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美ヶ原高原の東側に位置する「美しの国」別荘地。豊かな大自然を伝えます。
6月初めから先月中旬まで留守にしましたら、花がすっかり入れ替わっていました。6月の花を見逃したのは残念でしたが、今年は例年より花が増えているように思います。
ごんとうちゃんさんが、今の時期間違えやすい黄色の5弁花についてまとめて下さいました。


「 似ている黄色い花 」

 アジサイに似ている花を紹介しましたが、またまたスッキリしていない花達が現在咲いています。この黄色い花は何だったかと、皆さん迷っておられないでしょうか。
 それはキンポウゲ科のキツネノボタン、バラ科のダイコンソウ、ミツモトソウ の3種です。花と葉の形で区別するのですが、今回、それらを併記してみました。是非見比べてください。以下、全体の姿、花、葉の順です。

 キツネノボタン、水神池の辺りや下の水路に生えています。花弁が他のものより小さいです。葉に大きな裂が入っています。この葉の形が牡丹に似ていることからキツネノボタンというそうです。花後は金平糖様の実ができます。恥ずかしながら、私はこの実が洋服のボタンに似ているからだと思っていました。
キツネノボタン

キツネノボタン花

キツネノボタン葉jpeg

ダイコンソウ、どこにでも生えています。雌しべが緑色です。葉が大根の葉に似ています。花後はキツネノボタンに似た実ができます。
ダイコンソウ

ダイコンソウ花アップ

ダイコンソウ葉

 ミツモトソウ、あちこちの斜面に咲いています。雌しべが黄色いです。葉はバラ科らしい3枚葉です。花後はバラやイチゴの花後に似た萼と実になります。因みにミツモトの語源は水源(みずもと)に咲くかららしいです。
ミツモトソウ

ミツモトソウ花

ミツモトソウ葉

 以上ですがもう一つ、キンポウゲ 科のウマノアシガタも似ている花です。ただ開花が6月で、1ヶ月早いので間違わないと思います。これで、今まで何気なくこれかな、あれかな、と思っていたものが一つ解決したと思います。

by ごんとうちゃん



雌しべの色と葉の形で見分けられるのですね。一度見分け方を整理しておこうと思いながら、早5~6年。ルーペで葉の裏の毛を見るなんてことをしないで良いのなら、早く整理しておけば良かったです。もやもやが晴れてすっきりしました。ありがとうございました。

by pu-

[2021/08/07 23:18] | 未分類
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