
数日前、庭のマンセンカラマツが食べられました。明らかに鹿の仕業です。敷地の3分の2ほどに鹿よけネットを張り巡らせているのですが、鹿には難なく飛び越えられる高さですからどこかから入ってしまったのでしょう。向こうのヨツバヒヨドリも1本残らず食べてしまいました。絶滅危惧種なのに、というより鹿のために絶滅危惧種になったのかも知れません。
これも絶滅危惧種の、ベニバナヤマシャクヤクは無事でした。

やっと開花、というところで今日の激しい風雨に晒されています。ただでさえ短命な花なので、持ちこたえられるかどうか心配です。

キバナノヤマオダマキが年々増え、通路が通りにくくなっています。

背が高いため、風に吹かれて接触するとこんな風に距が絡まります。ほどくのは難しく、余計に通りにくくて困ります。

数年前に頂いた鉢植えの河津桜、2週間ほど前から咲き始めて次第に花が増えてきます。毎年4月には咲いていたのに今年は咲かず、どうしたのかと思っていました。
桜は2月1日からの平均気温を足して400℃、最高気温を足して600℃になると開花するそうです。4月中旬まではリビングに置いてありましたから、積算温度は充分に満たしているはずなのですが。
不思議ですけれど、まだまだ蕾があるので夏の桜を楽しめそうです。
by pu-
ABさんからも、久しぶりのイラストを頂きましたのでご紹介します。



by AB
そういえば、ベランダの愛犬の毛がもう1週間以上なくなりません。もう子育てにはいったのですね。
巣を作る所はいくらでもありそうですから、ジョウビタキはよほどABさんのおうちが気に入ったのでしょう。
作業も諦めて静かに見守ってくれる、愛情が伝わっているのだと思います。
by pu-



by AB
そういえば、ベランダの愛犬の毛がもう1週間以上なくなりません。もう子育てにはいったのですね。
巣を作る所はいくらでもありそうですから、ジョウビタキはよほどABさんのおうちが気に入ったのでしょう。
作業も諦めて静かに見守ってくれる、愛情が伝わっているのだと思います。
by pu-
今日は今シーズン初めて朝の気温が20度を超えました。
家の傍でウグイスが賑やかに鳴くのですが、5回に1回ほど「ホー ホケゲキョ」(ゲにアクセント)と鳴くのが軽くストレスです。もう1週間近く経つのに直らず、直してくれる親や先輩がいないのかと思います。
もっとも、ストレスと言われてはウグイスも心外でしょう。ヒトの言葉が変わっていくようにウグイスの鳴き声も変わっていくのかもしれませんし。大らかに見守っていきたいものです。
さて、ごんとうちゃんさんがまた新しい花を見つけました。
「 クモキリソウとジガバチソウ 」
本日、6月24日です。我が家の隣地の木の上でホトトギスが鳴いていて、大慌てで撮影しようとしましたが、葉が邪魔で撮れません。かなり粘ったのですが断念しました。ふと足元を見ると、クモキリソウが咲いています。しかしながら花の色が紫がかった色で様子が違います。調べるとジガバチソウというクモキリソウの仲間でした。
前回の記事でクモキリソウの蕾を載せましたが、いい機会なので、クモキリソウとジガバチソウを比べてみます。
上がクモキリソウ、下がジガバチソウです。クモキリソウはまだ蕾ですので、以前撮影したものです。
まず全体です。よく似ています。


花を拡大すると、まず色が違います。ジガバチソウは全体的に暗紫色で、濃い筋が入っています。この花の形が蜂の似我蜂(ジガバチ)に似ているのが名前の由来です。


葉の比較です。クモキリソウに比して、ジガバチソウの葉の網目がはっきりと現れるとされていますが、どうでしょうか。


今年もホトトギスの撮影は期待薄ですが、新しいランを見つけさせてくれました。クモキリソウもジガバチソウも多年草のランですので、来年も咲いてくれるとうれしいです。
最後に、ランつながりで、pu-さんの疑問であるコケイランの葉です。今年は3株見つけたと報告しましたが、せせらぎコース上部にもう1株咲いていました。3株の葉は地中で枯れたようです。1株だけ葉が1枚残っていました。

