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美ヶ原高原の東側に位置する「美しの国」別荘地。豊かな大自然を伝えます。
翌日の晩に少し雪が降り、トビムシは見えなくなりました。新たな雪を除けてみると小さな黒い点が少しありますが、形は違います。トビムシの死んだものかも知れませんけれど撮影はしていません。やはり雪は真っ白なのが嬉しいです。
さて、ABさんが送って下さった可愛い絵をお楽しみください。

2月の動物1

2月の動物2

2月の動物3

by AB


なぜかエナガは我が家のレストランに来ません。散歩中に行き会うだけです。ジュクジュクという声でいるのはすぐ分かりますが、ちょこまかとひっきりなしに動くので双眼鏡に収めるのも難しいです。じっくり眺めてみたいものです。
ABさんの鳥の絵は、特に目がリアルですごいと思います。ただの黒い丸なのに、こんなに表情豊かなのは驚きです。
by pu-

[2023/02/27 20:27] | 未分類
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季節外れの
雪の上に落ちているのはダケカンバの薄い皮かノリウツギの花と決まっているので、これはとても新鮮でした。

この頃寒くなったり暖かくなったりで、雪面の様子も毎日変わります。

うろこ
寒い朝、前日の雪がうろこのように変身しました。
雪の結晶に発生した、表面霜です。
表面霜

小さなあられのような雪が降った翌日
DSCN0172.jpg
表面は平らです。白いコンクリートに、透明な石の粒が入っているように見えます。どうやってできたのか分かりません。

これは昨日。雪の上に、長さ1ミリくらいの黒いものが無数にありました。以下、閲覧にはご注意下さい。
DSCN0179 (1)
広範囲に見られましたが、我が家の岩陰が一番密集していました。
何かの花粉かと思いましたが、じっと見ていると突然現れたりなくなったりします。

小さすぎて、結局画像を拡大するまで何なのか分かりませんでした。
トビムシ
ぞっ・・・・

初めて見ました。
調べると、トビムシと分かりました。イギリスではsnow fleas(雪ノミ)と呼ばれるだけあり、腹部に跳躍器をもっていて体の10倍以上もジャンプするそうです。ジャンプというより、突然降ってきたり消えたりしているように見えましたが。
日本には400種もいるそうですが、これがなんという種類かは分かりません。
マイナス70℃にもなる南極大陸に住んでいる昆虫は、トビムシだけらしいです。
またアイヌ語名は「雪を融かすもの」の意味で、春の訪れを知らせる虫とも言われているそうです。
まだ2月、例年なら美しの国の春は遠いように思われます。ただ今シーズンのように雪が少ないと落ち葉の見える所もありますから、食べ物には困らないのかも知れません。
今後も観察してみます。

by pu-

[2023/02/24 22:23] | 未分類
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先週の金曜日から土曜日、4~50㎝の積雪がありました。ぎりぎりのマイナス気温だったので重い雪になることを覚悟していましたが、それほどのこともなく一安心しました。
でも日曜日に散歩して、場所によって雪質が違うことが分かりました。
上の雪
これは我が家の方、9街区と10街区の間で、パウダースノーとは行きませんがそれほどの湿雪ではありません。

下の雪
ところが7街区と8街区の間の道では除雪された雪がぼこぼこした塊になっていて、明らかに上とは違いました。水分が多くて、塊の間や穴の奥が青く見える雪でした。
以前国有林側の遊歩道を頂上公園からスノーシューで下り、雪質の変化に驚いたことがあります。今回はそれほど高さの差があるわけではありませんが、場所によって違うことを実感しました。

今朝は久しぶりに冷え込み、霧氷がきれいでした。
濃い霧氷

愛犬のストライキにより、車で頂上公園へ。
頂上公園

DSCN0133.jpg

霧氷

カラマツ霧氷

by pu-

[2023/02/14 22:20] | 未分類
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久しぶりに、逆足跡を見ました。ヒトのものです。
ヒトの逆足跡

このブログでは何度も「逆足跡」と書いているのですが、正しい名称があるはずだとずっと思ってきました。
そこで、「中谷宇吉郎 雪の科学館」のイベント、「教えて館長!雪と氷のQ&A」に問い合わせてみました。


 Q 「家が標高1500メートルの所にあります。散歩道やベランダで見る下記の現象について教えて下さい。動物が雪の上を歩いた後、強風や雨で周囲の雪が飛ばされたり融けたりして、踏み固められた足跡の形の雪が残ります。時には雪の上に3cm以上の高さで、爪の形が凹んだ丸い物体が点々と並びます。テンが来るベランダには、雪でできた高さ数ミリの丸い足跡だけ残ります。仮に逆足跡と呼んでいるのですが、本当は何といえば良いのでしょうか。」

逆足跡テン
テン

逆足跡うさぎ
ウサギ

ベランダの逆足跡
テン 

 A 「この現象は、私も初めて伺いました。このため、実際のものを見てみないと確かな説明をすることが難しいですが、以下のように考えることができます。
 
 このお話は、おそらく地面にほんの数センチ雪が積もったときの現象かと想像します。積もったばかりの雪は、ふわふわの状態ですが、その上を動物などが歩くと、踏み固められた足跡が出来ます。雪が踏み固められると、周囲のふわふわの雪に較べて、風で飛ばされたり、太陽の光で溶かされたりするのに、時間がかかるようになるはずです。このため、周囲のふわふわの雪が消えてしまっても、足跡の部分だけがあとに残ると考えられます。こうして、踏み固められた雪でできた小さな足跡が、最後まで残るのではないでしょうか?

 これを「逆足跡」(“さかさあしあと”、あるいは“ぎゃくあしあと”と、読むのでしょうか?)と呼んでいらっしゃるとのこと、とてもロマンチックな感じで素敵です。このような現象をどう呼んでいるのかは、特に決まったものは無いと思います。せっかくの素敵な呼び方ですので、これからもずっとお使いになっていただきたいと思います。」


でき方については想像通りでしたが、よく考えてみれば、全ての事象に名称があるわけではないのですね。
ぎゃくあしあと、ロマンチックと言っていただき恐縮しました。せっかくですからこのまま使っていこうと思います。
雪の科学館はとても興味深く、ぜひ一度訪ねてみたいと思っているところです。

雪の科学館

by pu-

[2023/02/06 23:00] | 未分類
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