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美ヶ原高原の東側に位置する「美しの国」別荘地。豊かな大自然を伝えます。
先週月曜の初雪以来、もう3~4回降雪がありました。我が家の辺りはなかなか融けないので、このままだと初雪が根雪になるかも知れません。
ごんとうちゃんさんからのレポートをご紹介します。


「 キハダとヤドリギ 」

 本日11月21日です。2日前にまた少し雪が降りました。紹介できる植物も限られてきましたが、今回はキハダとヤドリギを紹介したいと思います。
 その前に、雪化粧した浅間山が綺麗だったので、今回は火口付近の写真を掲載します。望遠で撮ると縦じわ模様の詳細がよくわかります。
浅間山火口

 さて、今年は木の実の当たり年で、いろいろ紹介してきましたが、散歩途中で少し大きい黒い実が道路に落ちているのを見つけました。見上げると、他の木の実と付き方が違います。キハダ(黄檗、ミカン科)の実です。
キハダの実

 ミズキの実と比較しました。右側の赤い柄がミズキの実ですが、キハダの方が大きくシワがよっています。因みに、キハダの実はミカン科らしい柑橘系、同じミカン科のサンショウの胡椒っぽさ、の両方が合わさった香りがします。味は、一瞬甘く感じますがその後、口を濯ぐまで舌が痺れたままです。サンショウの実の痺れよりも強力です。ツグミ等の野鳥の好物ですが、人はスパイス代わりに使うぐらいだと思います。
キハダとミズキの実

 夏に撮ったキハダの写真です。葉は羽状複葉、幹はゴツゴツしています。熟す前の実が付いています。大きな樹木です。この木は10街区のもので、11街区にも一本あります。これらは実がなりますので雌株です。水神池の横にキハダの案内板がある個体は雄株のようです。キハダは雌雄異株ですが、来年、花を確認したいと思います。
キハダの葉

キハダの幹

 キハダの樹皮はオオバクという生薬の原料です。また、黄色の染料として使われます。糸の染色のために購入したキハダがありましたので掲載します。樹皮の外皮はコルク質ですが、内皮が黄色いです。齧ると苦いです。
キハダの樹皮

 次はヤドリギ(ヤドリギ科、もしくはビャクダン科)です。この季節、落葉樹の葉が全部散ると常緑のヤドリギが現れます。また他の木の実はそろそろ終わりですが、ヤドリギの実はこれからで、一部の鳥の大切な食料となります。
 ヤドリギの実には薄黄色のものと橙色のものがあります。橙色のものはアカミヤドリギとよばれています。
アカミヤドリギ

 実の付き方と透き通るような様子を観察するために拡大しました。この株は薄黄色の実の色です。茎から直接実がなっているように見えます。
ヤドリギの実

 以上ですが、ヤドリギは樹木の上部に寄生しています。増えるためには種子を鳥に運んでもらうのですが、普通なら地面に落ちてしまいます。そこで透き通った実の中身は粘性を持っていて、食べた後、種子と共に樹木にくっつくそうです。上手くできています。ただ、高所に生えているので、味見ができないのが残念です。

by ごんとうちゃん


ヤドリギの実、きれいですね。以前22街区の崖下に生えていた木、触れるほどの所にヤドリギがありましたけれど伐採されてしまい残念でした。実も見たかったです。それにしても植物の繁殖には様々なからくりがあって、興味が尽きませんね。
ごんとうちゃんさん、何でも味見されるのでちょっと心配になります。
by pu-

[2023/11/21 21:46] | 未分類
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