by ごんとうちゃん
ジガバチソウもコケイランの葉も、初めて目にする嬉しい情報です。早速見に行きます。ありがとうございました。
by pu-
家の傍でウグイスが賑やかに鳴くのですが、5回に1回ほど「ホー ホケゲキョ」(ゲにアクセント)と鳴くのが軽くストレスです。もう1週間近く経つのに直らず、直してくれる親や先輩がいないのかと思います。
もっとも、ストレスと言われてはウグイスも心外でしょう。ヒトの言葉が変わっていくようにウグイスの鳴き声も変わっていくのかもしれませんし。大らかに見守っていきたいものです。
さて、ごんとうちゃんさんがまた新しい花を見つけました。
「 クモキリソウとジガバチソウ 」
本日、6月24日です。我が家の隣地の木の上でホトトギスが鳴いていて、大慌てで撮影しようとしましたが、葉が邪魔で撮れません。かなり粘ったのですが断念しました。ふと足元を見ると、クモキリソウが咲いています。しかしながら花の色が紫がかった色で様子が違います。調べるとジガバチソウというクモキリソウの仲間でした。
前回の記事でクモキリソウの蕾を載せましたが、いい機会なので、クモキリソウとジガバチソウを比べてみます。
上がクモキリソウ、下がジガバチソウです。クモキリソウはまだ蕾ですので、以前撮影したものです。
まず全体です。よく似ています。


花を拡大すると、まず色が違います。ジガバチソウは全体的に暗紫色で、濃い筋が入っています。この花の形が蜂の似我蜂(ジガバチ)に似ているのが名前の由来です。


葉の比較です。クモキリソウに比して、ジガバチソウの葉の網目がはっきりと現れるとされていますが、どうでしょうか。


今年もホトトギスの撮影は期待薄ですが、新しいランを見つけさせてくれました。クモキリソウもジガバチソウも多年草のランですので、来年も咲いてくれるとうれしいです。
最後に、ランつながりで、pu-さんの疑問であるコケイランの葉です。今年は3株見つけたと報告しましたが、せせらぎコース上部にもう1株咲いていました。3株の葉は地中で枯れたようです。1株だけ葉が1枚残っていました。

by ごんとうちゃん
ジガバチソウもコケイランの葉も、初めて目にする嬉しい情報です。早速見に行きます。ありがとうございました。
by pu-

屋根の苔が気になっていたテニスコート上の東屋、きれいに塗装されました。数日前、頂上公園の東屋も養生がされていましたから、もうきれいになっていることでしょう。
この時期、ハンゴンソウの葉を多く見ます。でも花にまで進めるのは一部で、たいてい鹿に食べられてしまいます。

ツリガネニンジンも同じく、鹿の大好物です。

ツリガネニンジンの葉は、このようにとても細いものから丸いものまでいろいろです。一度刈られると丸くなる、という記述を読んだことがあるのですが、側溝の中の葉が丸かったり、上の写真のようにいつも刈られる道端の葉が細かったり、でこれは違うと思いました。別の植物かと思うほどで面白いです。

昨年初めて庭で見つけたフジアカショウマ、今年も出ました。昨年より多いようです。蕾も茎も赤くて葉の光沢が強く、開花が楽しみです。
今、カンボクが見頃です。

我が家のカンボクは家の下にありベランダから見下ろさなくては見えません。
そこで少し切って活けてみました。
アジサイと同じく、頭が重いので難しいです。剣山に刺して上から見るのならそのままの形ですが、見上げたかったので一番口の細い花瓶に入れました。

活けてすぐは全部ひっくり返って、葉も花もそのままの形で裏返しです。でも時間が経つにつれ、飾り花が上を向いたり横を向いたりして違う花のようになりました。
by pu-
梅雨に入りましたが、一日中雨ということはほとんどなくて助かります。犬の足が濡れないよう道が乾いたらすぐ散歩するようにしています。
ごんとうちゃんさんからのメール、ご紹介します。
「 梅雨の晴れ間 」
本日6月18日です。梅雨の晴れ間で、久しぶりに散策ができました。名残のハルゼミが鳴いています。
美しの国は、レンゲツツジ、ミズキ等の花が終わり、今はヤマツツジが満開です。写真は水神池のものですが、上部はもっときれいです。

