初雪から半月経ちました。この間1㎝ほどの雪は何度も降り、今朝は3㎝ほど積もりました。

犬は大はしゃぎでした。

除雪車が出動するのはクラブハウス周辺で5㎝以上積雪があった場合ですから、ここのような坂道は凍結しないことを願うしかありません。

篭の塔山が美しく見えました。でも上空にはまだ雪雲が控えています。
我が家と山との間、谷になった所から数百羽の鳥の群れが沸き上がってくるのを数回見ました。猛禽類ではなくもっと小さな鳥ですが、鷹柱のように旋回しながら上がってくるのは壮観でした。一度は撮影したいと思いながら、いつも見惚れてしまって終わります。
今年は渡り鳥がとても多いように思います。これは散歩途中で遭遇した、シロハラの群れです。

アップは、ごんとうちゃんさんの写真をご覧下さい。
シロハラ
多くは止まらず飛んで行ってしまいましたが多分シロハラの雌雄だけで、大きな群れでした。飛ぶと尾の先が白く見えます。
この間、温泉について書きました。その後一度は泡が少なくなったのですが、5日ほど前からは以前にも増して大量の泡が付きます。

浴槽や肌にはもっと細かい泡が大量に付いて、光って見えます。炭酸泉の画像を見るとよく似ていましたが天然のものは珍しく、炭酸ガス発生装置を使って人工的に炭酸泉を作っている所が多いようです。
濃度が分かりませんからどの程度の効果があるのか定かではありませんけれど、血流の改善や肌の引き締めなどに効果が期待できるそうです。このままずっとシュワシュワの温泉であることを願っています。
by pu-

犬は大はしゃぎでした。

除雪車が出動するのはクラブハウス周辺で5㎝以上積雪があった場合ですから、ここのような坂道は凍結しないことを願うしかありません。

篭の塔山が美しく見えました。でも上空にはまだ雪雲が控えています。
我が家と山との間、谷になった所から数百羽の鳥の群れが沸き上がってくるのを数回見ました。猛禽類ではなくもっと小さな鳥ですが、鷹柱のように旋回しながら上がってくるのは壮観でした。一度は撮影したいと思いながら、いつも見惚れてしまって終わります。
今年は渡り鳥がとても多いように思います。これは散歩途中で遭遇した、シロハラの群れです。

アップは、ごんとうちゃんさんの写真をご覧下さい。
シロハラ
多くは止まらず飛んで行ってしまいましたが多分シロハラの雌雄だけで、大きな群れでした。飛ぶと尾の先が白く見えます。
この間、温泉について書きました。その後一度は泡が少なくなったのですが、5日ほど前からは以前にも増して大量の泡が付きます。

浴槽や肌にはもっと細かい泡が大量に付いて、光って見えます。炭酸泉の画像を見るとよく似ていましたが天然のものは珍しく、炭酸ガス発生装置を使って人工的に炭酸泉を作っている所が多いようです。
濃度が分かりませんからどの程度の効果があるのか定かではありませんけれど、血流の改善や肌の引き締めなどに効果が期待できるそうです。このままずっとシュワシュワの温泉であることを願っています。
by pu-
先週月曜の初雪以来、もう3~4回降雪がありました。我が家の辺りはなかなか融けないので、このままだと初雪が根雪になるかも知れません。
ごんとうちゃんさんからのレポートをご紹介します。
「 キハダとヤドリギ 」
本日11月21日です。2日前にまた少し雪が降りました。紹介できる植物も限られてきましたが、今回はキハダとヤドリギを紹介したいと思います。
その前に、雪化粧した浅間山が綺麗だったので、今回は火口付近の写真を掲載します。望遠で撮ると縦じわ模様の詳細がよくわかります。

さて、今年は木の実の当たり年で、いろいろ紹介してきましたが、散歩途中で少し大きい黒い実が道路に落ちているのを見つけました。見上げると、他の木の実と付き方が違います。キハダ(黄檗、ミカン科)の実です。

ミズキの実と比較しました。右側の赤い柄がミズキの実ですが、キハダの方が大きくシワがよっています。因みに、キハダの実はミカン科らしい柑橘系、同じミカン科のサンショウの胡椒っぽさ、の両方が合わさった香りがします。味は、一瞬甘く感じますがその後、口を濯ぐまで舌が痺れたままです。サンショウの実の痺れよりも強力です。ツグミ等の野鳥の好物ですが、人はスパイス代わりに使うぐらいだと思います。

