇しました。どうせ野生動物の糞があるから同じこと、と思うのでしょうか。
でも犬の糞がそれらと決定的に違うのは、臭いことです。臭いと言われるキツネの糞でも寄らなければ分かりませんし、タヌキは舗装路の脇にはしないようです。
シャベルで取って林の中に投げ捨てるという方もいるようですが、愛犬の健康状態を細かく知るためにも、袋に取って家で処分するべきだと思います。お心当たりのある方は、無責任な行動がどれほど他の人たちの気分を害しているかを考えて下さい。
今日はこんな不愉快な思いで鬱々としていたのですが、ABさんからすてきなメールを頂いて気分が晴れました。



by AB
「パッチン」には笑ってしまいました。
ごんとうちゃんさんのレポートにもツリフネソウの実に触るとはじけるとあったのですが、はじけ頃の実が見つからず実行できずにいます。お二人の繊細な観察眼には脱帽です。
ABさん、気分を変えて下さってありがとうございました。
by pu-
でも犬の糞がそれらと決定的に違うのは、臭いことです。臭いと言われるキツネの糞でも寄らなければ分かりませんし、タヌキは舗装路の脇にはしないようです。
シャベルで取って林の中に投げ捨てるという方もいるようですが、愛犬の健康状態を細かく知るためにも、袋に取って家で処分するべきだと思います。お心当たりのある方は、無責任な行動がどれほど他の人たちの気分を害しているかを考えて下さい。
今日はこんな不愉快な思いで鬱々としていたのですが、ABさんからすてきなメールを頂いて気分が晴れました。



by AB
「パッチン」には笑ってしまいました。
ごんとうちゃんさんのレポートにもツリフネソウの実に触るとはじけるとあったのですが、はじけ頃の実が見つからず実行できずにいます。お二人の繊細な観察眼には脱帽です。
ABさん、気分を変えて下さってありがとうございました。
by pu-
半月ぶりに山に帰ると、我が家は芳香に包まれていました。留守中賑やかに開花した、サラシナショウマの香りです。

様々な虫たちも集まってきています。
半月前、シキンカラマツらしき蕾のある株を庭で見つけました。

留守中に咲き終わらないことを願っていたのですが。

もう実になりかけていました。やはりシキンカラマツのようです。来年こそ、花を見たいものです。

頂上公園のウド、ミヤマウドという種類とわかりました。茎や葉柄が赤っぽく、小葉の先が尾状に尖るという特徴があります。関東と中部の、山地上部や亜高山に育つ種だそうです。
前のブログでごんとうちゃんさんがコシアブラの花を紹介して下さいましたが、このウドも同じウコギ科です。
夏に比べれば種類は減りましたが、まだあちこちで花の群生が見られます。

白や紫のノコンギク、この辺りではツリフネソウとのコラボも見られます。

ヤマハハコとホソバノヤマハハコが一緒に咲いています。
半月ぶりの山の夕暮れには音がなく、アオバトの声だけが聞こえました。慣れてしまうと感じなくなるのですが、この静けさは貴重です。
なお、総会資料に記載されている18日の燻製イベントは、コロナの感染状況に未だ不安があるため開催いたしません。
by pu-

様々な虫たちも集まってきています。
半月前、シキンカラマツらしき蕾のある株を庭で見つけました。

留守中に咲き終わらないことを願っていたのですが。

もう実になりかけていました。やはりシキンカラマツのようです。来年こそ、花を見たいものです。

頂上公園のウド、ミヤマウドという種類とわかりました。茎や葉柄が赤っぽく、小葉の先が尾状に尖るという特徴があります。関東と中部の、山地上部や亜高山に育つ種だそうです。
前のブログでごんとうちゃんさんがコシアブラの花を紹介して下さいましたが、このウドも同じウコギ科です。
夏に比べれば種類は減りましたが、まだあちこちで花の群生が見られます。