今年は、樹木花が本当にきれいです。また、草花も大きく成長しています。やはり雨が豊富なせいでしょうか。22街区のクリンソウ群落も個体数を増やしています。

道沿いはどこもニガナの花盛りで、グンバイヅルも開花しました。せせらぎコースでは、小さなタニギキョウが咲いています。また今年も写真のコケイランが3株咲いてくれました。
ラン科では下の写真で、クモキリソウがもうすぐ開花です。


蝶も徐々に現れ始めました。すでに、アサギマダラは飛来しています。晴れ間のせいでしょうか、目の前でテングチョウが翅を開いてくれました。

最後は少し変わったカメムシです。ヒメハサミカメムシです。クマシデにつくらしいです。

そろそろ、ノアザミも咲きそうですし、ノイバラも蕾が膨らみ始めました。アヤメ、オダマキも咲き始めています。木々では、ニシキウツギ、カンボクが咲き、リョウブがもうすぐです。
by ごんとうちゃん
私も、今年の樹の花は特に美しいと思います。いずれ樹の花手帳も作りたいと思い、いろいろ撮影している所です。
せせらぎコースのコケイラン、普通は細く長い葉が2枚あるらしいのですが、ここで葉を見たことがありません。オニノヤガラのように(もっとずっと小さくて可愛らしい花ですが)ぬっと生えている様子が奇妙にも感じます。
by pu-
ごんとうちゃんさんからのメール、ご紹介します。
「 梅雨の晴れ間 」
本日6月18日です。梅雨の晴れ間で、久しぶりに散策ができました。名残のハルゼミが鳴いています。
美しの国は、レンゲツツジ、ミズキ等の花が終わり、今はヤマツツジが満開です。写真は水神池のものですが、上部はもっときれいです。

今年は、樹木花が本当にきれいです。また、草花も大きく成長しています。やはり雨が豊富なせいでしょうか。22街区のクリンソウ群落も個体数を増やしています。

道沿いはどこもニガナの花盛りで、グンバイヅルも開花しました。せせらぎコースでは、小さなタニギキョウが咲いています。また今年も写真のコケイランが3株咲いてくれました。
ラン科では下の写真で、クモキリソウがもうすぐ開花です。


蝶も徐々に現れ始めました。すでに、アサギマダラは飛来しています。晴れ間のせいでしょうか、目の前でテングチョウが翅を開いてくれました。

最後は少し変わったカメムシです。ヒメハサミカメムシです。クマシデにつくらしいです。

そろそろ、ノアザミも咲きそうですし、ノイバラも蕾が膨らみ始めました。アヤメ、オダマキも咲き始めています。木々では、ニシキウツギ、カンボクが咲き、リョウブがもうすぐです。
by ごんとうちゃん
私も、今年の樹の花は特に美しいと思います。いずれ樹の花手帳も作りたいと思い、いろいろ撮影している所です。
せせらぎコースのコケイラン、普通は細く長い葉が2枚あるらしいのですが、ここで葉を見たことがありません。オニノヤガラのように(もっとずっと小さくて可愛らしい花ですが)ぬっと生えている様子が奇妙にも感じます。
by pu-
今、ミズキの最盛期です。我が家の下の方は湿っているので特に多く、斜面が白く見えます。

階段状の葉の上にぎっしりと平らに花が並ぶ、独特の形です。他の樹の分の陽射しも奪い、独り占めしているようです。ミズキが日陰で咲いているのを見たことがありません。

近くで見ると白いのに、遠目ではクリーム色になります。

今日は、終わりかけの樹から雄蕊が雨のように降ってきていました。
樹の花は他にも沢山咲いています。
カマツカ 梅の花に似た可憐な花です。

オトコヨウゾメにしては花が多すぎるようですが・・・雌蕊と花柄・葉柄のピンクも華やかです。

野鳥界はベビーブームのようで、嘴の黄色い幼鳥をよく見ます。
これは我が家の鹿よけネットに止まって親鳥から餌をもらっていた、コガラの幼鳥です。この後には玄関までの通路脇にいて、危うく踏んでしまうところでした。

