
15街区のせせらぎコース、年々オシダに侵略されてきています。この辺りのオシダは大きいもので葉の1本が1m近くあり、下にあるせせらぎが隠れてしまいました。鹿が多い年は、オシダも多少食べられるのですが。
向こう側は一面サワギクの群落です。
例年より少ないものの、鹿による食害も目立ってきました。

ヨツバヒヨドリの茎は分枝せず、左上のように頭頂に密な花をつけます。でもこの辺のヨツバヒヨドリは軒並み食べられてしまい、その後食べられた所の下から4本ずつ分岐してそれぞれに花をつけました。この適応力と逞しさ、すごいです。
最近、気づいたことがあります。

山地に特有のオオバギボウシ、以前は結構あったと思うのですが今はほとんど見ません。
代わりにコバギボウシばかり見ます。

ここのコバギボウシはオオバギボウシのように白っぽいものも多く、花で見分けるのは難しいと思います。草丈もあまりあてになりません。
一方葉の大きさと形はだいぶ違うので、葉で見分けています。
オオバギボウシの葉はだいたい30cm以上、ハート型です。
コバギボウシの葉は大きくても20㎝ほどでクサビ形、急に細くなって葉柄につながります。

オオバギボウシは日向、コバギボウシは湿った所、という育つ環境の違いにも、何かしらが影響しているのでしょう。
庭のヤマアジサイにミツバチが沢山来ています。それぞれが、後ろ足に大きな花粉団子を付けていました。

by pu-
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