夏に撮ったキハダの写真です。葉は羽状複葉、幹はゴツゴツしています。熟す前の実が付いています。大きな樹木です。この木は10街区のもので、11街区にも一本あります。これらは実がなりますので雌株です。水神池の横にキハダの案内板がある個体は雄株のようです。キハダは雌雄異株ですが、来年、花を確認したいと思います。


キハダの樹皮はオオバクという生薬の原料です。また、黄色の染料として使われます。糸の染色のために購入したキハダがありましたので掲載します。樹皮の外皮はコルク質ですが、内皮が黄色いです。齧ると苦いです。

次はヤドリギ(ヤドリギ科、もしくはビャクダン科)です。この季節、落葉樹の葉が全部散ると常緑のヤドリギが現れます。また他の木の実はそろそろ終わりですが、ヤドリギの実はこれからで、一部の鳥の大切な食料となります。
ヤドリギの実には薄黄色のものと橙色のものがあります。橙色のものはアカミヤドリギとよばれています。

実の付き方と透き通るような様子を観察するために拡大しました。この株は薄黄色の実の色です。茎から直接実がなっているように見えます。

以上ですが、ヤドリギは樹木の上部に寄生しています。増えるためには種子を鳥に運んでもらうのですが、普通なら地面に落ちてしまいます。そこで透き通った実の中身は粘性を持っていて、食べた後、種子と共に樹木にくっつくそうです。上手くできています。ただ、高所に生えているので、味見ができないのが残念です。
by ごんとうちゃん
ヤドリギの実、きれいですね。以前22街区の崖下に生えていた木、触れるほどの所にヤドリギがありましたけれど伐採されてしまい残念でした。実も見たかったです。それにしても植物の繁殖には様々なからくりがあって、興味が尽きませんね。
ごんとうちゃんさん、何でも味見されるのでちょっと心配になります。
by pu-
ごんとうちゃんさんからのレポートをご紹介します。
「 キハダとヤドリギ 」
本日11月21日です。2日前にまた少し雪が降りました。紹介できる植物も限られてきましたが、今回はキハダとヤドリギを紹介したいと思います。
その前に、雪化粧した浅間山が綺麗だったので、今回は火口付近の写真を掲載します。望遠で撮ると縦じわ模様の詳細がよくわかります。

さて、今年は木の実の当たり年で、いろいろ紹介してきましたが、散歩途中で少し大きい黒い実が道路に落ちているのを見つけました。見上げると、他の木の実と付き方が違います。キハダ(黄檗、ミカン科)の実です。

ミズキの実と比較しました。右側の赤い柄がミズキの実ですが、キハダの方が大きくシワがよっています。因みに、キハダの実はミカン科らしい柑橘系、同じミカン科のサンショウの胡椒っぽさ、の両方が合わさった香りがします。味は、一瞬甘く感じますがその後、口を濯ぐまで舌が痺れたままです。サンショウの実の痺れよりも強力です。ツグミ等の野鳥の好物ですが、人はスパイス代わりに使うぐらいだと思います。

夏に撮ったキハダの写真です。葉は羽状複葉、幹はゴツゴツしています。熟す前の実が付いています。大きな樹木です。この木は10街区のもので、11街区にも一本あります。これらは実がなりますので雌株です。水神池の横にキハダの案内板がある個体は雄株のようです。キハダは雌雄異株ですが、来年、花を確認したいと思います。


キハダの樹皮はオオバクという生薬の原料です。また、黄色の染料として使われます。糸の染色のために購入したキハダがありましたので掲載します。樹皮の外皮はコルク質ですが、内皮が黄色いです。齧ると苦いです。

次はヤドリギ(ヤドリギ科、もしくはビャクダン科)です。この季節、落葉樹の葉が全部散ると常緑のヤドリギが現れます。また他の木の実はそろそろ終わりですが、ヤドリギの実はこれからで、一部の鳥の大切な食料となります。
ヤドリギの実には薄黄色のものと橙色のものがあります。橙色のものはアカミヤドリギとよばれています。

