一昨日下りて行きましたらキノコ園の辺りの紅葉が最高潮でしたから、カーブの中に駐車して撮影しました。どうしても目を奪われてしまいますが、くれぐれも運転がおろそかになることのないよう、皆さまもお気をつけ下さい。無理をせず、安全な場所に駐停車してゆっくりご覧になるのが良いと思います。
ごんとうちゃんさんのメールをご紹介します。最後の音声ファイルも、ぜひお聞きください。一足早い秋を満喫できると思います。
「 山鳴らしと秋の虫の女王 」
本日、10月26日です。朝は寒いですが、昼は暖かいです。薪ストーブの出番はまだです。日の当たる斜面の紅葉は終わりかけていますが、日陰はこれからの所もあります。さすがに、日暮れは早くなっており、秋の虫の声がしんみりです。
さて、紅葉ですが、黄色に色づいた樹木を一本紹介します。ヤマナラシ(ヤナギ科)です。外周道路の区画案内版の向かいに、スクッと高木が生えています。
山鳴らし、と書きます。わずかな風でもサラサラと音をたてるところから名付けられましたが、私には他の木々との違いは分かりません。

葉は互生ですが、枝の先端では輪生のように見えます。葉の柄が長く、よく揺れるために音がよく出るらしいです。花もヤナギに似ているはずですので、来春に確認したいです。ヤナギよりポプラに似ているとも言われています。

幹は白く、縦横に亀裂があります。

次は、秋の虫です。我が家のグンナイフウロの葉の上で鳴いているのを見つけました。カンタン(コオロギ科)です。秋の虫の女王と呼ばれています。ただし鳴いているのはオスです。
邯鄲、と書きます。由来は中国の趙の都の名前です。有名な故事、邯鄲の夢から、一生の出来事もほんの一瞬の儚い夢のごときもの、のように、鳴き声が儚いことが由来です。

翅を上げて、すり合わせて音を立てています。写真の下に音声データを載せておきました。うまく再生できればいいのですが。儚いかどうかわかりませんが、確かに切ない気分にはなります。

カンタン
カンタンの声、無事に再生できていればいいのですが、今後野鳥の声とか、掲載する機会があればと思います。
by ごんとうちゃん
ありがとうございました。
鳥の声や鹿のラットコールなども聞いていただきたいですね。
by pu-
ごんとうちゃんさんのメールをご紹介します。最後の音声ファイルも、ぜひお聞きください。一足早い秋を満喫できると思います。
「 山鳴らしと秋の虫の女王 」
本日、10月26日です。朝は寒いですが、昼は暖かいです。薪ストーブの出番はまだです。日の当たる斜面の紅葉は終わりかけていますが、日陰はこれからの所もあります。さすがに、日暮れは早くなっており、秋の虫の声がしんみりです。
さて、紅葉ですが、黄色に色づいた樹木を一本紹介します。ヤマナラシ(ヤナギ科)です。外周道路の区画案内版の向かいに、スクッと高木が生えています。
山鳴らし、と書きます。わずかな風でもサラサラと音をたてるところから名付けられましたが、私には他の木々との違いは分かりません。

葉は互生ですが、枝の先端では輪生のように見えます。葉の柄が長く、よく揺れるために音がよく出るらしいです。花もヤナギに似ているはずですので、来春に確認したいです。ヤナギよりポプラに似ているとも言われています。

幹は白く、縦横に亀裂があります。

次は、秋の虫です。我が家のグンナイフウロの葉の上で鳴いているのを見つけました。カンタン(コオロギ科)です。秋の虫の女王と呼ばれています。ただし鳴いているのはオスです。
邯鄲、と書きます。由来は中国の趙の都の名前です。有名な故事、邯鄲の夢から、一生の出来事もほんの一瞬の儚い夢のごときもの、のように、鳴き声が儚いことが由来です。

翅を上げて、すり合わせて音を立てています。写真の下に音声データを載せておきました。うまく再生できればいいのですが。儚いかどうかわかりませんが、確かに切ない気分にはなります。

カンタン
カンタンの声、無事に再生できていればいいのですが、今後野鳥の声とか、掲載する機会があればと思います。
by ごんとうちゃん
ありがとうございました。
鳥の声や鹿のラットコールなども聞いていただきたいですね。
by pu-
昨日は初霜が下りました。今日は昨日より暖かいですが、もう散歩に手袋が欠かせません。
今年の紅葉は鮮やかで、ここ数年で一番美しいように思います。どこを切り取っても、基本がオレンジ色になりました。