以前このブログの「屑籠のヒガラ」で書きましたが、今もベランダに置いた愛犬のしっぽの毛が毎日なくなります。まだ巣作りしているペアもいるのでしょう。ベビーブームはまだ続きそうです。
by pu-

階段状の葉の上にぎっしりと平らに花が並ぶ、独特の形です。他の樹の分の陽射しも奪い、独り占めしているようです。ミズキが日陰で咲いているのを見たことがありません。

近くで見ると白いのに、遠目ではクリーム色になります。

今日は、終わりかけの樹から雄蕊が雨のように降ってきていました。
樹の花は他にも沢山咲いています。
カマツカ 梅の花に似た可憐な花です。

オトコヨウゾメにしては花が多すぎるようですが・・・雌蕊と花柄・葉柄のピンクも華やかです。

野鳥界はベビーブームのようで、嘴の黄色い幼鳥をよく見ます。
これは我が家の鹿よけネットに止まって親鳥から餌をもらっていた、コガラの幼鳥です。この後には玄関までの通路脇にいて、危うく踏んでしまうところでした。

以前このブログの「屑籠のヒガラ」で書きましたが、今もベランダに置いた愛犬のしっぽの毛が毎日なくなります。まだ巣作りしているペアもいるのでしょう。ベビーブームはまだ続きそうです。
by pu-
美しの国は元々ツツジ類の多い所ですが、今年は特に美しいと感じています。

1500m辺りのレンゲツツジ・ドウダンツツジは今が盛りで、ヤマツツジも咲き始めました。
ツツジに比べればとても地味ですけれど、カラマツの花も咲き始めました。左の大きいのが雌花、右の小さいのが雄花です。


全体が真っ赤な雌花を見たことがありますから、赤い色が下に広がっていくのかも知れません。
15街区のせせらぎコース、道の両脇にシロバナノヘビイチゴの群落ができました。

数年前は9街区のせせらぎコースに大きな群落があったのですが、2年ほどで消えた記憶があります。
山地から高山帯の下まで、陽当たりの良い草原に群生するはずなのに、ここでは木漏れ日が入る程度の薄暗い所に多いように思います。

今度は消えてしまわないよう願っています。
我が家と隣地の境に、ケブカツルカコソウが咲いていました。ジュウニヒトエやセイヨウジュウニヒトエに似ていますが、毛や花冠の長さ、花の数、上唇などが違います。絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。

花が終わると走出枝を出すそうです。周囲に増えていくのを期待しています。
by pu-

1500m辺りのレンゲツツジ・ドウダンツツジは今が盛りで、ヤマツツジも咲き始めました。
ツツジに比べればとても地味ですけれど、カラマツの花も咲き始めました。左の大きいのが雌花、右の小さいのが雄花です。


全体が真っ赤な雌花を見たことがありますから、赤い色が下に広がっていくのかも知れません。
15街区のせせらぎコース、道の両脇にシロバナノヘビイチゴの群落ができました。

数年前は9街区のせせらぎコースに大きな群落があったのですが、2年ほどで消えた記憶があります。
山地から高山帯の下まで、陽当たりの良い草原に群生するはずなのに、ここでは木漏れ日が入る程度の薄暗い所に多いように思います。

今度は消えてしまわないよう願っています。
我が家と隣地の境に、ケブカツルカコソウが咲いていました。ジュウニヒトエやセイヨウジュウニヒトエに似ていますが、毛や花冠の長さ、花の数、上唇などが違います。絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。