実の付き方と透き通るような様子を観察するために拡大しました。この株は薄黄色の実の色です。茎から直接実がなっているように見えます。

以上ですが、ヤドリギは樹木の上部に寄生しています。増えるためには種子を鳥に運んでもらうのですが、普通なら地面に落ちてしまいます。そこで透き通った実の中身は粘性を持っていて、食べた後、種子と共に樹木にくっつくそうです。上手くできています。ただ、高所に生えているので、味見ができないのが残念です。
by ごんとうちゃん
ヤドリギの実、きれいですね。以前22街区の崖下に生えていた木、触れるほどの所にヤドリギがありましたけれど伐採されてしまい残念でした。実も見たかったです。それにしても植物の繁殖には様々なからくりがあって、興味が尽きませんね。
ごんとうちゃんさん、何でも味見されるのでちょっと心配になります。
by pu-
草刈りをする予定でしたが、庭は雪で覆われてしまいました。我が家の方はいつも最後まで雪が残りますので、まだ2~3日は無理かもしれません。
さて、ごんとうちゃんさんからの盛り沢山なレポートをお楽しみ下さい。
「 晩秋の色々 」
本日11月14日です。初雪は2cm程度でしたが、一気に寒くなりました。散策も気合を入れないと出られなくなってきました。
さて、今回は晩秋に見つけたものを色々と集めましたので紹介します。
まずは、降雪後のすっきり晴れた浅間山の姿です。噴気が出たり出なかったりを繰り返しています。雪が北西部分にだけ着いています。

次は樹木の実です。pu-さんも紹介されているように、今年は樹木の実がたくさん実って綺麗です。
最初は、10街区のお宅の周りに植えられている、ムラサキシキブ(シソ科)です。が、しかしながら、実が多いのでコムラサキかもしれません。ご存知の方、訂正してください。シソ科の実はクサギといい、本当に綺麗です。因みに来年の大河ドラマは紫式部ですね。

次は、ケヤマウコギの実です。放射状の実のつき方がウコギ科です。下に夏に撮った花と未熟の実の写真を添付します。味は微妙で、少し薬っぽいです。


次は、22街区で目についたアカエゾマツ(マツ科)です。鳥を探して樹上を見上げると、垂れ下がった黄色い実を見つけました。ウラジロモミにもこんな実がつくのかと調べましたが、やはり違っていて、アカエゾマツと判明しました。茎が確かに赤っぽいです。それほど大きくないので、植樹されたものかもしれません。

次は、野鳥です。今は別荘中ツグミだらけです。我が家の周りも騒がしいですが、それよりも騒がしいアオゲラが近くに止まってくれました。オスの真っ赤な頭が綺麗です。

次は、ウソです。野鳥のさえずりを録音して披露したいのですが、今回はその第一弾です。シジュウカラの声と被っていましたので、音声をぶつ切りにしてつなぎ合わせています。写真の個体の声です。

ウソのさえずり
次は、Kさんがグラウンドで見つけられたツチグリで、代わりに紹介します。pu-さんの紹介以来2年ぶりの掲載です。この季節に紹介されていましたが、外皮が広がるのが今なのでしょうか。キノコとしては面白い形です。中の袋の穴から胞子が放出されます。

最後は、蛾ですが、気持ち悪くありません。むしろ可愛いです。クワコ(カイコガ科)です。カイコの祖先です。カイコはクワコの飛翔能力を無くして家畜化したものです。
雪が降った日にグラウンドの横で、高速で羽ばたいても飛び立てない蛾を見つけました。寒さで弱っていると思っていた矢先、勢いよく飛び去って行きました。クワコは一年に何回も羽化するようで、この個体は成虫になったばかりかもしれません。とにかく、毛むくじゃらの体と脚、アンテナのような触角、拡大するとウサギのようです。カイコガの成虫は白くて可愛いらしいですが、クワコから想像すれば納得です。

