カエデやモミジが次々に開花していますが、種類が多いので一旦覚えてもいつの間にか忘れてしまいます。今回、ごんとうちゃんさんがまとめて下さいました。
「 カエデ・モミジの花 」
2021年の秋のブログにカエデ ・モミジの紅葉した葉のまとめを掲載していただきました。今年、渓流コースでの花探しイベントで、チドリノキを見つけました。その関連で、今年美しの国で確認できたムクロジ科(カエデ )の花についてまとめようと思いました。花については過去のブログにおいて度々報告されていて、多くは重複していること、既に散ったり結実していること、また報告量が多いこと、をご了承ください。
最初はイロハモミジです。雌雄同株ですが、写真の花は雌花のようです。
撮影日は5月16日です。

次はハウチワカエデ(上の写真)とコハウチワカエデ(下の写真)です。どちらも雌雄同株ですが、ハウチワカエデの花の色は赤く、イロハモミジに似ています。コハウチワカエデの花は黄緑色です。
撮影日はそれぞれ5月9日、5月16日です。


次はオオイタヤメイゲツです。今回別荘地のカエデを観察たところ、コハウチワカエデだと思っていたもののほとんどが、オオイタヤメイゲツだと分かりました。名前の割に葉が小さいので、誤解していました。花はハウチワカエデと同じく赤いですが、葉の上側に上向きに出ます。雌雄同株です。
撮影日は5月10日です。

次はイタヤカエデです。雌雄同株です。花の様子がルイヨウボタンに似ています。
撮影日は5月10日です。

次は似通ったウリ肌を持つウリハダカエデ(上の写真)とホソエカエデ(下の写真)です。両者とも雌雄異株です。ウリハダカエデは邪魔者扱いされるぐらい至る所に生えています。ホソエカエデは数カ所に大木があり、せせらぎコースの上部には若木がたくさん生えています。写真はどちらも雌花です。
撮影日はウリハダカエデが5月10日、ホソエカエデは開花が遅く、5月31日です。


次はコミネカエデです。雌雄異株若しくは同株ですが、写真の花がどちらなのかは不明です。カエデの花の中でも極めて小さく撮影に苦労しました。たくさん生えています。
撮影日は5月20日です。
下の写真は17街区で生えていた同じ葉の形のナンゴクミネカエデです。コミネカエデの仲間ですが、花は少し大きく、可憐です。この株は植樹されたもののようです。
撮影日は5月9日です。


次はアサノハカエデです。雌雄異株です。上の写真が雄花、下が雌花です。雌花の方は実になりつつあり、真ん中に雌しべが見えます。
撮影日は5月9日です。


次はチドリノキです。渓流コースで見つけました。別荘地域では見つけていません。雌雄異株です。上の写真が雄花、下が雌花です。雌花は既に実になっていました。
他のカエデよりも鋭角の実の真ん中に雌しべが残っています。この実の形が千鳥が飛んでいる様に似ているのが名前の由来で
す。因みに、葉は他のカエデの葉とは違って楕円形です。
撮影日は5月9日です。


次はヒトツバカエデです。この株は神社の前に生えている大きな木で、望遠でやっと花が観察できます。雌雄同株です。
開花は遅く、撮影日は6月4日です。

最後はオガラバナ(ホザキカエデ)です。10街区のお宅の玄関と18街区に生えています。この2箇所しか確認できていません。雌雄同株で葉は大きいです。穂咲の名前のように多くの花がついた穂になっています。
開花が遅く、撮影日は6月4日です。

以上です。今回、秋の紅葉だけではあやふやだった種類が、花の形状で明らかになりました。逆に、果実の形状で分かる場合もありますので、樹木は通年で観察する事が肝要なことを学びました。
また、カエデ類には、まだ見つけていないメグスリノキ、ミツデカエデ、ハナノキ等がありますが、観察を続けて見つけたいと思います。
by ごんとうちゃん
チドリノキは、21街区の一番上のお宅から数十メートル上がった頂上公園下の消火栓近くにあり、6年前のブログで花の写真をアップしてあります。この時は6月15日でしたから、まだ花が見られるかも知れません。
カエデもモミジも紅葉がもてはやされますが、今、葉の重なりを見上げると足を止めてしまうほどの美しさです。
by pu-
「 カエデ・モミジの花 」
2021年の秋のブログにカエデ ・モミジの紅葉した葉のまとめを掲載していただきました。今年、渓流コースでの花探しイベントで、チドリノキを見つけました。その関連で、今年美しの国で確認できたムクロジ科(カエデ )の花についてまとめようと思いました。花については過去のブログにおいて度々報告されていて、多くは重複していること、既に散ったり結実していること、また報告量が多いこと、をご了承ください。
最初はイロハモミジです。雌雄同株ですが、写真の花は雌花のようです。
撮影日は5月16日です。

