
雪の上に落ちているのはダケカンバの薄い皮かノリウツギの花と決まっているので、これはとても新鮮でした。
この頃寒くなったり暖かくなったりで、雪面の様子も毎日変わります。

寒い朝、前日の雪がうろこのように変身しました。
雪の結晶に発生した、表面霜です。

小さなあられのような雪が降った翌日

表面は平らです。白いコンクリートに、透明な石の粒が入っているように見えます。どうやってできたのか分かりません。
これは昨日。雪の上に、長さ1ミリくらいの黒いものが無数にありました。以下、閲覧にはご注意下さい。

広範囲に見られましたが、我が家の岩陰が一番密集していました。
何かの花粉かと思いましたが、じっと見ていると突然現れたりなくなったりします。
小さすぎて、結局画像を拡大するまで何なのか分かりませんでした。

ぞっ・・・・
初めて見ました。
調べると、トビムシと分かりました。イギリスではsnow fleas(雪ノミ)と呼ばれるだけあり、腹部に跳躍器をもっていて体の10倍以上もジャンプするそうです。ジャンプというより、突然降ってきたり消えたりしているように見えましたが。
日本には400種もいるそうですが、これがなんという種類かは分かりません。
マイナス70℃にもなる南極大陸に住んでいる昆虫は、トビムシだけらしいです。
またアイヌ語名は「雪を融かすもの」の意味で、春の訪れを知らせる虫とも言われているそうです。
まだ2月、例年なら美しの国の春は遠いように思われます。ただ今シーズンのように雪が少ないと落ち葉の見える所もありますから、食べ物には困らないのかも知れません。
今後も観察してみます。
by pu-
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