白や紫のノコンギク、この辺りではツリフネソウとのコラボも見られます。

ヤマハハコとホソバノヤマハハコが一緒に咲いています。
半月ぶりの山の夕暮れには音がなく、アオバトの声だけが聞こえました。慣れてしまうと感じなくなるのですが、この静けさは貴重です。
なお、総会資料に記載されている18日の燻製イベントは、コロナの感染状況に未だ不安があるため開催いたしません。
by pu-
しばらく山を下りていますが、ごんとうちゃんさんから頂いたメールでいつもの秋を懐かしく思い出しました。
「コシアブラと数種の実(22街区)」
毎年、お盆過ぎには一気に涼しくなりますが、今年もすっかり秋になりました。
秋の花々も咲き始め、樹木の実も成り始めました。
今回は、クラブハウスの周辺、22街区の花や実で、目についたものを紹介したいと思います。
まず、山菜の女王、コシアブラ(ウコギ科)です。虫の羽音がうるさく、見上げると、ウコギ科特有の花火の様な花に集まっています。コシアブラの木がこんなに大きいとは思いませんでした。


次は、イケマ(キョウチクトウ科)の実です。まるでオクラの様ですが、有毒です。イケマにこんな大きな実が成るのに今年初めて気がつきました。

次はサルナシ(マタタビ科)です。22街区のサルナシについては以前、実が成らないと紹介しましたが、少し離れた所で道路に垂れ下がる様に、たわわに実った株があるのに気付きました。うつむいて歩いていては見つかりませんでした。


最後は、これも以前紹介された、クラブハウス上のルイヨウボタンの実です。花からは想像できない大きな実です。少し頂いて、家の敷地に植えましたが芽が出るでしょうか。

以上ですが、秋の花々も次々と咲いてきました。特に今年はツリフネソウがやたらと目につきます。またミヤマモジズリが多いです。やはり雨が多いせいでしょうか。
by ごんとうちゃん
先月中旬、多分同じ大きな木を見て、何だろうと思っていました。花が咲きかけで葉が春より幅広で丸いため、コシアブラとは気づきませんでした。お蔭様ですっきりしました。ありがとうございました。
ルイヨウボタンの実、私も撒いてみようと思います。
by pu-
「コシアブラと数種の実(22街区)」
毎年、お盆過ぎには一気に涼しくなりますが、今年もすっかり秋になりました。
秋の花々も咲き始め、樹木の実も成り始めました。
今回は、クラブハウスの周辺、22街区の花や実で、目についたものを紹介したいと思います。
まず、山菜の女王、コシアブラ(ウコギ科)です。虫の羽音がうるさく、見上げると、ウコギ科特有の花火の様な花に集まっています。コシアブラの木がこんなに大きいとは思いませんでした。


次は、イケマ(キョウチクトウ科)の実です。まるでオクラの様ですが、有毒です。イケマにこんな大きな実が成るのに今年初めて気がつきました。

次はサルナシ(マタタビ科)です。22街区のサルナシについては以前、実が成らないと紹介しましたが、少し離れた所で道路に垂れ下がる様に、たわわに実った株があるのに気付きました。うつむいて歩いていては見つかりませんでした。


最後は、これも以前紹介された、クラブハウス上のルイヨウボタンの実です。花からは想像できない大きな実です。少し頂いて、家の敷地に植えましたが芽が出るでしょうか。

以上ですが、秋の花々も次々と咲いてきました。特に今年はツリフネソウがやたらと目につきます。またミヤマモジズリが多いです。やはり雨が多いせいでしょうか。
by ごんとうちゃん
先月中旬、多分同じ大きな木を見て、何だろうと思っていました。花が咲きかけで葉が春より幅広で丸いため、コシアブラとは気づきませんでした。お蔭様ですっきりしました。ありがとうございました。
ルイヨウボタンの実、私も撒いてみようと思います。
by pu-
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