ただ木々が大きくなったため、広く見られる場所がなくなってしまったのは残念です。

ここからの眺めも年々狭くなっています。

せせらぎコース。白樺はだいぶ葉を落とし、明るくなりました。

10街区の紅葉の名所ともいうべき場所ですが、これは数日前で、落葉も他より早いです。

頂上公園より蓼科山方面

マツブサが沢山の実をつけました。

赤や黄、オレンジばかり眺めていると、緑と黒が新鮮で美しく映ります。
by pu-
今年の紅葉は鮮やかで、ここ数年で一番美しいように思います。どこを切り取っても、基本がオレンジ色になりました。

ただ木々が大きくなったため、広く見られる場所がなくなってしまったのは残念です。

ここからの眺めも年々狭くなっています。

せせらぎコース。白樺はだいぶ葉を落とし、明るくなりました。

10街区の紅葉の名所ともいうべき場所ですが、これは数日前で、落葉も他より早いです。

頂上公園より蓼科山方面

マツブサが沢山の実をつけました。

赤や黄、オレンジばかり眺めていると、緑と黒が新鮮で美しく映ります。
by pu-
そろそろ紅葉のピークに差し掛かっているように思います。当初は例年より遅れているように見えましたが、ここ数日朝から夕方の間にも色づきの変化が結構あります。このスピードで行くと、見頃はあと1週間位かも知れません。
ごんとうちゃんさんのレポートをご覧ください。
「 最近目についたもの 」
本日、10月19日です。最近、晴れ間が続いたので、薪を購入し、小割りにして搬入していました。900本ぐらいを駐車場から家まで手に抱えて運ぶのですが、年々しんどさが増しています。そんな中ですが、散歩ついでに目についたものを紹介します。
まず、地衣類から、ヒメレンゲゴケ(ハナゴケ科)です。枝分かれが少なく、直立しています。

次は、蘚類のダチョウゴケ(キヌゴケ科)です。実はクジャクゴケを探していて、見つけた、と思ったのですが、このコケでした。それでも、亜高山帯以上の標高に生えるらしいです。グラウンド奥の日陰斜面に群生しています。

次は、キノコ 類のニカワホウキタケ(アカキクラゲ科)です。コケの間に小さくて黄色く生えていました。これから枝分かれして成長するものと思います。

次は、ヨウシュヤマゴボウ(ヤマゴボウ科)の実です。帰化植物ですが、別荘地の所々に大きな株で生えています。きれいだったので撮影しました。

次は、またまたシジミチョウの一種を紹介します。ウラギンシジミです。特に珍しい蝶ではありませんが、初めて見つけました。翅の裏側が白く、表が黄色と茶色の模様です。この個体はオスです。成虫で越冬する蝶ですので、直近に孵化した個体だと思われます。


最後は、我が家の近所で放置された別荘の壁にできた、スズメバチの巣です。こんな大きな巣を見たのは初めてです。すごい数のハチが飛び交っていて、羽音が大きくて恐ろしいです。

今年は、本当にスズメバチ が多いです。水神池下の未舗装路で、1匹ですが体当たりされました。刺されませんでしたが、この道は避けたいと思います。
by ごんとうちゃん
地衣類に蘚類、もうだいぶ難しくなってきました。どれも見たことがあるように思いますけれど、違うのかも知れません。ついていけるかどうか自信がなくなってきました。
by pu-
ごんとうちゃんさんのレポートをご覧ください。
「 最近目についたもの 」
本日、10月19日です。最近、晴れ間が続いたので、薪を購入し、小割りにして搬入していました。900本ぐらいを駐車場から家まで手に抱えて運ぶのですが、年々しんどさが増しています。そんな中ですが、散歩ついでに目についたものを紹介します。
まず、地衣類から、ヒメレンゲゴケ(ハナゴケ科)です。枝分かれが少なく、直立しています。

次は、蘚類のダチョウゴケ(キヌゴケ科)です。実はクジャクゴケを探していて、見つけた、と思ったのですが、このコケでした。それでも、亜高山帯以上の標高に生えるらしいです。グラウンド奥の日陰斜面に群生しています。

次は、キノコ 類のニカワホウキタケ(アカキクラゲ科)です。コケの間に小さくて黄色く生えていました。これから枝分かれして成長するものと思います。

次は、ヨウシュヤマゴボウ(ヤマゴボウ科)の実です。帰化植物ですが、別荘地の所々に大きな株で生えています。きれいだったので撮影しました。

次は、またまたシジミチョウの一種を紹介します。ウラギンシジミです。特に珍しい蝶ではありませんが、初めて見つけました。翅の裏側が白く、表が黄色と茶色の模様です。この個体はオスです。成虫で越冬する蝶ですので、直近に孵化した個体だと思われます。