以上です。カイコが中国から入ってくる前は、このクワコの繭から、糸を紡いでいたようです。カイコは5000年の歴史がありますが、蛾を家畜化するとは、先人はよく考えたものです。それにしても食草は桑の葉のはずですが、この地にクワかヤマグワの木があるのでしょうか。また疑問が増えました。
by ごんとうちゃん
ムラサキシキブは葉で調べたことがありますが、コムラサキとムラサキシキブ両方の特徴を持つ葉が混在していて結局分かりませんでした。どちらにしても、美しい実です。
クワコが可愛いかどうかは別として、カイコが生まれる元になったとは知りませんでした。興味深いお話、ありがとうございました。
by pu-
さて、ごんとうちゃんさんからの盛り沢山なレポートをお楽しみ下さい。
「 晩秋の色々 」
本日11月14日です。初雪は2cm程度でしたが、一気に寒くなりました。散策も気合を入れないと出られなくなってきました。
さて、今回は晩秋に見つけたものを色々と集めましたので紹介します。
まずは、降雪後のすっきり晴れた浅間山の姿です。噴気が出たり出なかったりを繰り返しています。雪が北西部分にだけ着いています。

次は樹木の実です。pu-さんも紹介されているように、今年は樹木の実がたくさん実って綺麗です。
最初は、10街区のお宅の周りに植えられている、ムラサキシキブ(シソ科)です。が、しかしながら、実が多いのでコムラサキかもしれません。ご存知の方、訂正してください。シソ科の実はクサギといい、本当に綺麗です。因みに来年の大河ドラマは紫式部ですね。

次は、ケヤマウコギの実です。放射状の実のつき方がウコギ科です。下に夏に撮った花と未熟の実の写真を添付します。味は微妙で、少し薬っぽいです。


次は、22街区で目についたアカエゾマツ(マツ科)です。鳥を探して樹上を見上げると、垂れ下がった黄色い実を見つけました。ウラジロモミにもこんな実がつくのかと調べましたが、やはり違っていて、アカエゾマツと判明しました。茎が確かに赤っぽいです。それほど大きくないので、植樹されたものかもしれません。

次は、野鳥です。今は別荘中ツグミだらけです。我が家の周りも騒がしいですが、それよりも騒がしいアオゲラが近くに止まってくれました。オスの真っ赤な頭が綺麗です。

次は、ウソです。野鳥のさえずりを録音して披露したいのですが、今回はその第一弾です。シジュウカラの声と被っていましたので、音声をぶつ切りにしてつなぎ合わせています。写真の個体の声です。

ウソのさえずり
次は、Kさんがグラウンドで見つけられたツチグリで、代わりに紹介します。pu-さんの紹介以来2年ぶりの掲載です。この季節に紹介されていましたが、外皮が広がるのが今なのでしょうか。キノコとしては面白い形です。中の袋の穴から胞子が放出されます。

最後は、蛾ですが、気持ち悪くありません。むしろ可愛いです。クワコ(カイコガ科)です。カイコの祖先です。カイコはクワコの飛翔能力を無くして家畜化したものです。
雪が降った日にグラウンドの横で、高速で羽ばたいても飛び立てない蛾を見つけました。寒さで弱っていると思っていた矢先、勢いよく飛び去って行きました。クワコは一年に何回も羽化するようで、この個体は成虫になったばかりかもしれません。とにかく、毛むくじゃらの体と脚、アンテナのような触角、拡大するとウサギのようです。カイコガの成虫は白くて可愛いらしいですが、クワコから想像すれば納得です。

以上です。カイコが中国から入ってくる前は、このクワコの繭から、糸を紡いでいたようです。カイコは5000年の歴史がありますが、蛾を家畜化するとは、先人はよく考えたものです。それにしても食草は桑の葉のはずですが、この地にクワかヤマグワの木があるのでしょうか。また疑問が増えました。
by ごんとうちゃん
ムラサキシキブは葉で調べたことがありますが、コムラサキとムラサキシキブ両方の特徴を持つ葉が混在していて結局分かりませんでした。どちらにしても、美しい実です。
クワコが可愛いかどうかは別として、カイコが生まれる元になったとは知りませんでした。興味深いお話、ありがとうございました。
by pu-
昨日から突然寒くなり、今朝は物見石山が霧氷で白くなっていました。

この季節らしい風景です。

ただ今年はいろいろな実が鈴なりなので、華やかな眺めも所々にあります。

ヤマブドウとツルウメモドキとマユミ。

マユミとカンボク
暖かくて先延ばしにしていた、冬支度を始めました。昨日と今日で庭の一部を囲っていた鹿除けネットと支柱を撤去し、鎌でざっと草刈りをしました。これから数日かけて草刈り機できれいにするつもりですが、既に腰が痛いです。
この所、毎日温泉の変化を感じています。細かい泡が浴槽や身体に沢山付いて、肌触りが滑らかです。撫でると無数の細かい泡が水面に上がって来ますが、またすぐにびっしりと付き、白く光って見えるほどです。
以前にも何回かこのようなことはありましたが、これほどの期間連続してというのはなかったような気がします。
しばらく留守にして帰って来てからなので、もう10日ほどになります。留守の間に実施された、温泉施設の掃除が関係しているのかも知れません。
普段からよく温まると思っていましたが、大量の泡で血行が良くなり更に温泉効果が高まりそうです。
by pu-