次はハウチワカエデ(上の写真)とコハウチワカエデ(下の写真)です。どちらも雌雄同株ですが、ハウチワカエデの花の色は赤く、イロハモミジに似ています。コハウチワカエデの花は黄緑色です。
撮影日はそれぞれ5月9日、5月16日です。


次はオオイタヤメイゲツです。今回別荘地のカエデを観察たところ、コハウチワカエデだと思っていたもののほとんどが、オオイタヤメイゲツだと分かりました。名前の割に葉が小さいので、誤解していました。花はハウチワカエデと同じく赤いですが、葉の上側に上向きに出ます。雌雄同株です。
撮影日は5月10日です。

次はイタヤカエデです。雌雄同株です。花の様子がルイヨウボタンに似ています。
撮影日は5月10日です。

次は似通ったウリ肌を持つウリハダカエデ(上の写真)とホソエカエデ(下の写真)です。両者とも雌雄異株です。ウリハダカエデは邪魔者扱いされるぐらい至る所に生えています。ホソエカエデは数カ所に大木があり、せせらぎコースの上部には若木がたくさん生えています。写真はどちらも雌花です。
撮影日はウリハダカエデが5月10日、ホソエカエデは開花が遅く、5月31日です。


次はコミネカエデです。雌雄異株若しくは同株ですが、写真の花がどちらなのかは不明です。カエデの花の中でも極めて小さく撮影に苦労しました。たくさん生えています。
撮影日は5月20日です。
下の写真は17街区で生えていた同じ葉の形のナンゴクミネカエデです。コミネカエデの仲間ですが、花は少し大きく、可憐です。この株は植樹されたもののようです。
撮影日は5月9日です。


次はアサノハカエデです。雌雄異株です。上の写真が雄花、下が雌花です。雌花の方は実になりつつあり、真ん中に雌しべが見えます。
撮影日は5月9日です。


次はチドリノキです。渓流コースで見つけました。別荘地域では見つけていません。雌雄異株です。上の写真が雄花、下が雌花です。雌花は既に実になっていました。
他のカエデよりも鋭角の実の真ん中に雌しべが残っています。この実の形が千鳥が飛んでいる様に似ているのが名前の由来で
す。因みに、葉は他のカエデの葉とは違って楕円形です。
撮影日は5月9日です。


次はヒトツバカエデです。この株は神社の前に生えている大きな木で、望遠でやっと花が観察できます。雌雄同株です。
開花は遅く、撮影日は6月4日です。

最後はオガラバナ(ホザキカエデ)です。10街区のお宅の玄関と18街区に生えています。この2箇所しか確認できていません。雌雄同株で葉は大きいです。穂咲の名前のように多くの花がついた穂になっています。
開花が遅く、撮影日は6月4日です。

以上です。今回、秋の紅葉だけではあやふやだった種類が、花の形状で明らかになりました。逆に、果実の形状で分かる場合もありますので、樹木は通年で観察する事が肝要なことを学びました。
また、カエデ類には、まだ見つけていないメグスリノキ、ミツデカエデ、ハナノキ等がありますが、観察を続けて見つけたいと思います。
by ごんとうちゃん
チドリノキは、21街区の一番上のお宅から数十メートル上がった頂上公園下の消火栓近くにあり、6年前のブログで花の写真をアップしてあります。この時は6月15日でしたから、まだ花が見られるかも知れません。
カエデもモミジも紅葉がもてはやされますが、今、葉の重なりを見上げると足を止めてしまうほどの美しさです。
by pu-
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