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美ヶ原高原の東側に位置する「美しの国」別荘地。豊かな大自然を伝えます。
このところの寒さで紅葉が進みつつあります。でも今のごんとうちゃんさんの視線は、足元のコケに釘付けのようです。


「 コケ植物 その2 」

 本日、10月9日です。寒くなってきました。薪ストーブはまだですが、ガス及び電気ストーブはフル稼働です。
 スキー場の前売りシーズン券の販売が始まり、ちょっとソワソワし始めていますが、その前に植物観察の紹介をします。
 前回、我が家のコケ植物を紹介しましたが、今回は美しの国で観られるコケです。比較的分かりやすい蘚類10種です。

 まず、コスギゴケ(スギゴケ科)です。胞子体がたくさん出ています。地面に生えます。
コスギゴケ

 セイタカスギゴケ(スギゴケ科)です。大型のスギゴケです。高さ20cmはあります。2枚目にコスギゴケ(左)セイタカスギゴケ( 右)を並べました。
セイタカスギゴケ

コスギゴケとセイタカスギゴケ

 ヒノキゴケ(ヒノキゴケ科)です。スギゴケよりも細い葉がたくさん出ています。22街区の石垣に生えています。
ヒノキゴケ

 カサゴケ( ハリガネゴケ科)ですが、カサゴケモドキかもしれません。比較的大きなコケです。直径3cmはあります。コケの女王と呼ばれているようです。水神池の斜面で撮影しました。細かい枝のものはシノブゴケです。
カサゴケ

 フロウソウ( コウヤノマンネングサ科)です。大型のコケです。直径6cmはあります。岩の上に生えています。これだけコケの名がつきませんが、シダと思えるほど大きいからかもしれません。
フロウソウ

 タチハイゴケ( ハイゴケ科)です。前回、ハイゴケ 、ハイヒバゴケを紹介しましたがその仲間です。岩の上に生えますが、枝がまばらで少し立ち上がったように生えます。
タチハイゴケ

 イワイトゴケ(シノブゴケ科)です。水神池上のせせらぎコースの岩で垂れ下がって生えています。仲間のシノブゴケとは全然似ていません。
イワイトゴケ

 ギンゴケ(ハリガネゴケ科)です。ハリガネゴケの仲間です。外周道路の側溝に生えています。文字通り、葉の先が銀色です。
根本はモスグリーンの渋い色合いです。南極にも生える非常に丈夫なコケだそうです。
ギンゴケ

 ホソウリゴケ(ハリガネゴケ科)です。ハリガネゴケの仲間です。アスファルトの隙間でビロード のように生えているコケです。拡大していますので、一本一本わかりますが、肉眼ではわかりにくいです。
ホソウリゴケ

 最後はハマキゴケ(センボンゴケ科)です。外周道路の石垣に密生しています。比較的に細かいコケです。色が黄色がかっています。
ハマキゴケ

 以上ですが、首をひねりながらの同定です。本当にコケ植物も難しいです。ネットで調べても、情報が少なく、似たものでも科が違うこともあります。専門家は顕微鏡や遺伝子解析を駆使して同定するのでしょうが、素人はこの辺りが限界です。これなら分かるというものに出会いましたら、また紹介したいと思います。

by ごんとうちゃん


こんなに多くの種類があるのですね。ヒノキゴケやハマキゴケは見たことがないので、探してみます。ありがとうございました。
by pu-

[2023/10/09 21:26] | 未分類
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