花が終わると走出枝を出すそうです。周囲に増えていくのを期待しています。
by pu-
カエデやモミジが次々に開花していますが、種類が多いので一旦覚えてもいつの間にか忘れてしまいます。今回、ごんとうちゃんさんがまとめて下さいました。
「 カエデ・モミジの花 」
2021年の秋のブログにカエデ ・モミジの紅葉した葉のまとめを掲載していただきました。今年、渓流コースでの花探しイベントで、チドリノキを見つけました。その関連で、今年美しの国で確認できたムクロジ科(カエデ )の花についてまとめようと思いました。花については過去のブログにおいて度々報告されていて、多くは重複していること、既に散ったり結実していること、また報告量が多いこと、をご了承ください。
最初はイロハモミジです。雌雄同株ですが、写真の花は雌花のようです。
撮影日は5月16日です。

次はハウチワカエデ(上の写真)とコハウチワカエデ(下の写真)です。どちらも雌雄同株ですが、ハウチワカエデの花の色は赤く、イロハモミジに似ています。コハウチワカエデの花は黄緑色です。
撮影日はそれぞれ5月9日、5月16日です。


次はオオイタヤメイゲツです。今回別荘地のカエデを観察たところ、コハウチワカエデだと思っていたもののほとんどが、オオイタヤメイゲツだと分かりました。名前の割に葉が小さいので、誤解していました。花はハウチワカエデと同じく赤いですが、葉の上側に上向きに出ます。雌雄同株です。
撮影日は5月10日です。

次はイタヤカエデです。雌雄同株です。花の様子がルイヨウボタンに似ています。
撮影日は5月10日です。

次は似通ったウリ肌を持つウリハダカエデ(上の写真)とホソエカエデ(下の写真)です。両者とも雌雄異株です。ウリハダカエデは邪魔者扱いされるぐらい至る所に生えています。ホソエカエデは数カ所に大木があり、せせらぎコースの上部には若木がたくさん生えています。写真はどちらも雌花です。
撮影日はウリハダカエデが5月10日、ホソエカエデは開花が遅く、5月31日です。


次はコミネカエデです。雌雄異株若しくは同株ですが、写真の花がどちらなのかは不明です。カエデの花の中でも極めて小さく撮影に苦労しました。たくさん生えています。
撮影日は5月20日です。
下の写真は17街区で生えていた同じ葉の形のナンゴクミネカエデです。コミネカエデの仲間ですが、花は少し大きく、可憐です。この株は植樹されたもののようです。
撮影日は5月9日です。


次はアサノハカエデです。雌雄異株です。上の写真が雄花、下が雌花です。雌花の方は実になりつつあり、真ん中に雌しべが見えます。
撮影日は5月9日です。


次はチドリノキです。渓流コースで見つけました。別荘地域では見つけていません。雌雄異株です。上の写真が雄花、下が雌花です。雌花は既に実になっていました。
他のカエデよりも鋭角の実の真ん中に雌しべが残っています。この実の形が千鳥が飛んでいる様に似ているのが名前の由来で
す。因みに、葉は他のカエデの葉とは違って楕円形です。
撮影日は5月9日です。


次はヒトツバカエデです。この株は神社の前に生えている大きな木で、望遠でやっと花が観察できます。雌雄同株です。
開花は遅く、撮影日は6月4日です。

最後はオガラバナ(ホザキカエデ)です。10街区のお宅の玄関と18街区に生えています。この2箇所しか確認できていません。雌雄同株で葉は大きいです。穂咲の名前のように多くの花がついた穂になっています。
開花が遅く、撮影日は6月4日です。

以上です。今回、秋の紅葉だけではあやふやだった種類が、花の形状で明らかになりました。逆に、果実の形状で分かる場合もありますので、樹木は通年で観察する事が肝要なことを学びました。
また、カエデ類には、まだ見つけていないメグスリノキ、ミツデカエデ、ハナノキ等がありますが、観察を続けて見つけたいと思います。
by ごんとうちゃん
チドリノキは、21街区の一番上のお宅から数十メートル上がった頂上公園下の消火栓近くにあり、6年前のブログで花の写真をアップしてあります。この時は6月15日でしたから、まだ花が見られるかも知れません。
カエデもモミジも紅葉がもてはやされますが、今、葉の重なりを見上げると足を止めてしまうほどの美しさです。
by pu-
「 カエデ・モミジの花 」
2021年の秋のブログにカエデ ・モミジの紅葉した葉のまとめを掲載していただきました。今年、渓流コースでの花探しイベントで、チドリノキを見つけました。その関連で、今年美しの国で確認できたムクロジ科(カエデ )の花についてまとめようと思いました。花については過去のブログにおいて度々報告されていて、多くは重複していること、既に散ったり結実していること、また報告量が多いこと、をご了承ください。
最初はイロハモミジです。雌雄同株ですが、写真の花は雌花のようです。
撮影日は5月16日です。