最後は、我が家の近所で放置された別荘の壁にできた、スズメバチの巣です。こんな大きな巣を見たのは初めてです。すごい数のハチが飛び交っていて、羽音が大きくて恐ろしいです。

今年は、本当にスズメバチ が多いです。水神池下の未舗装路で、1匹ですが体当たりされました。刺されませんでしたが、この道は避けたいと思います。
by ごんとうちゃん
地衣類に蘚類、もうだいぶ難しくなってきました。どれも見たことがあるように思いますけれど、違うのかも知れません。ついていけるかどうか自信がなくなってきました。
by pu-
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スズメバチ
AB 1週間ほど前から数十匹のスズメバチが毎日飛び交っています。木の葉などにとまったのを確認したところ、すべてオス(針がないので刺さない)でした。
おそらく新しい女王バチが誕生するのを待っているのだと思います。
pu- たいてい飛んでいるので、蜂の雄雌を判別するのは難しいです。すべてオスだったなんて、素晴らしい発見です。秋に生まれたばかりのオスたちなのですね。
AB 1週間ほど前から数十匹のスズメバチが毎日飛び交っています。木の葉などにとまったのを確認したところ、すべてオス(針がないので刺さない)でした。
おそらく新しい女王バチが誕生するのを待っているのだと思います。
pu- たいてい飛んでいるので、蜂の雄雌を判別するのは難しいです。すべてオスだったなんて、素晴らしい発見です。秋に生まれたばかりのオスたちなのですね。

今日は、朝日に照らされてオレンジ色に輝く木々と雲海が美しい朝でした。

紅葉にはもう少し。基本はまだ緑です。
今年はいろいろな実が鈴なりです。

ナナカマド。

コミネカエデも。

遠くから見ても真っ赤です。コミネカエデかと思いましたが・・・

葉から判断すると、ミネカエデのようです。ミネカエデは、花がまばらで実は上向きにつくはずですが、下向きなのは重いからでしょうか。
いつの間にか、「今の赤 その2」になっていましたので、赤で締めます。

多分ハゼノキです。
by pu-
このところの寒さで紅葉が進みつつあります。でも今のごんとうちゃんさんの視線は、足元のコケに釘付けのようです。
「 コケ植物 その2 」
本日、10月9日です。寒くなってきました。薪ストーブはまだですが、ガス及び電気ストーブはフル稼働です。
スキー場の前売りシーズン券の販売が始まり、ちょっとソワソワし始めていますが、その前に植物観察の紹介をします。
前回、我が家のコケ植物を紹介しましたが、今回は美しの国で観られるコケです。比較的分かりやすい蘚類10種です。
まず、コスギゴケ(スギゴケ科)です。胞子体がたくさん出ています。地面に生えます。

セイタカスギゴケ(スギゴケ科)です。大型のスギゴケです。高さ20cmはあります。2枚目にコスギゴケ(左)セイタカスギゴケ( 右)を並べました。


ヒノキゴケ(ヒノキゴケ科)です。スギゴケよりも細い葉がたくさん出ています。22街区の石垣に生えています。

カサゴケ( ハリガネゴケ科)ですが、カサゴケモドキかもしれません。比較的大きなコケです。直径3cmはあります。コケの女王と呼ばれているようです。水神池の斜面で撮影しました。細かい枝のものはシノブゴケです。

フロウソウ( コウヤノマンネングサ科)です。大型のコケです。直径6cmはあります。岩の上に生えています。これだけコケの名がつきませんが、シダと思えるほど大きいからかもしれません。

タチハイゴケ( ハイゴケ科)です。前回、ハイゴケ 、ハイヒバゴケを紹介しましたがその仲間です。岩の上に生えますが、枝がまばらで少し立ち上がったように生えます。

イワイトゴケ(シノブゴケ科)です。水神池上のせせらぎコースの岩で垂れ下がって生えています。仲間のシノブゴケとは全然似ていません。

ギンゴケ(ハリガネゴケ科)です。ハリガネゴケの仲間です。外周道路の側溝に生えています。文字通り、葉の先が銀色です。
根本はモスグリーンの渋い色合いです。南極にも生える非常に丈夫なコケだそうです。

ホソウリゴケ(ハリガネゴケ科)です。ハリガネゴケの仲間です。アスファルトの隙間でビロード のように生えているコケです。拡大していますので、一本一本わかりますが、肉眼ではわかりにくいです。

