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美ヶ原高原の東側に位置する「美しの国」別荘地。豊かな大自然を伝えます。
梅雨も最後になり、散歩途中で突然の豪雨に見舞われました。そばのお宅の軒下に飛び込み友人に車をお願いして帰ることができました。梅雨が明けても近年はこんなスコールが多く、雨雲ズームレーダーの確認を忘れて出るのは危険です。
ごんとうちゃんさんからとても興味深いレポートが届きましたので、ご紹介します。


 もう直ぐ梅雨明けと予報にだまされ続け、もう8月です。やっと、夏らしくなるでしょうか。この間、散策もままならず、雨の止み間に草取りや蝶の観察ばかりでした。
 そんな中、フシグロセンノウの幼株を見つけ植え替えようと引き抜いたところ、なんと、土の中に花が咲いているのを発見。それも透明の花が咲いているではありませんか。
地中の花

地中の花2

 世紀の発見か、と調べましたがなかなかヒットしてくれません。翌日、冷静になるとこれはヒゲネワチガイソウ の株だということを思い出しました。
 皆さん、閉鎖花というのをご存知でしょうか。センボンヤリを見つけた時に初めて知ったのですが、根の近くの土中に閉鎖花を付けるものがあるとは、全く知りませんでした。ワチガイソウの仲間は根元の葉腋に閉鎖花をつけるとのこと。証拠に、根元の拡大写真で花らしき中に種が3粒あるのがわかると思います。
ヒゲネワチガイソウ閉鎖花

 種があるということは、閉鎖花の中で自家受粉し、種子を作り、増えていくということです。そして、透明の花だと思っていたのは、子房の殻が開いただけということでした。
下の別株の写真に、まだ開いていないものと閉鎖花(上側の株の右に3つ種がついているわきの極小さいもの)が見えます。
2ヒゲネワチガイソウ閉鎖花
 
最後に、ヒゲネワチガイソウ (ナデシコ科、開花時期は4月下旬)の地上の解放花を掲載しておきます。少々がっかりの結末ですが、良い勉強になりました。
ヒゲネワチガイソウ4月

 ( おまけ )
 今回もおまけで、ヒョウモンチョウ のつづきを報告いたします。メスグロヒョウモンのオスです。背中側はほぼミドリヒョウモンと同じですが、前翅の肩側の模様が少し薄いです。腹側の特徴は、後翅に白いスジがある以外にはほとんどありません。最近オスが他のヒョウモンチョウ類の集団によく紛れています。
メスグロヒョウモン♂

メスグロヒョウモン♂裏

by ごんとうちゃん


ネットの写真で見たことはあったのですがよく理解できずにいた所、このレポートでよく分かりました。地中に透明の花(ではありませんが)なんて、幻想的です。上の花や実が動物に食べられても、地中の種で繁殖できるのは有利ですね。
私も、来年ヒゲネワチガイソウが咲いたら印をつけておき夏に掘ってみようと思います。
瓢箪から駒、の貴重なレポートをありがとうございました。

by pu-

[2020/08/02 15:35] | 未分類
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