次はハウチワカエデ(上の写真)とコハウチワカエデ(下の写真)です。どちらも雌雄同株ですが、ハウチワカエデの花の色は赤く、イロハモミジに似ています。コハウチワカエデの花は黄緑色です。
撮影日はそれぞれ5月9日、5月16日です。


次はオオイタヤメイゲツです。今回別荘地のカエデを観察たところ、コハウチワカエデだと思っていたもののほとんどが、オオイタヤメイゲツだと分かりました。名前の割に葉が小さいので、誤解していました。花はハウチワカエデと同じく赤いですが、葉の上側に上向きに出ます。雌雄同株です。
撮影日は5月10日です。

次はイタヤカエデです。雌雄同株です。花の様子がルイヨウボタンに似ています。
撮影日は5月10日です。

次は似通ったウリ肌を持つウリハダカエデ(上の写真)とホソエカエデ(下の写真)です。両者とも雌雄異株です。ウリハダカエデは邪魔者扱いされるぐらい至る所に生えています。ホソエカエデは数カ所に大木があり、せせらぎコースの上部には若木がたくさん生えています。写真はどちらも雌花です。
撮影日はウリハダカエデが5月10日、ホソエカエデは開花が遅く、5月31日です。


次はコミネカエデです。雌雄異株若しくは同株ですが、写真の花がどちらなのかは不明です。カエデの花の中でも極めて小さく撮影に苦労しました。たくさん生えています。
撮影日は5月20日です。
下の写真は17街区で生えていた同じ葉の形のナンゴクミネカエデです。コミネカエデの仲間ですが、花は少し大きく、可憐です。この株は植樹されたもののようです。
撮影日は5月9日です。


次はアサノハカエデです。雌雄異株です。上の写真が雄花、下が雌花です。雌花の方は実になりつつあり、真ん中に雌しべが見えます。
撮影日は5月9日です。


次はチドリノキです。渓流コースで見つけました。別荘地域では見つけていません。雌雄異株です。上の写真が雄花、下が雌花です。雌花は既に実になっていました。
他のカエデよりも鋭角の実の真ん中に雌しべが残っています。この実の形が千鳥が飛んでいる様に似ているのが名前の由来で
す。因みに、葉は他のカエデの葉とは違って楕円形です。
撮影日は5月9日です。


次はヒトツバカエデです。この株は神社の前に生えている大きな木で、望遠でやっと花が観察できます。雌雄同株です。
開花は遅く、撮影日は6月4日です。

最後はオガラバナ(ホザキカエデ)です。10街区のお宅の玄関と18街区に生えています。この2箇所しか確認できていません。雌雄同株で葉は大きいです。穂咲の名前のように多くの花がついた穂になっています。
開花が遅く、撮影日は6月4日です。

以上です。今回、秋の紅葉だけではあやふやだった種類が、花の形状で明らかになりました。逆に、果実の形状で分かる場合もありますので、樹木は通年で観察する事が肝要なことを学びました。
また、カエデ類には、まだ見つけていないメグスリノキ、ミツデカエデ、ハナノキ等がありますが、観察を続けて見つけたいと思います。
by ごんとうちゃん
チドリノキは、21街区の一番上のお宅から数十メートル上がった頂上公園下の消火栓近くにあり、6年前のブログで花の写真をアップしてあります。この時は6月15日でしたから、まだ花が見られるかも知れません。
カエデもモミジも紅葉がもてはやされますが、今、葉の重なりを見上げると足を止めてしまうほどの美しさです。
by pu-
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