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美ヶ原高原の東側に位置する「美しの国」別荘地。豊かな大自然を伝えます。
今日久しぶりに美ヶ原に行きました。マツムシソウ・ウメバチソウ・ハクサンフウロ・アキノキリンソウなど咲き乱れる中、気持ちよく散歩し、車に戻った途端豪雨に見舞われました。その上強風が吹き荒れ、1㎝ほどの雹が降り注ぎ、雷鳴が轟き、光り、と恐怖を感じるほどでした。20分ほど待ちましたが収まらないので下り始めましたが視界がとても悪く道は川のようで、巣栗まで下りてほっとしました。山の天候急変は激烈です。
 ごんとうちゃんさんからのレポートをご紹介します。


 美しの国の草花は続々と、秋モードに入っていますが、昼間はさすがの照りで、ヨツバヒヨドリ は少々シナっとしてしまいます。一雨欲しいところです。
 今回も、ブログでまだ紹介されていない草花を紹介したいと思います。地味シリーズが続きますが、よろしくお付き合いください。

 まず、アキカラマツです。キンポウゲ科カラマツソウ3兄弟の最後を飾ります。と言っても、最も地味ですが。
 カラマツソウの仲間は先般報告したタケニグサと同様、花弁を持たない花の野草です。こちらは萼が抜けるのではなく、丸い蕾の萼が割れて雄しべが広がります。萼と雄しべの様相によって、花の趣が3種3様異なります。
 カラマツソウは雄しべが真っ白で花火の様に開くので清楚で豪華です。シキンカラマツは萼が赤紫色、雄しべが黄色と可憐です。それに比して、アキカラマツは萼は地味、雄しべは薄黄色で下を向いたままです。
 よって、毎年見逃されているかもしれませんが、今年は他の植物と同様に個体数が増えています。
アキカラマツ

アキカラマツ花

 ムカゴイラクサ属(イラクサ科)のムカゴイラクサです。せせらぎコースの一番下と、1街区と3街区の間にある湿地で見つけました。背丈は低く、20cmから50cmくらいです。雌花序が頭頂にあります。葉腋に雄花序と茶色のムカゴがあるのが特徴ですが、この個体には雄花序がない様です。種子の他、このムカゴにより繁殖します。茎や葉にトゲ があります。
ムカゴイラクサ

 ムカゴイラクサ属のミヤマイラクサです。背丈は1mくらいあります。とにかくトゲトゲですが、東北ではアイコといって山菜の女王らしいです。もちろん若芽でしょうが、美味とのこと。頭頂に雌花序があり、葉腋の細かい花が雄花序です。1街区と3街区の間にある湿地で見かけました。きれいな沢沿いに生えるらしいので、嬉しいことです。
ミヤマイラクサ

 ガンクビソウ属(キク科)のガンクビソウです。テニスコート横の散歩道で見つけました。葉腋から花軸を伸ばし、タンポポ の蕾の様な花 をつけます。キセルの雁首に似ているとも、葉がタバコに似ているからとも言われている様です。
最後に紹介するヤブタバコを主とするヤブタバコ属とする研究者もいる様です。植物界も混乱しているのですね。
ガンクビソウ

最後はガンクビソウ属のヤブタバコです。名前の由来は説明がいらないと思います。1街区と3街区の間にある湿地と、4街区の周回道路脇で見かけました。ガンクビソウは枝分かれしませんが、ヤブタバコは分枝を出し、葉腋からの花軸が短く、直接花がついている様に見えます。花の拡大写真はヤブタバコのものですが、ガンクビソウと同じです。こうなると種類を分けるべき意味は、と素人には思えるのですが。
ヤブタバコ

ヤブタバコ花

 因みに、1街区と3街区の間にある湿地なる場所が何回も出てきましたが、この場所は、水辺の植物が沢山観察できるおすすめスポットの一つです。フクジュソウ、ミズバショウ、クリンソウ、ミズヒキ、ツリフネソウ、キツリフネ、シキンカラマツ、アカネ、アケボノソウ、トリカブト等、春秋を通して観察できます。

by ごんとうちゃん


山菜採りで渓流コースを歩いても、ミヤマイラクサは見つかりませんでした。そんなところにあったのですか。最も、沢山生えていなければ採るわけにはいきませんね。

by pu-

[2020/08/21 23:42] | 未分類
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