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美ヶ原高原の東側に位置する「美しの国」別荘地。豊かな大自然を伝えます。
 今日は久しぶりに、雨の心配なく散歩ができました。テニスコートの上の道には蝶やトンボが夥しい数飛び回っていて、ぶつかって来るほどでした。でも、今はいつの間にか霧に包まれています。明日の午後からまた雨になる予報です。
ごんとうちゃんさん、またまた新しい草花を見つけて下さいました。


「 初秋の新たな植物 」

 ノコンギクが咲き、ススキが風に揺れ、アキアカネの色が濃くなってくると秋の気配です。紅葉の季節まで植物は最後の花を咲かせようとしています。その中、新たに見つけた植物を紹介したいと思います。

 まず、ミヤマウズラ(ラン科)です、水神池下の岩の上のくぼみにひょこっと咲いていました。2枚目の葉の写真の様にウズラに似た網目模様が名前の由来です。花の拡大を見てください。豚のような、犬のような姿、可愛いです。今まで出会った花の中で一番です。
ミヤマウズラ

ミヤマウズラ葉

ミヤマウズラ花アップ

 次はメドハギ(マメ科)です。子檀嶺神社前の道端に生えていて、長年これはなんだろうと思っていたものですが、今年初めてグラウンド下の道端に花が咲き判明しました。じつはどこにでもある雑草らしいです。花はハギそのもので、薄紫できれいです。
メドハギ

メドハギ花

 次はヤナギタンポポ(キク科)です。4、5年前に咲いているのを見たことがあリましたが、長年確認できていませんでした。今年、テニスコート周辺で咲いているのを確認しました。
ヤナギタンポポ

ヤナギタンポポ花

 最後にウラジロモミ(マツ科)の実を紹介します。9街区で大きなウラジロモミを伐採していました。横を通った時になんだこれは、と思って撮った写真です。濃い紫色の太い葉巻の形です。ウラジロモミの種子はマツボックリと異なり、一枚ずつ剥がれるようで、また実は数十メートル上にあるため、実全体を通常は見ることができず、この機会は幸運でした。
ウラジロモミの実
 ウラジロモミですが、日本固有種で標高1000mから1700mぐらいに生えるそうです。それ以上の標高ではシラビソに置きかわり、以下ではモミということになります。
御柱として有名ですが、美しの国でもそれにふさわしいくらいの木に成長するのでしょうか。

by ごんとうちゃん


 ミヤマウズラは少し前に教えて頂きましたが陽が出なかったせいかなかなか開花せず、今日やっと見ることができました。小さいけれど清楚で美しい花です。アップにするとそのイメージからは遠ざかりますが・・・

by pu-

[2021/09/07 18:16] | 未分類
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