この季節らしい風景です。

ただ今年はいろいろな実が鈴なりなので、華やかな眺めも所々にあります。

ヤマブドウとツルウメモドキとマユミ。

マユミとカンボク
暖かくて先延ばしにしていた、冬支度を始めました。昨日と今日で庭の一部を囲っていた鹿除けネットと支柱を撤去し、鎌でざっと草刈りをしました。これから数日かけて草刈り機できれいにするつもりですが、既に腰が痛いです。
この所、毎日温泉の変化を感じています。細かい泡が浴槽や身体に沢山付いて、肌触りが滑らかです。撫でると無数の細かい泡が水面に上がって来ますが、またすぐにびっしりと付き、白く光って見えるほどです。
以前にも何回かこのようなことはありましたが、これほどの期間連続してというのはなかったような気がします。
しばらく留守にして帰って来てからなので、もう10日ほどになります。留守の間に実施された、温泉施設の掃除が関係しているのかも知れません。
普段からよく温まると思っていましたが、大量の泡で血行が良くなり更に温泉効果が高まりそうです。
by pu-
今朝は目覚めてしまうほどの豪雨でした。でも晴れて来ると窓越しにツグミやアトリの大群を眺めることができて、葉が落ちてしまった寂しさも埋められるように感じました。春以来の、ごんとうちゃんさんによる鳥の写真も届きました。
「 去っていく夏鳥とちょっと珍しい昆虫 」
本日11月6日です。南風で暖かいですが、この風ですっかり木々は葉を落としました。またまた、落ち葉掃除の季節ですが、野鳥観察の季節でもあります。夏鳥が南に渡り始め、冬鳥がやってきます。今年はアトリの群れをよく見ます。時に数百羽です。そんな中、去っていく夏鳥2種を紹介します。
まずは、去年も紹介した、ルリビタキです。結局今年は成鳥には出会えませんでした。去年は横向きの写真でしたので、今年は前後の姿を紹介します。尾の色が少し濃いのでオスの若鳥だと思います。


最近新しい種類に出会えていませんが、やっと一羽見つけたのがエゾムシクイです。ムシクイの仲間には他にセンダイムシクイ 、メボソムシクイがいますが、この個体は嘴の根本が少しピンクがかっています。一見するとウグイス に似ていますが、この時期のウグイスは藪の中にいます。南に渡っていく途中で、高い木の上でチッ、チッ、と地鳴きしていて見つけられました。

次からは初めて見る昆虫です。苦手な方もおられるでしょうが、ご容赦願います。
シラキトビナナフシです。家の郵便箱の上に乗っていました。トビナナフシとは、翅が生えているナナフシで、日本には他にニホントビナナフシ、ヤスマツトビナナフシがいます。背中に茶色の線が入っていて特定しましたが、北海道以外は生息地は限られている様です。また、トビナナフシの仲間はメスだけの単為生殖で増えるので、オスは稀で、この個体もメスだと思われます。

次は、アオカナブンです。眺望コースでキラキラ光る破片を見つけました。何かの包紙かな、と思いましたが、どうやら昆虫の死骸の破片の様です。

私には判別できないので、昆虫について教えていただける所をネットで調べ、石川県ふれあい昆虫館にメールしました。あっという間に返事が返ってきて、アオカナブン(コガネムシ科)と教えていただきました。そこから、写真を頼りに、三日がかりで、破片を繋ぎ合わせました。光の当たり方で一部青くも見えますが、緑色のメタリックカラーです。宝石の様な綺麗さです。

矢印の部分は後肢の付け根です。この部分がくっついているのがアオカナブンで、離れているのが普通のカナブンです。組み立てたこの個体は付け根がくっついているのでアオカナブンと同定できます。