最後はハマキゴケ(センボンゴケ科)です。外周道路の石垣に密生しています。比較的に細かいコケです。色が黄色がかっています。

以上ですが、首をひねりながらの同定です。本当にコケ植物も難しいです。ネットで調べても、情報が少なく、似たものでも科が違うこともあります。専門家は顕微鏡や遺伝子解析を駆使して同定するのでしょうが、素人はこの辺りが限界です。これなら分かるというものに出会いましたら、また紹介したいと思います。
by ごんとうちゃん
こんなに多くの種類があるのですね。ヒノキゴケやハマキゴケは見たことがないので、探してみます。ありがとうございました。
by pu-
「 コケ植物 その2 」
本日、10月9日です。寒くなってきました。薪ストーブはまだですが、ガス及び電気ストーブはフル稼働です。
スキー場の前売りシーズン券の販売が始まり、ちょっとソワソワし始めていますが、その前に植物観察の紹介をします。
前回、我が家のコケ植物を紹介しましたが、今回は美しの国で観られるコケです。比較的分かりやすい蘚類10種です。
まず、コスギゴケ(スギゴケ科)です。胞子体がたくさん出ています。地面に生えます。

セイタカスギゴケ(スギゴケ科)です。大型のスギゴケです。高さ20cmはあります。2枚目にコスギゴケ(左)セイタカスギゴケ( 右)を並べました。


ヒノキゴケ(ヒノキゴケ科)です。スギゴケよりも細い葉がたくさん出ています。22街区の石垣に生えています。

カサゴケ( ハリガネゴケ科)ですが、カサゴケモドキかもしれません。比較的大きなコケです。直径3cmはあります。コケの女王と呼ばれているようです。水神池の斜面で撮影しました。細かい枝のものはシノブゴケです。

フロウソウ( コウヤノマンネングサ科)です。大型のコケです。直径6cmはあります。岩の上に生えています。これだけコケの名がつきませんが、シダと思えるほど大きいからかもしれません。

タチハイゴケ( ハイゴケ科)です。前回、ハイゴケ 、ハイヒバゴケを紹介しましたがその仲間です。岩の上に生えますが、枝がまばらで少し立ち上がったように生えます。

イワイトゴケ(シノブゴケ科)です。水神池上のせせらぎコースの岩で垂れ下がって生えています。仲間のシノブゴケとは全然似ていません。

ギンゴケ(ハリガネゴケ科)です。ハリガネゴケの仲間です。外周道路の側溝に生えています。文字通り、葉の先が銀色です。
根本はモスグリーンの渋い色合いです。南極にも生える非常に丈夫なコケだそうです。

ホソウリゴケ(ハリガネゴケ科)です。ハリガネゴケの仲間です。アスファルトの隙間でビロード のように生えているコケです。拡大していますので、一本一本わかりますが、肉眼ではわかりにくいです。

最後はハマキゴケ(センボンゴケ科)です。外周道路の石垣に密生しています。比較的に細かいコケです。色が黄色がかっています。

以上ですが、首をひねりながらの同定です。本当にコケ植物も難しいです。ネットで調べても、情報が少なく、似たものでも科が違うこともあります。専門家は顕微鏡や遺伝子解析を駆使して同定するのでしょうが、素人はこの辺りが限界です。これなら分かるというものに出会いましたら、また紹介したいと思います。
by ごんとうちゃん
こんなに多くの種類があるのですね。ヒノキゴケやハマキゴケは見たことがないので、探してみます。ありがとうございました。
by pu-
昼でも暖房が必要なほど寒くなってきました。全体としての紅葉はまだですが、ツタウルシやサクラ、カエデの実の赤などは見られます。
我が家の庭でも、紅葉する草がちらほら出てきました。これはアキノキリンソウ。

サラシナショウマの実は赤紫色になりました。

その先端についていた変なもの。枝だと思い取ろうとしたら柔らくて、びっくりしました。

よく見て、更にぞっとしました。トビモンオオエダシャクという蛾の幼虫みたいです。良い具合にピンボケとなり、幸いでした。
今年は様々な実がぎっしり生っています。
マユミはまだ割れていないのに、この濃さです。

ニシキギは実が割れ始めました。葉の赤も鮮やかです。

アオハダがこんなにあちこちにあるとは知りませんでした。

葉と実が光に透けると、最高に美しい木です。
by pu-
我が家の庭でも、紅葉する草がちらほら出てきました。これはアキノキリンソウ。

サラシナショウマの実は赤紫色になりました。

その先端についていた変なもの。枝だと思い取ろうとしたら柔らくて、びっくりしました。

よく見て、更にぞっとしました。トビモンオオエダシャクという蛾の幼虫みたいです。良い具合にピンボケとなり、幸いでした。
今年は様々な実がぎっしり生っています。
マユミはまだ割れていないのに、この濃さです。

ニシキギは実が割れ始めました。葉の赤も鮮やかです。

アオハダがこんなにあちこちにあるとは知りませんでした。

葉と実が光に透けると、最高に美しい木です。
by pu-
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