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美ヶ原高原の東側に位置する「美しの国」別荘地。豊かな大自然を伝えます。
このところ涼しいので散歩も快適です。ただ、傘を持たないため降られ始めて急いで帰ることもしばしばです。
ごんとうちゃんさんのレポート、ご紹介します。


「 チダケサシ属 」

 暑くなったり、涼しくなったり、と目まぐるしく天候が変わっていますが草花は例年どおり咲いてくれています。
 チダケサシ(ユキノシタ科)の仲間も咲き始めましたが、今までなんとなく分類していて、もう一つはっきりしていませんでした。そこで今回、自分なりに納得しようと分類に挑戦しました。

 この地で生えるのは、アカショウマ、ハナチダケサシ、チダケサシの3種だと思いますので、順番に特徴を述べます。
 写真もこの順番です。

( 葉 )

 同じような葉のつき方ですが、アカショウマだけ表面の光沢がありません。チダケサシの葉はやや小さく先の尖りが少ないです。また、アカショウマ の葉の付け根が名前どおり赤くなっています。

アカショウマ葉

ハナチダケサシ葉

チダケサシ葉

( 蕾 )

 アカショウマは蕾から枝分かれしています。ハナチダケサシ、チダケサシは蕾の初期は一塊りになっています。

アカショウマ蕾

ハナチダケサシ蕾

チダケサシ蕾

( 花 )

 アカショウマの花序は分岐が少なく穂先まで比較的均等の細さで伸びています。ハナチダケサシは分岐が多く、一つの穂が三角錐になっています。チダケサシは色がピンク色なのですぐ判別できますが、花序は分岐が多く、穂が短いです。
そして一番の見分け方が匂いです。アカショウマの花だけ白檀に似た強い香りがします。

アカショウマ花

ハナチダケサシ花

チダケサシ花

 花が咲く時期も微妙に違いますが、チダケサシが一番遅くこれからです。テニスコートから東屋への階段付近が毎年たくさん咲きます。
 以上、インターネットで集めた情報をもとに、あくまでも私見ですので、それは違う、といったご意見、いただければ幸いです。

by ごんとうちゃん


ありがとうございました。アカショウマとハナチダケサシにはいつも悩まされています。
ただ正直な所、変化が多くてこれほどきれいには同定できないように思います。
アカショウマの香りには気づきませんでしたが、これが決め手になるのならすっきりしますね。

by pu-

[2022/07/08 22:26] | 未分類
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