以上です。来年の課題として、ルリビタキの成鳥を見つける事以外に、生きたアオカナブンを見つけることも付け加わりました。昆虫館の先生の話では、標高と広葉樹の条件が合っているとの事ですので、期待大です。
by ごんとうちゃん
ありがとうございました。ルリビタキ、可愛いですね。成長のメスに見えますが、幼鳥なのですか。
アオカナブン、ほぼ完璧に組み立て上がりましたね。3日がかりとはお疲れさまでした。
by pu-
「 去っていく夏鳥とちょっと珍しい昆虫 」
本日11月6日です。南風で暖かいですが、この風ですっかり木々は葉を落としました。またまた、落ち葉掃除の季節ですが、野鳥観察の季節でもあります。夏鳥が南に渡り始め、冬鳥がやってきます。今年はアトリの群れをよく見ます。時に数百羽です。そんな中、去っていく夏鳥2種を紹介します。
まずは、去年も紹介した、ルリビタキです。結局今年は成鳥には出会えませんでした。去年は横向きの写真でしたので、今年は前後の姿を紹介します。尾の色が少し濃いのでオスの若鳥だと思います。


最近新しい種類に出会えていませんが、やっと一羽見つけたのがエゾムシクイです。ムシクイの仲間には他にセンダイムシクイ 、メボソムシクイがいますが、この個体は嘴の根本が少しピンクがかっています。一見するとウグイス に似ていますが、この時期のウグイスは藪の中にいます。南に渡っていく途中で、高い木の上でチッ、チッ、と地鳴きしていて見つけられました。

次からは初めて見る昆虫です。苦手な方もおられるでしょうが、ご容赦願います。
シラキトビナナフシです。家の郵便箱の上に乗っていました。トビナナフシとは、翅が生えているナナフシで、日本には他にニホントビナナフシ、ヤスマツトビナナフシがいます。背中に茶色の線が入っていて特定しましたが、北海道以外は生息地は限られている様です。また、トビナナフシの仲間はメスだけの単為生殖で増えるので、オスは稀で、この個体もメスだと思われます。

次は、アオカナブンです。眺望コースでキラキラ光る破片を見つけました。何かの包紙かな、と思いましたが、どうやら昆虫の死骸の破片の様です。

私には判別できないので、昆虫について教えていただける所をネットで調べ、石川県ふれあい昆虫館にメールしました。あっという間に返事が返ってきて、アオカナブン(コガネムシ科)と教えていただきました。そこから、写真を頼りに、三日がかりで、破片を繋ぎ合わせました。光の当たり方で一部青くも見えますが、緑色のメタリックカラーです。宝石の様な綺麗さです。

矢印の部分は後肢の付け根です。この部分がくっついているのがアオカナブンで、離れているのが普通のカナブンです。組み立てたこの個体は付け根がくっついているのでアオカナブンと同定できます。

以上です。来年の課題として、ルリビタキの成鳥を見つける事以外に、生きたアオカナブンを見つけることも付け加わりました。昆虫館の先生の話では、標高と広葉樹の条件が合っているとの事ですので、期待大です。
by ごんとうちゃん
ありがとうございました。ルリビタキ、可愛いですね。成長のメスに見えますが、幼鳥なのですか。
アオカナブン、ほぼ完璧に組み立て上がりましたね。3日がかりとはお疲れさまでした。
by pu-
しばらくABさんの絵を拝見していなかったので、催促してしまいました。雪が降る前に色々な作業を終わらせようとお忙しい中でしたが、素敵な絵を頂くことができました。


by AB
ありがとうございました。
本当に、今年はマユミの実がひときわきれいです。どの木も色が濃く、まさに賑やかで、お花見の頃の桜のようです。
庭のヤマハハコも純白のドライフラワーのようになっています。刈るには惜しくて残してありますが、これからこんな風に種になるのでしょうか。
by pu-


by AB
ありがとうございました。
本当に、今年はマユミの実がひときわきれいです。どの木も色が濃く、まさに賑やかで、お花見の頃の桜のようです。
庭のヤマハハコも純白のドライフラワーのようになっています。刈るには惜しくて残してありますが、これからこんな風に種になるのでしょうか。
by pu-
しばらく留守にして夕べ帰宅したら、我が家の辺りは思いのほか落葉していました。留守中が紅葉のピークだったようで残念です。でもクラブハウスあたりの赤いモミジ類は、息を呑むほどの鮮やかさでした。
さて、ごんとうちゃんさんの写真をお楽しみ下さい。
「 キレイなもの集めました 」
本日11月2日です。薪ストーブを焚き始めましたが、今日は全く寒くありません。ドカ雪は嫌ですが、スキーヤーとしては雪が待ち遠しいです。
さて、紅葉は一部のカエデやドウダンツツジクマシデ等を除いて、ほぼ終わりですが、散策ついでに見つけた、キレイなものを紹介します。
カエデ類は赤く変化するものと黄色くなるものがあります。どちらもキレイですが、コミネカエデは色の変化が大きく、一際鮮やかです。

紅葉とは逆に、葉が白く変化するものもあります。まずはコシアブラです。正確には薄黄色ですが、ほとんど白くなります。

次は我が家に生えているチョウセンゴミシです。これも白く変化します。葉柄の赤い部分がより引き立ちます。

木の実も毎年楽しませてくれますが、今年はたくさん実をつけていて、キレイです。
まずは、ニシキギの実です。pu-さんが弾ける前のものを紹介されていましたが、これは弾けた後のものです。クラブハウス横の斜面の個体です。

次は、同じニシキギ科のツリバナの実です。割れた果皮が赤紫で鮮やかです。この個体はテニスコートの上に生えているものですが、こんな色の実は初めて見ました。

次は、ツルウメモドキです。割れた状態の実は何回か紹介されていますが、割れる前ののものはまだ紹介されていないと思います。雌しべの花柱が角のように残っています。

最後はオヤマリンドウが、まだ咲いていましたので掲載します。1ヶ月以上、長い期間咲いているようです。

以上です。今年の紅葉は例年と比べて鮮やかでした。毎年、真っ先に落葉するシラカンバも葉が残っていましたし、ミズナラの葉が枯れずに黄変したのも、キレイでした。それでも、あっと言う間に終わったような気がします。
by ごんとうちゃん
チョウセンゴミシ、我が家にも咲いていたので探しましたが葉は見当たりません。落ちてしまったようです。
今日は山も異常な暖かさです。長袖シャツ1枚で散歩しても暑いほどでした。
by pu-
さて、ごんとうちゃんさんの写真をお楽しみ下さい。
「 キレイなもの集めました 」
本日11月2日です。薪ストーブを焚き始めましたが、今日は全く寒くありません。ドカ雪は嫌ですが、スキーヤーとしては雪が待ち遠しいです。
さて、紅葉は一部のカエデやドウダンツツジクマシデ等を除いて、ほぼ終わりですが、散策ついでに見つけた、キレイなものを紹介します。
カエデ類は赤く変化するものと黄色くなるものがあります。どちらもキレイですが、コミネカエデは色の変化が大きく、一際鮮やかです。

紅葉とは逆に、葉が白く変化するものもあります。まずはコシアブラです。正確には薄黄色ですが、ほとんど白くなります。

次は我が家に生えているチョウセンゴミシです。これも白く変化します。葉柄の赤い部分がより引き立ちます。

木の実も毎年楽しませてくれますが、今年はたくさん実をつけていて、キレイです。
まずは、ニシキギの実です。pu-さんが弾ける前のものを紹介されていましたが、これは弾けた後のものです。クラブハウス横の斜面の個体です。

次は、同じニシキギ科のツリバナの実です。割れた果皮が赤紫で鮮やかです。この個体はテニスコートの上に生えているものですが、こんな色の実は初めて見ました。

次は、ツルウメモドキです。割れた状態の実は何回か紹介されていますが、割れる前ののものはまだ紹介されていないと思います。雌しべの花柱が角のように残っています。

最後はオヤマリンドウが、まだ咲いていましたので掲載します。1ヶ月以上、長い期間咲いているようです。

以上です。今年の紅葉は例年と比べて鮮やかでした。毎年、真っ先に落葉するシラカンバも葉が残っていましたし、ミズナラの葉が枯れずに黄変したのも、キレイでした。それでも、あっと言う間に終わったような気がします。
by ごんとうちゃん
チョウセンゴミシ、我が家にも咲いていたので探しましたが葉は見当たりません。落ちてしまったようです。
今日は山も異常な暖かさです。長袖シャツ1枚で散歩しても暑いほどでした。
by pu-
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